猿4:ヤキトリマーク下げ忘れ

(キライなの?)

2010年 5月 3日 月曜日

緑一荘206 にて


記 録 表   (x...ブットビ x...ヤキトリ)

半荘 岩茶 あひる 睡眠王 タイガー (ア) パパ 社長
1 -12 33 -21 0
2 -7 33 -32 6
3 36 -13 -29 6
4 12 49 -38 x -23
5 41 -12 -36 7
6 x -36 12 -18 42
7 -18 2 51 x -35
8 36 5 -14 -27
9 39 4 -29 -14
10 47 -24 -6 -17
11 8 46 -15 -39
12 37 -12 -25 0
13 -9 11 39 xx -41
14 44 -24 -18 -2
15 2 36 x -24 x -14
16 41 9 x -34 -16
17 -22 1 -13 34
18 1 x -14 39 -26
賞罰 x x xx x xx xx
合計 90 261 -51 -148 14 -94 -72
ドラ大賞:タイガー
「リーチ・平和・一盃口・表ドラ2・裏ドラ2」跳満
一発大賞:睡眠王
「リーチ・一発・ツモ・平和・タンヤオ・一盃口」
一発大賞:(ア)
「リーチ・一発・ツモ・平和・裏ドラ1」
一発大賞:(ア)
「リーチ・一発・ツモ・平和・一盃口・裏ドラ2」
一発大賞:岩茶
「リーチ・一発・ツモ・平和」

ゴールデンウィーク後半にメンツがそろいそうだってことで開催決定。もともと予定参加者は4名きっかりだったんだけど、前日に(ア)氏と睡眠王氏に声をかけたら来るとのことで、パパ氏からも乱入予告があり、なんだかんだで7名も集まってしまった。

抜け番は多くなるけどやっぱり大人数だとにぎやかで楽しい。

今回はあひるが絶好調だった。こんなに大きなトップをとったのは何年ぶりだろう…

醍醐味

半荘2回目東3局のこと。

ここ来たらどうすっかなぁ…ねぇ、あひるさん。こういうの難しいんだよオレ

抜け番のあひる岩茶氏の手を見にいってみると、三色同順を見すえて迷ってるって感じで、その迷いには納得だった。確かに難しい。

あぁ…ね。なるほど
毎回ねぇ、ここらへんで迷っちゃうんだよね。迷って失敗しちゃう

数巡後、三色同順にならない方にくっついてしまった。でもまだテンパイではない。

あぁ…こう来ちゃったねぇ…とりあえず…んあぁ待って…親なんだよな
じゃああっちだよ
いまさらなんだよねぇ…待てよ、こっちを切るって手もあるんだよね
私だったら、どうしてもそこをナニしたいならあっち

牌姿は忘れてしまったけど、端っこに一が2枚あって、それにくっつく二三が1枚あった。その1枚がからんだ三色同順が見えるっぽい平和系の手。ぜんぜん違うかもしんないけど、こんな感じだったと思ってくれ。

一一二(2)(3)(5)(6)(7)234778

いやここまでできあがってなかったかもしれない。リャンシャンテンくらいだったかも。つーか牌姿がどーだったかってのはこのネタにあんまり関係がないんだわ。とにかく、三色同順を見るのなら一切り…ってあひるは思った。

これ?」(二を指さす)
いや、もういっこ向こう
これ?」(一を指さす)
うん
いや、オレこれだろう」(二を持ち上げる)
あ、そう

岩茶氏は自分で二を選び、そして切った。

ロン

これがなんとダマテンの社長にアタリ。

―爆笑―
あははははは、あえて選んでふったよ(笑)」
あれぇ?あひるさんに見られて…ダメだった
なにぃ?私は向こうって言ったんだよ!

自分で二を選んで切ったんでしょーよ。なんでひとのせいにしようとするかなぁ…

あの一萬いらないよ。三色待たなくて平和でいいよって言うなら…
うん、平和でいいよ
だったらいまのフリコミはしょーがないよ
なんか迷ってるからふってくれそうな気がしたんだ(笑)」
あははははははははは

睡眠王氏はずっと笑いっぱなし。ツボに入ったらしい。

いまのはウケた…わざわざ選んだ牌でふるもん(笑)」
岩茶さんらしいでしょ?
岩茶さんらしい(笑)」
醍醐味だよね。岩茶さんとの麻雀の
あははははははははは
睡眠王ぶっころす!

予想外のフリコミで岩茶氏が「あれ?」とか「えー!」とか言うのが、社長は大好きなんだそーだ。醍醐味だと感じているらしい。うん、その気持ちはわからないでもない。

しかし岩茶氏…「迷って失敗しちゃう」って、言ってたとおりになっちゃいましたね。

乱入予告の電話

半荘1回目をやっているとき、パパ氏から電話があった。明日の朝に行くよ、っていう乱入予告だった。

お待ちしてますー
よろしくね

この電話はあひるの携帯電話にかかってきたんだけれども、岩茶氏はこれにちょっと違和感を感じたらしい。

考えてみたらパパさんて、なんであひるさんに電話してくるんだろ。明日行きますからって、オレんちじゃん。ってちょっと思って
―笑―
岩茶さんの番号を知らないの?
そんなことないよ
あひるさんの方が電話しやすいんじゃない?
じゃ明日そちらにおじゃましますとかって言ってんでしょ?ちょっと考えたらおかしいよ
おっさんにかけるより、いいんすよ(笑)」
誰がおっさんやねん
おまえじゃ!

