猿3:システム発動させない方法

(ついに見つけた!)

2010年 4月 9日 金曜日

緑一荘206 にて


記 録 表   (x...ブットビ x...ヤキトリ)

半荘 岩茶 あひる タイガー (ア) 社長 かめ吉
1 15 x -42 43 -16
2 -10 30 -23 3
3 -36 x -19 7 48
4 -35 x -28 62 1
5 -13 -23 32 4
6 x -42 x -18 15 45
7 11 37 xx -43 -5
8 45 9 -32 x -22
9 50 x -33 -16 -1
10 44 -7 x -40 3
賞罰 x xxx xx x xxx
合計 -3 3 17 -18 -74 75
ドラ大賞:あひる
「ツモ・七対子・表ドラ4」跳満
一発大賞:タイガー
「リーチ・一発・ツモ・平和・表ドラ1」
一発大賞:(ア)
「リーチ・一発・ツモ・白」

今回はわりと直前なところでメンツが4名そろうということが判明し、ちょっとバタバタな感じで開催が決定。

ところが当日になってタイガー氏が仕事でつかまってしまい、到着が遅れるという連絡が入った。とりあえず集合時間をちょっと遅らせて、岩茶氏とかめ吉氏とあひるは夜11時ごろ緑一荘206に到着。しかしタイガー氏はなかなかやって来ない。

岩茶氏は録画していたマスターズだかなんだかを見始め、ゴルフにさほど興味のないかめ吉氏とあひるは雑談しながら時間をつぶしていた。するとテレビから「バーディチャンスにつけましたタイガーウッズ!」という声が聞こえてきた。

こっちのタイガーさん来ないですねぇー

なーんて話をしながら待つこと2時間半。まぁ途中で何度か状況を知らせる電話があったんだけれども、やっとタイガー氏が到着。

いやホンットすいませんでした!

ただでさえタイガー氏なもんだからもう、もんのすごい申し訳なさそうにしていた。いやいやとんでもない。仕事で疲れてるとこ悪いねぇ〜とかなんとか言いながら、休ませてあげることもしないでさっさと麻雀を始めようとするな3人。なんだかんだで開始は深夜2時近かった…かな。

結構ギリギリな感じの開催だったんだなーとか思ってたら、翌日になって(ア)氏と社長が乱入。今回も計6名でにぎやかな麻雀となったのだった。

核心的なところ

半荘4回目南2局4本場。タイガー氏がリーチをかけ、手牌を整えようと両端に手を添えてチカラを入れた瞬間、手牌がバキッとくずれてしまった

…失礼しました
なにがあった?
はい……これで…見えないですね(笑)」
―笑―

タイガー氏はあわてて手牌を腕で囲み、その内側であっちゃこっちゃに向いてしまった牌を整え、元どおりにキレイに並べた。

かなり核心的なとこ見えちゃったないま(笑)」
ホント?
…かといって読み切って出すほど手も出来てないしな…どうしよう

トイメンのあひるからハッキリ見えてしまった牌は八だけ。くるっとこちら側に向いてしまったんだ。タイガー氏の下家にいたかめ吉氏からはほかにも何枚か見えてしまったらしい。リーチの宣言牌は七。これで八を持ってるってのは…その周辺くさいよなぁ…六九待ちとか。

その2巡後、タイガー氏は六でツモアガリ。あはっ、やっぱり。

だよね、だよね(笑)」
でしょ?でしょ?(笑)」
私も八萬は見えちゃったんだ
七八ががっつり見えちゃって(笑)七切ってて七八だったから(笑)」
あーそれは致命的なとこ見せちゃったかもしんない(笑)」
ははははは…

タイガー氏の手はこうだった。

一二三七八34566789  ツモ六

この八3の間あたりを頂点にして、スキーのボーゲンみたいにハの字状になってしまったんだ。下家のかめ吉氏からは七八ががっつりと見え、となりの二三までも見えてしまったらしい。

二三七八って4枚見えちゃったのかー
それで向こうの1枚は絶対一萬だなって思って(笑)」
かめ吉さんからは絶対に出ないと思いました(笑)」
オレ見えなかったもん…オレだけ情報がない

でもこれだけ見せちゃってもさっくりとツモるもんなー。リーヅモ平和ドラドラで親マンだし。

システム

社長から電話があり、(ア)氏を連れて乱入するということで、半荘4回目の終盤くらいに到着。ふたりとも半荘5回目から参加することになった。

その半荘5回目東3局2本場。わりと早い巡目で(ア)氏がリーチをかけ、その3巡後に親のタイガー氏が追っかけリーチ。

ぜっっっったいタイガーくんがアガるね。100パー。間違いない
あははははは
断言するよオレ。絶対次にタイガーくんが一発ツモって言う

そして…

ツモです
ほらぁ!
うわぁ〜
また出た!宣言どおりだ
マジすか…
オレが言ったとおりだよ
えぇ〜なんでそんな簡単にツモれるわけ?

前回も同じことがあった。(ア)氏がリーチをかけてタイガー氏が追っかけ、(ア)氏が「タイガーくん絶対一発ツモ」って言ったらタイガー氏はホントに一発でツモったんだ。

オレが言ったとおりになったのがすげーむかつくんだけど(笑)」
前回もだもんね
どういうことなの

タイガー氏に追っかけられて一発でツモられるってのはよくあることのように思うんだけれども、そのターゲットは圧倒的に(ア)氏が多いような気がするのは…前回のネタに書いたからなのか…それとも気のせい?

予言しちゃいけないんじゃない?
そうそうそう。オレもそう思った(笑)」
予言すると言ったとおりになっちゃうんじゃない?
いやいやいや。そういうレベルじゃないんだよ。なんかおかしいよ
なんだろ、これって…システム?
どういうシステムだよ(笑)」

迎撃っつーか追撃っつーか…よくわかんないけどとにかく「タイガーシステム」。ってなんなんだそれは。

なんで追いかけられると必ず…
追いかけたときも負けるんだよね
追いかける気しないもん。オレがリーチかけたら絶対次でツモって言うんだろうなって。だってそういう状態でリーチする気になんないでしょ?はぁ〜ツモって言われちゃうのかーって
―笑―

(ア)氏をここまで追い込んでしまうとは…システム恐るべし

嶺上ツモ…じゃなかった

半荘5回目東3局3本場。まずは(2)をポンした社長。使えないと思ってあひるが切った(1)もポン。その後あひるがカンチャン(7)待ちでリーチ。社長が筒子染めなので苦しいんだけど、すこしはまわってくれるかなーとか思って。

しかし社長はふたつ仕掛けているからと押しまくり。あひるはリーチ後に(4)をつかまされ、びっくびくで切ったらそれも社長が「ポン」と発声した…が、牌はさらさずにそのまま固まっている。

ポンっつったよねいま
うん
ポンっつったらポンしなきゃいけないんだよね
見せてなければ…誤ポンで
いや…ポン」(牌をさらす)

社長は結局(4)をポンして残り4センチになり、さすがにテンパった様子。毎巡「のー!」と言いながら無スジをばんばん押してくる。

そして数巡後、社長(4)を引いてきて加カン。

カン

嶺上牌を盲牌しながら持ってきて、さらに手元で牌をしっかり見て、そこで一瞬ビクッとして、右腕を振り上げてイキオイよく卓に叩きつけようとしたが…寸止め。そのままツモ切った。(9)だった。

―爆笑―
違うのか!
いまツモって言うのかと思った(笑)」
いや別に。切っただけだよ。なんも発声もなにもしてないよ
―笑―

明らかにアガリ牌を間違えたな。しかも筒子の上の方。(4)切って後ひっかけなんてちょっと思ったけど…うわーん(7)なんて絶対に出てこねぇ〜

なに?なにか。なにかありましたか?(笑)」
なんかいま相当な反応があったよ(笑)」
えーん…オレねぇ…やっぱりねぇ…マヌケなことしましたね。もうダメですこれ。ボーンヘッドですね
でもここにツモ切りマシーンがいるから…
いやもうもうダメ。こんなことやってたら麻雀負けます。でも符は上がったけど。って符関係ねーじゃんねぇ

そりゃそーだ。チンイツなんだから。でもそんなこと言っちゃったらホンイツはないなってことで、字牌は余裕で通せちゃうでないの。

そして数巡後…

あツモった

(5)(6)(7)(8)  (8)ツモ  (4)カン (1)ポン (2)ポン

なんでノベタンに受けたんだろう…っていうかねぇ、これポンじゃなくてチーなんだよ。どっちかっていうと

なるほどね。(4)ポンでなくてチーしていれば(社長あひるの下家だった)、(6)(9)待ちになっていた。それがずっと頭にあったから、嶺上牌の(9)を持ってきたときのあの不思議な動きが出てしまった、と。そういうことか。