言われてみれば…麻雀やっててパパ氏が連絡してくるときって、かならずあひるの携帯電話にかけてくる。でもここは岩茶氏の家なわけで、それに対して「お待ちしてます」とか言っちゃうあひるもちょっとおかしいかもしれない。

でも待てよ。ちょっと前、ここで麻雀やってたときにパパ氏に連絡をとることになって、てっきり岩茶氏が電話するもんだと思ってたっけ、「オレ番号知らねぇもん」って言われたことがあったな。

岩茶さん、パパさんの番号知らないって言ってたじゃん
あっ…そうかぁ。聞いた気がしたけど聞いてないかぁ…聞いてないかもしんない
知らないってことは、相手も知らない可能性が高いんじゃない?
そうだね…そうか…なにげにずっと知ってたつもりでいたわ…

パパ氏は睡眠王氏やタイガー氏の番号も知らないと思う。他のひとたちは参加してないことも多いし、だったらあひるにかけてくるしかないでないのよ。そしてそれに対して「お待ちしてます」以外になんと応えろというんだ。一応はパパ氏の言葉をリピートして、みんなに確認をとってるつもりなんだけど。だいたい岩茶氏、そのとき無反応だろ。

そして翌日。予告どおりにパパ氏が乱入。

パパさんて、オレの電話番号とか知らないすか?
知らない
そうなんだやっぱり。オレもパパさんの知らない

ほーらやっぱり。ってことで、なんでそんなことを聞いたのかってのをパパ氏にも説明。

あぁ、あひるの携帯しか知らねーもん(笑)」
そっちに伺いますんでよろしくね、って。はいはい、じゃあお待ちしてます、ってあひるさんが言うのもどうもヘンだなって思って。うちに来るのになって。考えてみりゃ知らねーんだな

ってそんな会話があったのに、このふたりってば電話番号を教え合わないんですよ。なんでだー!理由がわかってスッキリしちゃって終わりなのか?

逆襲の(ア)

半荘3回目。おたがいに1回ずつ抜け番をやった(ア)氏とタイガー氏が、ここで今回最初の直接対決。

さぁータイガーくんが(ア)さんを殴るぞぉ〜(笑)」
もうもうもうオレ、リーチしないから
―笑―
タイガーくんが鳴いてるときだけリーチする
なるほど!

睡眠王氏は前回参加していなかったので、システム発動させない方法が発見されたことを知らなかったようだ。

東2局。タイガー氏がリーチをかけ、これに(ア)氏が一発でフリコミ。満貫8000点でタイガー氏が先制パンチを食らわした。

まず第一ツモでタイガーくんのアタリ牌をツモらされるっていうのはさ、おかしくない?もしかしてーって切ったらホントに当たるんだよ
そこは学習しよう。学習した方がいい(笑)」
だっていまこれ持ってたってさ、どうにもならなかったんだけど
でもこれからもうわかりやすいじゃん。第一ツモ牌は、あぁこれかぁアタリ牌は、って
いやいやいや。ほとんどなんにもできなくなるって言ってるようなもんじゃん

追っかけられてツモられるっていうシステムの対策は見つけたが、リーチの一発目にアタリ牌をつかまされるっていうシステムもあったんだね。

そして東3局。またまたタイガー氏がリーチ。下家の(ア)氏が牌をツモって、それをじっと見つめる。抜け番の岩茶氏も(ア)氏のうしろで見守っていた。

…これがアタリ牌?
そそそ。それアタリ牌だから
ホント?まーじーでー?

(ア)氏はそれを手に入れ、別の牌を切った。もちろん岩茶氏はタイガー氏の手を見ていない。

次巡。タイガー氏の一発ツモはなく、(ア)氏のツモ番。牌を持ってきたところで岩茶氏は(ア)氏のうしろから離れ、マッサージチェアで横になった。

オレしーらないっと
サジ投げられましたよ(笑)」
サジ投げられたねぇ…
だってなにツモったか見てないもん。オレが見てるおかげみたいな空気になっちゃうのがイヤだなって
あっはっはっは、そんなことは言わないんだけどさぁ…

そして(ア)氏は長考に入った。

ごめんね、ちょっとちょっとちょっとね、悩ましい…
悩ましいよね。システム発動してるっぽいもんね
うん
はははは、いやいやいや…
もうね、なに切っても当たる気がしてしょうがない

もう一発はないけど、向かっていったらボコボコにされるって、いままで何度もそういう目に遭ってきたんだもの。そりゃ悩ましいよねぇ…

しかし(ア)氏は向かっていったんだ。

なにを切っても当たるっていうなら…リーチ!

(ア)氏の渾身のリーチ。今度はタイガー氏が一発でアタリ牌をつかまされた

ロン!
おおおおお!
ピンポイントだ
逆システム!
ホントだ。うれしいぃ〜!

前回はタイガー氏のシステムを発動させずに打ち勝った(ア)氏だったが、今回はリーチ勝負で打ち勝った。追っかけて一発でつかませるって、これはまさに逆システム!いやシステム逆利用!つーかシステムってなんなんだよ!まーとにかく親マン12000点で、さっき振り込んだ分に利息をつけて取り戻した。

そしてタイガー氏はこれをきっかけに(かどうかはわかんないけど)、絶不調に陥ってしまうのだった…

なんのための両替?

小ネタ。半荘3回目のとある局で、タイガー氏がちょっと悩んでた。手の端っこの牌を右手でクルクル…

クルクル回してます
ん?リーチかかるんじゃないの?
あ、どなたか千点棒を…

リーチ棒がなかったらしく、五千点棒を出すタイガー氏。あぁやっぱりリーチなのか…って空気がただよう中、タイガー氏は両替してもらった千点棒5本を「あざーす」と言って受け取り、とりあえず点箱に入れた。

それでかけなかったらおもしろいよね(笑)」
―爆笑―
全部きれいにしまって…さて、とか言って
普通に続行(笑)」
あはははははは、どんな両替なんだよ

でもタイガー氏はそこからまだ長考して、ホントにリーチをかけないかもしれない雰囲気を見せた。手役とアガりやすさのどっちを選ぶかで迷っていたらしく、結局はリーチをかけたんだけれども、いやぁ〜これちょっとツボだったね。

どらたん

半荘4回目。東1局で岩茶氏がバリバリ連荘して、流れ4本で東2局。親は社長

わりと序盤でタイガー氏がちょっと悩み、ドラ北を切ってきた。早いドラ切りに「もうテンパイか?」って感じにもなったがリーチはかからず。その後、北家の岩茶氏も北をさっくりとツモ切り。そして中盤でタイガー氏が暗カン。しかしリーチはかからない。

実はあひる北を1枚持っていた。タイガー氏と岩茶氏のアンパイだし、タイガー氏なんていつリーチかかってもおかしくないって感じだったから持ってたんだ。でも途中からはもう1枚の北がどこにあるのかが気になっていた。岩茶氏かタイガー氏がつかめば切りそうだし、なかなか出てこないってことは…社長が持ってんでないだろか。オタ風ドラの地獄待ち社長だったらあり得るよなぁ…つーかむしろ喜んでそれを狙うよなぁ…そういうひとだもの。なーんて思って逆に切れなくなっていた。

終盤、残り3巡くらいのところであひるはテンパった。七対子ドラ北待ち社長が持ってたら出てこないだろうけど、こっちももう切れない。でももしかしたらまだ山にいるかもしれない。岩茶氏がつかめば「3枚目〜」とか言って出しそうな気がする。タイガー氏はわかんないけどテンパってるなら切るかもしれない。

そして海底。カンがあったので親の社長に海底がまわってきた。社長は牌をツモり、じっくりと場を見ている。ん?もしかして切る牌に困ってる…?と思った瞬間、社長が手の内から切ってきた牌は…ドラ北だった。

ロン
あれっ?
く、く、くくく…
どらたーん
おーに。鬼だなぁ

まさかそこから出るとは。アガっといて言うのもなんだけど、ちょっとビックリ。

いや…なんかねぇ、なんかイヤ〜な予感がしたんだよね
なんで切っちゃったかな
はってたんすか
………教えねぇ
はははは
いやいまのは切らなくていい北だよ。ぜんぜん余裕だったよ。あぁ〜いまのは痛てぇ。やっちゃいけないよ

やっちゃいけない」と何度も嘆く社長

やっちゃいけないよいまのは。よりによってやっちゃいけないことやったよ
わかったわかった(笑)」
いや、岩茶さんとかタイガーくんだったらまだいいけどさ
なにが?どういうこと?
やっぱりそこは警戒しないといけないんだよ。ああいうエグいことするひと、他にいないからさ

いやいやいや。一番やりそうなのはアナタですってば!社長を警戒してこうなったんだから。

ここタイガー氏)もするよ。岩茶さんはあんまりしないけど
エグいのキライだから
はははは…
無警戒で出しそうな岩茶さんがもう1枚つかまないかな、とは思ってた
オレは警戒するさ
うそつけ!

出すかもって期待していたのは岩茶氏だったんだけど、社長が海底でなんとなく困ってる風だったからもしかして…って思ったんだよね。でもまさかホントに出てしまうとは思わなかった。

いや困っちゃいねぇんだよ別に
じゃ、うっかりだ
うっかりでもないんだよ。読み間違えただけなんだよ。テンパってないと思っちゃったんだよ。単純にそれだけ
ま、そういうときもあるさ
いやあれは切っちゃいけない。他に切る牌があったんだよ

あとから聞いたら社長はノーテンだったそうだ。あひるもノーテンだと思って、ふたりに通るドラを切ったということらしい。いやぁ正直な話、すんごい気持ちよかったんだよねぇ〜。エグいことするひとからのエグいアガリだもの。これこそ醍醐味でしょ。

このあと社長は字牌ドラが2枚切れると、「またタンキで待たれるとイヤだから」と言って、抱えずにすぐ切ったりしていた。

このカン、許す?許さない?