そっか、それチーしてれば嶺上ツモだったんすね
いや、それはないんだけど…その前にアガってた
あそっか、嶺上ないのか。チーしちゃったら

あひるかめ吉氏と同じことを思ってしまった。そうだよね、チーしてたらカンはなかったんだもんね。つーかこのときかめ吉氏は社長のうしろで観戦していて、あの嶺上牌を持ってくるときの動きもずっと見ていたわけで…きっといろいろ楽しかったに違いない。

まぁ満貫
何本場?
3本場です
3300、6300です
いやハネ満じゃないから
ごめんなさい。あははははは

アガってもまだ動揺が続いているらしい社長だった。

システム発動させない方法

半荘5回目オーラス。トップはタイガー氏で33900点。2着社長32500点、3着(ア)20700点、ラスがあひる12900点という状況。親は(ア)氏だった。

まずは(ア)氏がタイガー氏からゴッパをアガる。

(ア)くんこれでなんぼになった?
いまのでぇー26500になったはず
あっじゃあ逆転でこっちがトップになったんだ
うん
ぼたもち!
いや、棚ぼただと思う(笑)」

棚の方を略しちゃったのか…ちょっとツボ。

そして1本場。(ア)氏がリーチをかけた。

リーチ」(超小声)
タイガーくんは…追っかけないのか
いやいやいや。タイガーくんに気づかれないように小さな声でリーチかけたんだから
そっか。ごめんごめん(笑)」

もちろんそんなの気づかれないわけがないんだけど、どうやら今回はシステム不発らしい。しかし(ア)氏もアガれず、そのまま流局。

2本場。タイガー氏がポン仕掛け。そして(ア)氏が暗カンしてリーチをかけた。

もう鳴いちゃってるから追っかけられないね
よっし!これかぁ〜!このパターンだったのか
―笑―
これなら一発ツモって言われない。なるほどぉ!

ついにシステムを発動させない方法を発見した(ア)氏。さすがのタイガー氏も鳴いちゃったらリーチはかけられないってか。

そしてこのリーチにタイガー氏が一発でフリコミ。リーチ一発だけだったが、爆テンパネにより6800点になり、さらに2本場で7400点のデカイ放銃となった。

(ア)氏がタイガー氏のシステムに打ち勝った瞬間であった…

なるほどね。タイガーくんが鳴いてるときにリーチすればいいんだ
システム発動させない技だね
しかもバリアは効かないんだ
バリア?
無敵バリアが効かない
無敵バリアなんてあんの?(笑)」
あるある。追っかけリーチの場合には無敵バリア発動だから

無敵バリアって、そんなものが発動してたのか…やはりシステム恐るべし

かぶってました

半荘6回目東1局。親の岩茶氏が序盤でダブ東の仕掛け。タイガー氏がリーチをかけたが、その2巡後に岩茶氏にアガられてしまった。

惜しいね、それね
5面張でした
えっそれ5面張になってる?

このとき社長タイガー氏のうしろで観戦していた。ふたりが「惜しい」とか「5面張」とかって話していたので手を見せてもらうと、待ちの部分はこうなっていた。

二二二三四五六七22

4面張でしょ?
あ…4面張…か
二五八萬二索でしょ?
そうですね。これかぶってました(笑)」
―笑―

二五八の3面張と二2のシャンポンで、合わせて5面張だと思っちゃったらしい。

ちょっとドキドキしてたんですけど(笑)」

今年のお年玉条件のひとつ、「5面張以上の待ちでリーチをかけてツモアガリ」っていうのがまだクリアされずに残ってるんだ。岩茶氏は「5面張はときどきできる」って言ってたんだけど、なかなかそううまくはいかない。できそうになっても大抵は5面張の方を先に引いちゃうんだよね。フリテンにするくらいでないとダメかもしんないなぁ…

ほんとんいつ

半荘6回目東3局1本場。あひるかめ吉氏のうしろで観戦していた。最初はなんだかよくわかんない手で、かめ吉氏は「まだ早いから」と染め手方面へ手牌を大改造していった。それが大正解でビッシビシに染まっていく。すげぇ…