半荘5回目東4局1本場。まずタイガー氏がポン。睡眠王氏がポン。もひとつポン。タイガー氏がまたポン。社長がポン。睡眠王氏がみっつめのポン。社長がチー。とんでもない鳴き合戦になっていた。

終盤、睡眠王氏がノータイムでツモ切り…したと思ったらすぐ拾い上げた

あ、カン」(加カン)
ありかよそれ
―笑―
めいっぱい切ったよ(笑)」
あ、ダメ?…ダメならいいです
オレは別にどっちでもいいんだけど(笑)」
ダメだろそれはさすがに。ここ(河)に切ったよ一回
ダメならいいです」(河に戻す)
手を離してなきゃいいけど。それはなしだろ(笑)」

睡眠王氏…たまぁ〜にやるんだよね、これ。思いっきり河に出したのに、堂々と拾ってカンしようとする。あまりの堂々っぷりに咎めることも忘れ、カンさせてしまったことが何度かあった。しかし今回は社長がビシッとダメ出し。

カンは認められず、続行。しかしその直後、社長が切った牌で睡眠王氏がロン。トイトイだけ。暗刻がいっこもないのにトイトイに向かうって…すげーな。

カンしてればどうだったんだろ…

カンドラをめくってみたが、のっていなかった。嶺上牌がなんだったのかはわからない。見なかったのかも。

睡眠王氏のポンのひとつが四だったんだけれども、社長四待ちのクイタンテンパイだったらしい。

その四萬の槍槓をねらってたんだけど
はははは
四萬持ってきてたらカンしてただろ?
あー…
四萬だったらオレ許してやったよ。カンを(笑)」
それヒドくないすか
―笑―

槍槓ねらいか…やっぱエグいよねぇこのひとってば。でももし睡眠王氏が四を引いてきてたら、まずいきなり河に切って、それを拾い上げて「カン」って言うんだから、たぶん槍槓がつく前に社長は「ロン」と言ってしまうんではないだろーか。

ヤキトリマーク下げ忘れ

半荘6回目南2局。岩茶氏がリーチをかけ、同巡で睡眠王氏が追っかけ。ふたりに共通のアンパイがなく、苦しくなった(ア)氏が一発で岩茶氏にフリコミ。

ふー、ちょっと生き返った

この半荘、岩茶氏はここまでノーホーラだった。残り7500点になっていたところで満貫アガって生き返り、ちょっと嬉しそう。

しかし次局が始まって…

あ!

岩茶氏がいきなり声をあげたので見ると、ヤキトリマークがあった。どうやら下げ忘れてしまったらしい。(猿雀会では、ヤキトリマークは次局の第一打以降は下げられないことになっている)

あ、下げ忘れた
せっかく一発だったのに…
あぁーぜんぜん気がつかなかった
オレも。オレはもう…ツモれなかったことがショックで
オレは振り込んだことがショック
私は…別になにもショックではなかったけれども(笑)まったく気がつかなかった

その後、岩茶氏のアガリがないまま半荘が終了。

あぁ〜とらんでいいヤキトリをとっちゃったなぁ…
ん?岩茶さんヤキトリ?
ホントはヤキトリじゃないんですけどね〜
あ、そっかそっか(笑)」
下げ忘れちゃったものはしょうがないね

これが今回岩茶氏の記録についたただひとつのヤキトリとなった。

下々がやっとけよ

半荘6回目、これからオーラスだっていうとき。卓に牌を流しこもうとしたところで睡眠王氏がいきなり席を立った。なんだろうと思ってそっちを見たら…

いいよ。牌つっこんじゃって

そう言って睡眠王氏は台所へ向かった。

えらそう…(笑)」
下々がやっとけよ、ぐらいの(笑)」
いや睡眠王ってのはおもしれぇなぁ

3人で苦笑しながら卓に牌を流しこんでいると、睡眠王氏が戻ってきた。お茶をとりにいってたらしい。

なに?いまのダメだった?
いや、別にいいけど(笑)」
ちょっと…普通に聞くとやっぱ違和感を感じるよ

ダメかって言われたら、そういうわけでもないんだけど…なんつーんだろ。卓に牌を流しこむのに、睡眠王氏がその許可をくだすのかって感じ…いや、そういうことでもないんだよな…

たぶん…オレが同じ状況だったら、ごめんねちょっとお茶くんでくるよ、くらいな言い方してると思うんだけど

それだ!

オレ批判

半荘8回目が終わったところで社長が帰り、ここで全員が寝た。そして翌朝、予告どおりにパパ氏が乱入して、半荘9回目から参加することになった。

その半荘9回目、東1局2本場。岩茶氏が1枚目發をポンして6巡目くらいにタイガー氏からロン。發のみ1000点は1600点のアガリ。

はや!
すっげ…えぐ…
いや、仮テンだもの
ションパイの發をいきなり鳴いたから…(笑)」
3枚目の發は鳴けないだけに。ションパイの發を鳴くのは、普通は普通だよ

9タンキ待ちだった。仮テン…って言ってるけど、大急ぎ發をポンして全力で發のみにまっしぐらって感じ。あれ?これって…

岩茶さんてオレのことさんざん言うくせに、やることは一緒なんだよ
―笑―

言えてる。イチナキでノミ手のタンキ待ちテンパイって、それ急いで鳴かなくてもよくない?この發ポンは…フルオートマチックっぽいよな。

なにか?なんだ睡眠王。オレ批判か?オレ批判なわけ?
いいえ

とか言いながら次局に入ってて、岩茶氏の第一打は…なんとドラ

あドラだった
―笑―
考えあぐねたあげく、ドラ切っちゃった
それ、オレ以下じゃね?

ん〜…似たり寄ったりじゃね?