タイガー氏からリーチがかかったが、同巡でかめ吉氏もテンパイ。メンホンシャボ待ち高め東

でもまぁ、これは行きますよね。リーチ
おっほ−

まだ一発のあるタイガー氏のリーチに無スジをビシッと切りとばしてリーチ。

2枚目か…そんな雰囲気ではなさそう…だよね

かめ吉氏の下家の岩茶氏は、ちょっとだけ躊躇したように見えたがそのまま切った。場に1枚切れの東だった。

ローン!
おおぉーすっげー
リーチ一発ほんとんいつ
ほん、とんいつ?
―爆笑―

おもしろいことを言うでないの。「ほん」っていう役も「とんいつ」っていう役も聞いたことがないぞ。いやぁ〜これ、かなりツボだったね。

「リーチ一発東ホンイツ」でハネ満。これで岩茶氏はブットビ。タイガー氏はヤキトリのまま巻き添えをくらい、(ア)氏は4万点持っていて2着という結果になった。

ふあぁ〜あ、あー寝てりゃよかった

前の半荘で抜け番だった岩茶氏は、爆睡してるところを起こされてのこの半荘だったんだ。そしてこのとき社長岩茶氏とタイガー氏のふたりの手が見える位置で観戦していた。

なんか…ごめんね、岩茶さんとタイガーくん。オレが見てたから…なんか…(笑)」
いえいえいえいえ(笑)」
ひどいことしちゃった。このふたりに
まったくだ!
なんか…変な光線出しちゃった(笑)」

社長の出す光線からは逃れられないんだよねー

めいそうちゅう

半荘7回目。ここでやっと抜け番になったタイガー氏は、マッサージチェアの背もたれを倒して横になった。ちなみにここんちのマッサージチェアはしばらく前から壊れていて、いまはただの「チェア」になっている。

東1局。なんだか難しい手になっているらしいかめ吉氏がつぶやく。

迷走中ですな…

次巡でまた「迷走中!」と叫ぶかめ吉氏。

メイソウっていうのは、迷って走る方のメイソウか
そうですそうです(笑)座禅組んでなにも考えない方ではないです
ちょっとそっちかと思っちゃった(笑)」
そこまで悟ったら、なんかツモがばりばり入りそうな気もするんですけどねぇ〜

そんな会話をしつつ、場は進んで東3局。タイガー氏から寝息が聞こえてきた。見るとときどき足がビクッと動いたりしている。

タイガーくん、足がビクーってなった。疲れてんだね
そうっすね…

するとタイガー氏がいきなり背もたれを戻し、上半身を起こした。しまった起こしちゃったか…と思ったそのとき。

瞑想中です
メイソウ中ですか(笑)」
あははははは、どっちのメイソウ?

さっきの話を聞いていたらしい。でも半分寝ぼけているっぽくて、とにかくツボだった。

ヤキトリでガメオベラ

半荘8回目。社長ぼやきっぷりがちょっとおもしろかったので、半荘全体を追ってネタにしてみた。

前の半荘でブットビヤキトリだった社長は、この半荘でまずはアガって流れを引きよせたいと思ったらしい。東1局から東3局まで、連荘も含めて5局をすべて食い仕掛けしてアガリに向かった。しかしまったくアガれない。

東4局1本場で社長はこの半荘初のリーチをかけたが、やはりアガれず流局。

やっぱダメだよねリーチしちゃ。まずはポロリからだよね
ポロリ?
どゆこと?
だからまずはそんなリーチなんてかけずにポロリからアガって、徐々にリーチかけていくってやんなきゃいけないよ、って
段階を踏まないといけない?
そうそう。不調なんだからさ。ずーっともうさっきもヤキトリだしまだヤキトリなんだから
ふほほほほほ

東4局2本場。社長はまた食い仕掛けに走る…が、これもアガれず。親にアガられてしまう。

そろそろ麻雀をやるか
あれ?いままでのはなんだったの?(笑)」
ポンジャン
あはははははは
うそです。いままで麻雀バリバリやってました。むしろもう麻雀やめようかっていうぐらいだな