ドラだったぁ〜だったらそうと言ってくれよぉ〜
まぁ…いつものことだよね
最初に確認したはずだったんだけどなぁ…これドラよ、って
だって毎巡確認しないとダメなんでしょ?(笑)」
だって一巡目だで?毎巡もなにも
確認してもすぐ忘れちゃうんだよ。記憶が永く続かないんだ
確認の意味ないじゃない
トリアタマ
なんだ睡眠王。オレ批判か?
―笑―

つーか、けなし合うことで愛を確かめ合ってるんだよねぇこのふたりは。ホント仲がいいんだから。

早く終われ

半荘10回目。前の半荘で3着だったパパ氏が抜け番。あまり長時間は参加できないひとだし、1回やってすぐ抜け番ってのもちょっと残念な感じだけど、ここはいさぎよく抜けてくれた。

しかし…いさぎよかったのは最初だけで、パパ氏はすぐにみんなを急かし始めた。急かすっつーか「早く終われ」的なことをずっと言っていて、その様子があまりにもえらそうでスゴかったので、半荘全体を追ってネタにしてみた。

東1局は(ア)氏が2本場まで連荘。

この際だから早く飛ばして終わってくれ
―笑―
鬼だ
飛ばすって、誰を?いま近いひと誰だろ。タイガーくん…かな?
僕っすね(笑)」

東2局はそのタイガー氏がひとつ連荘。

まだ東2局なの?早く飛んで!
―笑―
(ア)くん、役満アガればいいんだよ
いやいやいやいや(笑)」

順調に場は進み、南入してまた(ア)氏に親番がまわってきた。

(ア)くん、ガンバレー
オレっすか(笑)」
連荘して誰か飛ばして

このへんまではパパ氏の急かし方もまぁカワイイもんだった。

南1局2局はノミ手が連発。いきなり場が軽くなった。

もう1000点嵐でいいっすよ。流しまくってもらって。その方が早いから。サクサクいきましょ(笑)」
これが連荘だったらいいんだけどねぇ
連荘はダメっす。連荘は禁止だから
―笑―
連荘しろっつったじゃーん(笑)」
もう連荘禁止になった。サクサクいって。連荘したら罰符だからね(笑)」

なんと連荘禁止令が出ました。キビシー!ってもちろん誰も従ったりはしないんだけどね。

南3局。親は岩茶氏。

オレは…親。親だった。そういえば
連荘禁止らしいから関係ないんじゃない?
そうだよ。連荘禁止だから。親のひとはアガっちゃいけない
―笑―
すっごいなぁ…睡眠王くん以上にえらそうなひとが現れた(笑)」

睡眠王氏もかなりえらそうな言動があるけど…ここまでじゃないかも。ってかパパ氏本人が冗談で言ってるって意識がある分、言うことが遠慮ないというかえげつないというか…

南家の睡眠王氏がリーチ。そして親の岩茶氏が追っかけ。

そこでリーチしちゃうの?岩茶さん
そこのリーチはダメですね
あれ?親誰だっけ?
岩茶さん
ダメだよそれは。それは許されないよ
なんでみんなでオレのリーチにダメ出しを
オレのリーチじゃないよ。親のリーチ
親のリーチはダメなんだよ。禁止じゃなかったっけ?

連荘禁止令に続き、親リーチ禁止令が出ました。

そして海底。ツモるのは睡眠王氏。

よし、海底でツモれば許す。ツモれ!
………」(ツモ切り)
あぁ、ロン
ゴメン!
つかまされたねぇー
ツモれよー!ふっても流しても一緒なんだからさぁ〜
よし、1本場だ
ダメだよ。1本場禁止だって言っただろー

連荘禁止で1本場も禁止。流れ1本だったらきっと許されてたよね。

南3局1本場。岩茶氏が連荘したのでパパ氏は南家の睡眠王氏を応援し始めた。

早く親流して自分とこ持ってきておまえガンバレ。いまだけ応援してやっからな
―笑―
親になったら応援しないから(笑)」
すっげ…えらいひとだ

そして親の岩茶氏がなんと5巡目リーチ

睡眠王ガンバレー
無理
無理じゃねぇよ。ガンバレ。強気にいけ強気に。でもふっちゃダメだぞ
―笑―
なんという無茶な(笑)」
無茶ぶりですよ…じゃあ岩茶さんの待ち教えてよ

さすが、えらそうな睡眠王氏。えらそうなパパ氏を困らせるような発言で対抗。

そこまでするとさすがにオレも気が引けるから。ガンバレとしか言えないんだ
いいなぁ睡眠王。みんなに応援されて

しかし睡眠王氏の手はなかなか進まない。

気合いがたんねぇんだよ睡眠王
―笑―
しっかりツモってこい!
気合いの問題なのかな(笑)」
おまえオレとやってるとき、あんなにぽんぽんさくさくアガってるじゃねぇかよ
あぁーそれはあるわ。そこは確かに言いたくもなるね(笑)」
そうだろう?あんなにさくさくアガってんだからもっとさくさくアガれよ