東4局3本場は流局。南入して社長に親番がまわってきた。

ヤキトリのまま南入しました。もうかれこれ…5年ぐらいアガってないよ

南1局いきなり4本場。(ア)氏がリーチをかけ、終盤まで誰もアガれずこのまま流局か…と思われたが、海底であひるがツモアガリ。700-1300の4本。

あーあー、なんで流局しないわけ?
すいません(笑)」
あはははははは
でも流局しても親流れてんじゃんね

社長はノーテンだったらしい。どっちにしろ親は流れていたのね。

だいたいさぁ、親のときにさぁ、あんな東のドラなんか…困っちゃうよね〜
―笑―
最初っから1枚だけ持っててさぁ〜

このあたりから社長ボヤキが止まらなくなってしまった。まぁここまでもさんざんぼやいてるんだけどね。配牌をとって「よくわからねぇ」とぼやき、自風がかぶって「ダメだー」とぼやき…そして南2局はあひるがゴットーツモ。

なんだかなー、いいかげんにしてよって感じなんだけど

そして南3局。配牌をとっているとき、卓の振動で山から牌がひとつ転げ落ちた。社長がこのあとツモってくる予定の牌で、白だった。

ええぇ〜それ持ってきたくないんだけど
―笑―
いや、抱えといてやろう。あえて

社長はその白をツモってきて手の内に入れた。すると下家のタイガー氏が手からビシッと白切り。

んくっくっくっくっくっく…
―笑―
でもさ、それポンするかもしんないじゃん。もしかすると
はい(笑)」
でも持ってないよね。持ってきたくないなーとか言ってるくらいだもんね。そりゃそうだよね
―笑―

なんかもう、いろんなことがちっちゃくダメージになってしまう社長

南3局は親の(ア)氏がツモって連荘し、1本場でタイガー氏がアガり、いよいよオーラス。そして社長はまだヤキトリ。気合いを入れて配牌をとったが…ヒドかったらしい。

しょうもな!
なにが?(笑)」
いや…手が
んふっ
ひと花咲かせたかったんだけど…
咲かないすか
咲かない…ね。咲かないどころか…バッサリって感じなんですけど

さらに…

だいたい遅せぇし
ボヤキが止まらないよ(笑)」
―笑―
遅せぇー…じじいかよ!

それから、ヤキトリマークをひっくり返したりもしてみる。

こっち向けてるのがいけないのかなぁー…こっち側にしてみた方がいいのかなぁ
えっそんなところまで行き着いちゃったの?(笑)」

とうとう壊れちゃったか…と思ってたら、数巡後、社長はいきなり姿勢を正した

なんかようやく気持ちよくなったよ
気持ちよくなった?
なんかやっと薬が効いてきたみたいな(笑)」

そして社長は勢いよく牌を横に曲げた。

るぃーちです!ドラ切ってリーチです
気持ちよくなって?
気持ちよくなっちゃってリーチです(笑)」
―笑―
たったひとつでもう、すんごい気持ちよくなっちゃったんだね(笑)」
しかもドラ切って気持ちいいんだよ?わけわからないよね(笑)」

そしてこの社長のリーチにタイガー氏がかなり強いところを切ってくる。

ダメだ…だいたい落ち目のリーチなんか怖かないよねぇ〜
―笑―
んでここで迎撃ミサイル飛ぶでしょ?
―爆笑―
あーあーたまにはツモってみたいなぁ〜…ってか、いいや。持ってこねぇしさぁ〜プンプン
―笑―

やっぱり壊れちゃいました。って、そうこうしているうちに(ア)氏がツモアガリ。

あーツモっちゃった
だぁー、っはぁ〜ん、それ欲しいんですけどぉ〜

(ア)氏は(1)(4)(7)待ちで(7)ツモ。社長(4)(7)待ちだった。(7)あひるが2枚持っていて、もう1枚はドラ表示牌。(4)(ア)氏の手に1枚と、あとはタイガー氏が暗刻っていた。

ないじゃん。あっはっはっはっはっは
―爆笑―
最後の1枚がここに来たんだね
じゃあ試しにアガってたら…

社長は裏ドラをめくってみたが…1枚ものっていない。

ないし。もうサッパリサッパリだね
―笑―
ヤキトリだもん。あぁでも、順位は変わらないんだよね?
変わらないと思うよ
つまらーん!
―笑―
うーん、オレもつまらない(笑)」
えっ(ア)くんいいじゃん、まだ。コンティニューあるから
コンティニュー?(笑)」
こっちコンティニューないんだよ。もうガメオベラになっちゃったから
―爆笑―
ヤキトリでガメオベラだよ

2着3着抜けでやっていたので、いまラスだった(ア)氏は次の半荘も続けて参加できるが、3着の社長は抜けなければならない。つまり…GAME OVER(ガメオベラ)

でもあひるはそろそろ食事をとっておきたかったので、ここで社長と抜け番を代わってもらうことにした。

こんなところでガメオベラになってたまるか!

こうして次の半荘も参加することになった社長。しかしキビシイ状況は続いてしまうのだった…

定食

半荘9回目南1局1本場。抜け番のあひる社長のうしろで観戦していた。

113578三六(1)(2)(5)(8)南

かなり自信ないけど配牌はこんな感じだったと思う。ドラは9。ここから社長(5)を切り出していった。そして萬子の中張牌…たぶん六も切ってった。

どういう手?
まぁ…AかBだよ。A定食かB定食
んー…でも第一希望はAでしょ?

A定食は索子の一気通貫…だよね、たぶん。B定食は…123の三色?いやキビシイよなぁ…

あ、こうなるとこっちだね

筒子の上の方だったか下の方だったかを引いて5切り。あそっか、南を残してるってことは…

わかった。やっとわかり合えたよ
わかってくれた?
うん、でもそれは私的にはなかった。私としてはそれはC定食だ

どうやらC定食はチャンタドラ1…らしい。つーか社長としてはそれがB定食だったみたいだ。

いいんだよ、グルメだから。自分の希望しない定食は食わない!

グルメとか言いながら「定食」ってところが庶民っぽくていいよね。

で、社長は「チャンタドラ1定食」に決めた様子。そのあと筒子がいい形になっていった。南を切って「純チャンドラ1定食」にグレードアップ。たぶんこんな感じ。

1378三三(1)(2)(3)(7)(8)(9)(9)

しかしここから先がまったく進まない。

見てない方がいいかもね
いや見てて見てて。そこまで見たら最後まで見なさいよ
だって…この定食、食えそうにないんだもん
あははははははははは
やっぱそう思った?そう思うよね(笑)」
たぶん、注文しても出てこないんじゃないかな
そうだよね。材料ないもんね。材料がない定食を頼むなよ(笑)」

そのあとも見てたけど手は進まず、それどころか索子の中張牌をばかばか引いてくる。4とか6とか。5まで引き戻した。でももうさすがに戻れないので全部ツモ切り。

ほぉらかぶった
あー…A定じゃーん
A定だったね
しかもスペシャルAも狙えたよ

社長の河には索子がいっぱい。一気通貫どころかチンイツだって狙えてたと思う。

でもさ、まだA定引き戻すかもよ
A定を引き戻す…?あー…でもなくはない…か

たぶん、筒子の方で一気通貫ができるかもっていうことだと思う。でもしょっぱなに(5)切ってるし、それもキビシイ話だよなぁ…

そうこうしているうちに岩茶氏からリーチがかかり、さっくりとアガられてしまった。

どうせさぁ、無理なんだよ
うーん…ドラ引かないとねぇ〜

ドラの9を引かないことにはチャンタにならないんだよね。「材料がない」ってのはたぶんドラのことを言ってたんだと思うわ。いや三トイツってるからどっちにしろチャンタになってないんだけどね。

そして次局。社長はまたA定食とかB定食とか言いながら手作りしていたが、あひるはいまのネタを忘れないうちにとメモしていたため、その状況をまったく見ていない。でも結局メモもたいして書けてなくて使えないとか。ダメじゃん。

ほら来たよ!リーチ

社長がリーチをかけたので見ると、平和テンパイ。でも一手変わりでタンヤオになる。これを待たないってのは…社長らしくないんでないか?

これ最終形?
まぁ最終形にしちゃおう。ホントはさぁちょこっとまだあるけどさ、だけどまぁいい。先攻でかけることに意味がある。うそ!
うん、そうね(笑)」
っていうか、アガれりゃいいんだけど。いいよ残飯でもアガれれば

残飯って。とうとう定食ですらなくなっちゃった。

だってさぁ、さっきからぜんぜんおなかに入らないんだもん

前の半荘とその前の半荘、社長はヤキトリだった。そしてこの半荘もまだノーホーラ。さすがに3連続ヤキトリはイヤだもんね。しかしこのリーチは不発で流局。

アガれないまま場が進み、オーラス。社長はちょっと苦しい形からふたつチーして、2900点をアガった。

はぁ〜やっとアガれた………ニックがこんなに苦しいとは

やっとおなかに入ったニック定食。お味はいかがでしたか?