これには激しく同意しちゃう。こういう肝心なときにノミキックしてくれないんだからまったく。もっと言ってやって言ってやって。

そして睡眠王氏がついにテンパイ。即リーチ。二軒リーチにアンパイがなくなった(ア)氏が追い込まれる。

さすがにアウトかな…
岩茶さんにはアンパイを切りな。睡眠王にふることは許すけど、岩茶さんにはふっちゃダメ
そんな難しいこと…

親へのフリコミ禁止令が出ました。そりゃ振り込みたくはないってーの。しかし無情にも(ア)氏の打牌は岩茶氏にアタリ。

さらに連荘の岩茶氏。なんだかんだで3本場まで連荘し、やっと親が流れてオーラス。親は睡眠王氏。

よし!オーラスだ。岩茶さんサクッとアガって終わってくれ
はーい
今度は応援してあげっから(笑)」
一貫性があるんだかないんだか…あるのか
あるよ。親以外を応援するっていう(笑)」

岩茶氏がまた早いリーチ。しかし終盤までアガれず。海底が近づいてきた。

睡眠王がテンパってるかどうか…
あ、睡眠王がテンパってないと終わり?
終わり
なら別にどうでもいいやもう(笑)」
うははははは、なんという。岩茶さんがアガろうがどうでもいいと(笑)」
はっきり言ってオレもどうでもいいよ(笑)」

応援してあげっから」って言ってたのに。流れて終わるのならそれでいいってか。

そして流局。親の睡眠王氏がノーテンで半荘が終了した。

東1局から「早く終われ」とパパ氏に急かされたこの半荘は…たっぷり1時間半かかったのだった。

切り間違い

半荘11回目オーラス。あひるが50200点持ちのダントツ。2着は岩茶氏で28500点。3着パパ氏が11900点。ラスは睡眠王氏で9400点という状況だった。親は岩茶氏。

5万か…ちょーっと遠いなぁ…
あぁもう…チョンボしよかな
なんでだよ(笑)」
なにそのチョンボしようかなってのは。どういう(笑)」
よくわかんないけど。うん、していいよ
チョンボしても飛ばないからな
なにがしたいの?
なにもしたくない
なにそれ。わかんない(笑)」

ラスの睡眠王氏はちょっと不機嫌気味。タメイキつきまくりでやる気のなさをアピールしていた。いやラスだからっていうんじゃないのかもしれない。今回はあひるが絶好調で、ここまでずっとマイナスなし。それがまたトップだっていうんで気に入らなかったのかもしれない。

でもさ、それで不機嫌になるっていうのもどうかと思うけど、「チョンボしよかな」とか「なにもしたくない」とか、なんなのよ。現猿雀王のセリフとは思えないよな。

オーラス平場。岩茶氏とあひるのダブロンで、振り込んだパパ氏はラスに落ちてしまう。棚ぼたで3着に浮上した睡眠王氏はちょっとだけ機嫌がなおったみたいだ。

1本場。岩茶氏ツモアガリ。パパ氏が残り1900点となり、トビの危機。岩茶氏の持ち点は4万点を超え、あひるは5万点を割って、逆転可能な点差になってきた。

なんかどっちがトップになってもイヤだな
なにを…(笑)」
なーんだよそりゃ。誰ならいいわけ?
オレ
それもイヤだな
結局自分だけやん。自分が一番(笑)」

2本場。岩茶氏と睡眠王氏が鳴き合戦。パパ氏がなけなしの点棒を出してリーチをかけたが流局。岩茶氏は親ッパネの一発逆転手をテンパっていた。危ねー!しかしあひるがひとりノーテンで3000点を放出。岩茶氏との点差は5千点ちょっとになった。

そして3本場。ドラは南だった。

いらん!」(南切り)
ポン!
おいおいおいおい
これであひるから当たってくれれば…

まるで鳴かす前から想定していたような言い方だな…でも確かにここで満貫ふったら逆転される。まだ5巡目くらいだったけどあひるは早くも睡眠王氏を意識して守りに入った。

睡眠王氏はさらにチーして手を進める。そして中盤、パパ氏がテンパイ。パパ氏はツモられてもふっても飛んじゃうからね。ここは勝負に出た。またなけなしの点棒を出してリーチ。このリーチに睡眠王氏がちょっと危険そうなとこを一発で通した。

…通った!
通すよなんでも

押してるなぁ〜…なんたってドラ3丁だもんなぁ〜…つーかテンパったくさいよな…

はったかぁ…うわぁこのはり方はちょっと…イヤ

岩茶氏も同巡でテンパったらしい。「ちょっとイヤ」と言いながらも、岩茶氏は9を切ってリーチをかけようとした。

ロン!

この9睡眠王氏にアタリ。9發のシャボ待ちだった。

なん、なんでだぁ!?あ、オレ九索の方を切った?
うん
九索だよ
ちがうちがう。六索ならばアンパイと思ってて…

睡眠王氏の河には6があった。岩茶氏は69を切ればテンパイという形だったらしい。

ちがうちがうちがう。オレ六索を切ったんだよ実は
九索だよ。切ったのは
どう見ても九索です
六索六索。六索だってば」(手から6を出す)
九索です
アンパイだってば〜

切り間違いだと主張しているっぽい岩茶氏。もちろんそんなことは認められるはずもなく、ナナナナの3本場で8600点のフリコミ。岩茶氏はトップ目前にして逆転できず。どっちがトップでもイヤだと言っていた睡眠王氏も、ドラ3をアガったのと岩茶氏がくやしがっているのとで、満足したようだ。

69を切り間違えたみたいなことを言ってたけど、リーチがかかってたパパ氏の捨て牌には中張牌がほとんどなかったんだよね。だから切り間違えたんではなく、リーチを警戒して9を切ったんだろう、ってパパ氏は言っていた。まだ一発もあったし、このリーチに69どっちかを切らなきゃならないんだったら、まぁ9だろう、って。

麻雀終了後の雑談にて。

あれホントに間違えたんすか
間違えたっつーかさぁ、トイメンからリーチかかった瞬間に、それどっかすっとんじゃったんだよね
あははははは
六索九索どっちか切るような形になって、ああ六索の方がアンパイなんだって。こっちゲンブツだと。でこっちが入ったらこっちを切るぞってところまで一応想定してて進んでたはずだったんだけど、リーチかかった瞬間にすっとんじゃった

なるほどね。9切ってロンされて、ビックリして思い出したって感じかな。手から6を出してまで「ちがうちがう」って慌ててたのは、みんなに主張してたっていうより、自分に対して言っていたのかもしれないな。

ヤキトリマーク下げ忘れ そのに

半荘15回目東3局1本場。タイガー氏がゴットーをアガって親流し。次局東4局に入り、親のあひるが打牌したところで岩茶氏がおもむろに口を開いた。

実はねぇ、気づいてたけどあえて言わなかったんだ。たまにはこういうことあってもいいかと
なに?

岩茶氏は黙ってタイガー氏のヤキトリマークを指さした。いまアガったのに下げ忘れてたんだ。

あっ
あ!なんで言わないの?
ん?たまにはあってもいいかなと
なぜ?誰が得になんの?
いや別に(笑)」
誰の得になんの?うっわひっでぇ男!
へっへっへ。たまにはいいじゃんねぇ
はぁ…(笑)」

気づいていたのは岩茶氏だけ。タイガー氏本人はもちろん、睡眠王氏もあひるもまったく気づいていなかった。

なぜ言わない
だってオレ昨日一回やったからさ
仕返しか!逆恨み?
逆恨み。まるっっっきり逆恨み(笑)」
そんときタイガーくんいたっけ?
いないいない。だから逆恨み

いなかったのに…岩茶氏のあのヤキトリとタイガー氏はなにも関係なかったのに。その仕打ちって…どうなのよ。

単なるとばっちりじゃん!
いやぁ〜………忘れました
まぁそういうこともあるさ
ひっどいなぁ…じゃあ私、岩茶さんのときは絶対言わない
なんでぇ?一回やったじゃん
ひどいひとだから。ひどいひとはそういう扱い。当然の報いだね
でも前はさぁ、言わないのが当然みたいな空気あったじゃん

確かにあった。もうかなーり前になるけど、次局で下げ忘れを指摘してみんなで喜んだりとかしてたね。でもヤキトリが出たところで他のひとがプラスになるわけでもなく、年間賞の景品に使われるだけなんだし、それでなにが嬉しいんだ的な空気に変わっていった…はず。少なくともあひるはそう思っていた。

あったけど…考えてみれば誰が得すんの?っちゅう話だよ
えー?なんか損した気分になる
気分の問題か?
そうなんだよねぇ〜
私…言わないのはすごく罪悪感あるけどな…でも岩茶さんに対しては罪悪感なくなった
はははは
えー?それはひどいよ
まぁ、しかたないよねそれは
そうだよね。自業自得だよね
なんで?オレがいったい何をした?
気づいてて言わなかった。それを直後にバラした。言わないなら墓場まで持ってけよなー

睡眠王氏も気づいてて言わないときがあるらしいんだけれども、「オレは言わないときは次が始まっても言わない」って言ってたんだ。言わないってこと自体はアレだけど、まぁ最後まで言わないってぇならまだマシかな…なんて。

そして半荘が終了。

マイナ14っす
の、ヤキトリね
そっす(苦笑)」
ひど!

誰のせいでヤキトリだと思ってるんだよこのおっさんは。

でもさ、なんで前は指摘して喜んでたりしてたかっつーと、やっぱりくやしがるのがおもしろいからなんだよね。だから岩茶氏みたいにくやしがるひとに対してやるならわかるけど、タイガー氏なんて文句ひとつ言わないでないの。なんつーか…イジワルする相手を間違えてるって気がするよ。

そして岩茶氏と同様に、これが今回タイガー氏の記録についたただひとつのヤキトリとなった。

キライなの?

半荘17回目オーラス。わりと僅差だったがトップはタイガー氏。ラスは岩茶氏だった。

もしかしてオレトップ?
うん
あ…初めての…(笑)」

今回とにかく絶不調タイガー氏は、ここまで半荘16回中11回参加してトップが一度もなかった。ここでやっとトップがとれるかもしれない…麻雀の場でタイガー氏が自分のことを「オレ」なんて言うことはほとんどないのに。よっぽど嬉しかったんだと思う。

オレはとにかく連荘だ。タイガーくんの初めてのトップを阻止!