お年玉

半荘10回目東4局。抜け番のかめ吉氏があひるのうしろで観戦していた。せっかく見てもらっているのに手が中途半端。つーか方向が決められない。半分は一気通貫、半分はタンヤオ七対子みたいな。すんごい自信ないけどこんな感じだった…かな。いやぜんぜん違うかもしんない…

二三三四六八九(4)(4)(5)(5)裏裏

八がトイツってタンヤオ七対子に決め打ち。九を切って、残り枚数の多そうな中張牌と入れ替えながら四二ってあたりを落としていった。そのあともう1枚八を引いて暗刻ったがツモ切り。もうシュンツとか後戻りできない状態になってたし。したらそのあと三も暗刻ってしまった。だったら八返せ〜的な気持ちでいっぱいになったが、どうにもなんないのでこれもツモ切り。…って感じだったと思うけど、これもかなり自信ない…

ふたつポン仕掛けしていた岩茶氏が加カン。カンドラは六だった。あひるの手には1枚ある。

くっ…そうかぁ…
あはははははははは
でもちょっと…事情が変わったってやつだよね…

岩茶氏から仕掛けが入ってたし、この七対子は半分かわし手のつもりでいたんだわ。でもドラがあるならちょっと行きたい。リーチかけて裏ドラねらい…あ、お年玉の可能性もあるじゃん。今年のお年玉条件「七対子でドラ4つ以上を含むアガリ」…これもまだクリアされてないんだ。

もひとつトイツができてイーシャンテン。伏せ牌の部分は忘れちゃったけど、とにかく六引け!って思ってた。

三三八八33(4)(4)(5)(5)六裏裏

したらカンドラの六ではなく、元ドラ(9)を引いてきてしまった。

あっ…それはさぁ、また別の話なんだよー
別の話、入ってきましたねぇ〜

なにが「別の話」なんだか自分でもよくわかんないんだけど、七対子のイシャテンで3枚のうちの1枚がドラのときって、ドラがトイツってテンパることってほとんどないような気がしない?だからこれってどっちかが出ていっちゃうんでないか?つーかそもそもこれテンパれるのか?…って思ってたら、次巡で引いたのがなんと(9)

三三八八33(4)(4)(5)(5)(9)(9)六

七対子ドラ4テンパイ!もちろん六待ち!そしてダマ!だってアガればドラ4あるんだからリーチの必要ないでしょ。ってこのときは思ったんだけど、ホントにダマか?これ。

次巡でタイガー氏からリーチがかかった。捨て牌を見ると五七が切れてる。あひるの河には萬子がごっちょり切れてて、追っかけるかなってちょっと思ったけど、やっぱダマ。でも全ツッパ。なんだかなー

数巡後、ツモってきた盲牌の感触が萬子!そしてなべぶた!来た!六だ!萬子の盲牌なんてたまぁ〜にしか当たらないのに、このときはなぜだかビシッと来た。

ツモった!
来たぁー!
チートイドラ4!
チートイドラ4かぁ〜
お年玉ぁ
来ましたねぇ〜

役満でもないのにこの嬉しさはなんなんだろ。っていうくらい大喜びしてしまった。

ハネ満です
イヤです。そりゃないよぉ〜なんでオレが親のときにそういうことするわけ?

社長は大憤慨。お年玉がどうのっていう話なんかより、ハネ満を親っかぶりしたことが不満らしい。

カンしたの誰?
岩茶さん
くっそ…カンなんかしなければ
いやぁ、カン様様だ
許さん!岩茶さんが親のときにやってよ
んふっ
なんか、睡眠王くんみたいなこと言ってる(笑)」
だってあれのおかげで2000点の手がロクヨンになったんだもん
アガれなきゃ意味ねーだろ
やった大正解って思って。テンパってるときくらい、いいじゃん。カンしても
いや私はぜんぜん。感謝してるくらい
許さん!
キビシー(笑)」

今回の社長は、ことごとく納得のいかない展開って感じだったみたいだ。

かめ吉くんがうしろで見ててくれたおかげだよ
いやぁーそうですか。でもあのクッピン2枚引きはすごかったですね
あーねぇ。まさかだよね(笑)」

「おかげ」とか言っちゃうとウソくさいけど、でもうしろで静かに見ていてくれたのがすんごい嬉しかったんだ。それでいてなにか言えば反応もしてくれたし。打ってるひとがノーリアクションなのに観戦者が反応しちゃうことってあるでしょ。ってあひるもときどきやってしまうんだけど…いけないよなぁ。

というわけで、お年玉「七対子でドラ4つ以上を含むアガリ」はあひるがゲットしました。

よくオレがんばった!