ラス親の岩茶氏。逆転するためにとにかく連荘…ってのはわかるけど、「初めてのトップを阻止」って、なんでわざわざ言うかな。何度も言うようだけど、イジワルする相手を間違えてるってばよ。

ねぇ、タイガーくんのことキライ?
えーっへっへへへへ。なんでぇ?
すべてを納得するにはそれしかないんだけど
はははは…
確かにね。目の敵にしてるよね
してないよぉ
タイガーくんを陥れることに躍起になってるよ

さっきのヤキトリマーク下げ忘れを教えなかったこともそうだけど、岩茶氏はなんかいろいろ細かいところでタイガー氏をおとしめようとしてるっぽい言動が多かったんだ。

例えばこんなん。半荘10回目のある局でタイガー氏がリーチをかけ、岩茶氏が一発消しチーをしたときのこと。

次あたりツモりそうだったからちょっとずらしてやる

これ無理鳴きじゃないんだよ。自分の手の都合で鳴いただけなくせに、「ずらしてやる」ってわざわざ言うんだ。なんかそんな風な、タイガー氏を目の敵にしたような発言がやけに多かった。

えー?オレはとにかく連荘しなきゃいけないんだよね
ふっ、タイガーくんの餌食になれ。飛ばされろ
ひどいな…オレを目の敵にしてるじゃんか
うん、する。ひどいひとはしてよし

そして岩茶氏ノーテンで流局。半荘終了。順位は変わらず、タイガー氏はトップを守ることができた。一方岩茶氏は、飛ばされはしなかったが連荘することもできなかった。

送るためだけに来る

半荘8回目まで参加して帰った社長だったが、翌日の昼すぎに電話がかかってきた。(ア)氏が「夕方くらいに帰る」って言ってたんで、それが何時くらいだろうかっていう確認の電話だった。パパ氏もたぶん夕方までの参加だろうから、ふたりを車で送っていくためにまた来ることにしたらしい。とりあえず5時くらいかなって言っておいたけど、1〜2回は囲むつもりで早めに来るんでないか、って思っていた。

しかし社長はなかなか来ない。

社長はどうしたかね
そのうち来るんじゃない?
来て一回やるくらいの気持ちだと思ってたんだけどね
たぶん、パパさんとオレを送っている間に4人がやっていて、そのあと戻ってきてやるんじゃないの?
オレは送れねーぞ

パパ氏はここまで新幹線を使って来ているんだ。ちょっと送っていくよ、なんていう距離ではない。

いやパパさんはせいぜい最寄りの駅だと思いますけどね(笑)」
送ってくれっかなぁ〜家まで(笑)」

夕方5時。社長から「到着した」と電話がかかってきた。部屋までは行かず車で待っているから、終わったら出てきてくれとのこと。このとき半荘13回目をやっていた。

いま…南2局になるとこだね。社長、車で待ってるって
オレがもうすぐ飛ぶから
あっ別に急いで飛ばなくても。ゆっくりやってください(笑)」
―笑―
パパさんがね、オレも家まで送ってもらえんの?って言ってるよ(笑)」
いいよ別に
えええええ!

冗談のつもりで言ったのに。もちろんパパ氏だって本気で送ってもらおうなんて思っていないでしょ。

パパさんの家まで送ってもいいよって言ってる
―笑―
その代わり、3人は岩茶さんが送らなきゃダメだよ
好きだねぇドライブ
ホント好きだね(笑)」
だいすきだいすき〜(笑)」

この連休の前半で、社長あひるは長距離ドライブの旅行をしていた。もちろん運転はすべて社長。その疲れがまだ残っているはずなのに。ホント好きだね…って誰でもそう思うよな。

最初は社長も冗談を言っているんだと思っていたらしいパパ氏も、どうやら本気だと気づいてちょっと慌てた様子。連休の終わりだし、行きはまだいいとしても帰りは絶対に渋滞する。そんなことはしない方がいいと言って、もう遠慮を通り越してちょっと説得気味になっていた。しかし社長なんの問題もないって感じで、(ア)氏とパパ氏のふたりを家まで送っていくことにしちゃったのだ。

パパ氏と(ア)氏が帰り、残った4名で麻雀続行。半荘16回目の終わりあたりで社長から電話がかかってきた。夜の9時くらい。ふたりを無事に送り終え、これから戻るところらしい。

そっちは何時までやるの?
いま9時…んーあと一回くらいかな
11時くらいまでやるんだったら迎えに行くけど

さすがにそれは申し訳なさすぎ岩茶氏が送るって言ってくれてるし、こっちは気にしないでいいと伝えた。しかし社長は「適当なところでまた電話する」と言って電話を切った。

それから1時間ほどしてまた電話がかかってきた。ちょうど半荘17回目が終わったところ。

まだやってる?何時までやる?
あーえーと…いま半荘終わったとこなんだけど、このあとどうだろ。もう一回あるのかな
やってほしいならやるよ
別にやってほしかないけど(笑)あ、社長か。社長がやってほしいならやるって?
うん
いやオレはやらないよ。迎えに行った方がいいか?って
それは気にしなくていいよ
まだやるんなら行くよ。ここからあと1時間くらいかな

なんだかんだでもう一回やろうって話になり、迎えにきてくれるという社長のお言葉に甘えることにした。

しかし最後の最後で渋滞にハマってしまったらしく、社長が到着したのはそれから2時間後。もちろんそこからタイガー氏と睡眠王氏も送っていった。

麻雀をやりに来るついでとかでなく、送るためだけに来てくれたんだもんな…しかも2回も。社長、本当におつかれっした。

睡眠王とその仲間たちのくだらんダジャレコーナー

誰かカンしない?他力本カーン
それは用なしだな
用なし…ラフラーンス!
妄想です。もうそう半島