半荘10回目、南1局が終わったところでタイガー氏が残り500点となり、他の3人が持ち点を確認してみると…3人とも3万点台だった。トップは岩茶氏。2着と3着が僅差で、社長30700点あひる30500点だった。

南2局。タイガー氏が社長から1300点をアガり、社長はこれで3万点を割った。

南3局。岩茶氏が234でチーして白をポン。タイガー氏がリーチをかけて対抗するが、岩茶氏はさらに(2)をポンして押しまくり、そしてツモアガった。

あぁツモったーホッとした。白ドラドラ
あ…ダメだ
4…4…2。じゃあテンパネなしだ。センニセン。飛んだ?
はい…
いやぁ〜トップキープ

岩茶氏の手はこうだった。

六六66  6ツモ  (2)ポン 白ポン 234チー

テンパネなし…?って思ったが、ここはとぼけるっきゃない。だってあひるは親だったんだもの。言われたとおりに2000点岩茶氏に払った。

ここは…どうなった?2着どっち?
28400
うわー28500!

100点差であひるが2着!よし、このまま。このまま終わってしまえ!

えええぇぇぇ〜?どうにかしてよ岩茶さーん
は?
もうちょっとなんかないの?白…なんだっけ。いまツモったんだっけ

ヤバイ!気づかれてしまう…つーかたったいま申告された役も聞いてなければ、ツモられたかどうかすらわかんなくなっちゃってるような、そんなひとに気づかれてしまうのかー

ん?ツモった
なにでツモったんだっけ
六索
4符…4符…2符2符じゃねぇの?
え?4符4符…だよ?
4符4符2符2符じゃねぇの?
あ、ツモか。ごめん。忘れてました。4符4符2符2符でした
だから…
イチサンニンロクか
ぐはぁー…
ありがとうございまぁーす
よし!あはははははははは

あぁ気づかれてしまった…って、まぁ気づくよなぁ。これはしょーがない。あぁ3着に落ちたかぁーってことであと600点を払おうと、「400バック」と言いながら千点棒岩茶氏に渡す。すると岩茶氏はなぜか700点を返してきた。

ん?これもらっていいの?
え?1000もらったんだよね?
あ、そうだね

おっと。いいならとぼけちゃおっか。100点差変わらずで2着キープ!

これでいくらになった?
えっとねー
あ!違うよ。ニンロクだよ。1000だから…400バックか
うぁーん!ちきしょー!いまラッキーって思ったのにぃー

いやいや。とぼけたって無理なんだよ。ここでひっくり返らなかったら、いくらなんでも社長が気づくよな。

…27900
28100あっはははははははははははは
―爆笑―
ちっきしょー
すまん!(笑)」
よっし!よくオレがんばった!
―爆笑―

…なんだかぐったり。ぐったりでやっきり。つーかどっちにしろ気づかれないなんてこたぁないだろうから、それはしょーがないと思うんだけれども。こんなビミョーな点数のときに申告ミスだのおつりの計算間違いだのやらかすって、どーゆーことよ、岩茶氏。2度も踊らされちゃったでないの。

なんか低レベルな話だなぁ〜自分がアガってどうこうじゃねぇんだからな
ひとの点数申告をミスったやつを訂正して逆転してんだもん
―爆笑―
まぁ私もそのミスにあやかろうとしたとこあったけどさ(笑)」
いやオレこれで、たぶん2着になってたとしたら、あんまりちゃんと見てなかったと思うなきっと

そりゃそうだよね。ちゃんと見てたとしても指摘はしないよな。つーかあひるだって、岩茶氏が最初っからちゃんと申告して普通に3着になっていれば、ここまでのやっきり感はなかったんだっつーの。