猿9:ボンビーはどいてください
(よ〜ろれいひ〜)
2009年 6月 5日 金曜日
緑一荘206 にて
記 録 表 (x...ブットビ x...ヤキトリ)
| 半荘 |
岩茶 |
あひる |
睡眠王 |
タイガー |
社長 |
(ア) |
| 1 |
-15 |
48 |
5 |
-38 |
|
|
| 2 |
-3 |
-16 |
51 |
-32 |
|
|
| 3 |
6 |
-22 |
xx -51 |
67 |
|
|
| 4 |
47 |
-9 |
6 |
xx -44 |
|
|
| 5 |
x -42 |
-17 |
65 |
-6 |
|
|
| 6 |
40 |
-9 |
10 |
x -41 |
|
|
| 7 |
x -41 |
-9 |
49 |
1 |
|
|
| 8 |
x -41 |
9 |
-6 |
38 |
|
|
| 9 |
60 |
|
2 |
-22 |
|
x -40 |
| 10 |
-35 |
-3 |
|
|
-20 |
58 |
| 11 |
-26 |
|
8 |
-20 |
|
38 |
| 12 |
-10 |
5 |
|
|
-29 |
34 |
| 13 |
|
|
10 |
53 |
x -45 |
x -18 |
| 14 |
-19 |
-25 |
|
40 |
4 |
|
| 15 |
|
-8 |
7 |
-35 |
|
36 |
| 16 |
33 |
|
|
6 |
-5 |
x -34 |
| 賞罰 |
xxx |
|
xx |
xxx |
x |
xxx |
| 合計 |
-46 |
-56 |
156 |
-33 |
-95 |
74 |
- ドラ大賞:睡眠王
- 「發・表ドラ4」満貫
- ドラ大賞:岩茶
- 「リーチ・一発・表ドラ3・裏ドラ1」跳満
- ドラ大賞:睡眠王
- 「タンヤオ・対々和・表ドラ4」跳満
- 一発大賞:睡眠王
- 「リーチ・一発・ツモ・平和」
- 一発大賞:睡眠王
- 「リーチ・一発・ツモ・平和・三色同順・表ドラ1・裏ドラ1」
- 一発大賞:タイガー
- 「リーチ・一発・ツモ・平和」
- 一発大賞:(ア)
- 「リーチ・一発・ツモ・平和・表ドラ2」
- 一発大賞:睡眠王
- 「リーチ・一発・ツモ・發・表ドラ1」
- 一発大賞:社長
- 「リーチ・一発・ツモ・七対子」
- 一発大賞:社長
- 「リーチ・一発・ツモ・平和・表ドラ1」
開始は4名で翌日2名乱入。ここんとこずっとこのパターンだね。
トップは睡眠王氏。年間トータルでもぐいぐいと差を広げてる…
何を切る?
半荘4回目東1局。タイガー氏が長考に入った。この長考はリーチの兆候…ってまだ5巡目だぞおい。
- 睡
- 「早いなぁ〜」
- タ
- 「すいません…ちょっと…」
- あ
- 「あれはないよ…ほぼノーヒントだよ」
- 岩
- 「その捨て牌でリーチかけられたらわっかんないんだけどさぁ〜」
- タ
- 「ちょっと待ってください…すいません!………わからん(笑)」
捨て牌は字牌ばっかりでどれもほぼ終わってる。唯一の数牌が
だけど、これも場に3枚切られてるんだ。安牌なんてありようがない。
タイガー氏は超長考に入り、睡眠王氏がその間にトイレに立つという驚きの行動を見せ、戻ってきたところでタイガー氏は
を切ってリーチをかけた。
おそらく索子待ちだろうというこのリーチに岩茶氏が
を通して食い仕掛けの勝負に出るが、食いとりすぎて

のスジもつかまされたらしく、オリにまわった。
こうなるとタイガー氏のひとり旅…だが、ツモれず流局。手が開かれる。












なんと索子のメンチン!こわっ!
- タ
- 「これで…五待ちだと高めでイーペーコーとイッツーがあったんすよ」
- あ
- 「なるほど」
- タ
- 「それで…二五にしました」
- あ
- 「多メンチャンってわけじゃなかったんだね。高い方をとるかリャンメンにするか…」
- タ
- 「でも見落としがもう、絶対あると思って…」
- 岩
- 「んで?何待ちだって言ってる?」
- あ
- 「九索切ったらカン五索で、三索切ったから二五索になったんだよね?」
- タ
- 「はい」
- 岩
- 「え?ちょっと待って。二五索?ちょっと見して」
岩茶氏はタイガー氏の手牌を自分の前に持ってきて、リーチ宣言牌の
も入れた。













- 岩
- 「オレだったらどう狙うかなって…自分の手元にないとよくわかんない」
- 睡
- 「何切る?」
- あ
- 「きゃー…やな何切るだなぁ(笑)」
- 岩
- 「えと…こういう状態ではりました。これで…こうだよね」
岩茶氏はこんな風に牌を分けた。








そっか
切りでも
待ちになるんだ…
- 岩
- 「うん、オレならこれだな」(九索)
- あ
- 「あホントだ」
- タ
- 「あ、あぁ…」
- 睡
- 「二五索あったね」
- 岩
- 「二五索で、五索だったらこっちをこう持ってきて…」
- あ
- 「カン五索にしてピンフを消してイッツーイーペーコーだ」
- タ
- 「はい…」
- あ
- 「うわーわかんね。ダメだ私は」
- タ
- 「僕もダメっす。わかんないっす(笑)」
- 岩
- 「オレだったらやっぱ九索だよ」
- タ
- 「僕もそうっすね。それがわかっていればこれっすね」
ちょっとしたメンチン講座って感じだった。いっやぁ〜メンチンでこんな風にどれを切ったら何待ちになるかっての、つくづく苦手だわ…
つーか、5巡目でメンチンテンパイってどーゆーことなのよ。しかも高めで一気通貫と一盃口もついて…リーチでツモって三倍満でないの。スゴすぎる…
王牌がガメてた
半荘4回目。東ラスでタイガー氏の持ち点が0点になった。
南2局。トビ回避のため食い仕掛けでアガリに向かったタイガー氏だったが、河底で睡眠王氏のバカホンにフリコミ。飛んでしまった。
タイガー氏は
待ちでテンパっていたらしい。トップの岩茶氏が集計表に書き込んでいる間、ひとりもくもくと山をほじくっていた。
- タ
- 「うわぁ…深い」
見ると、王牌までほじくり返したタイガー氏が呆然としていた。そこにはなんと
が5枚…
- タ
- 「二五が…深すぎ」
- あ
- 「王牌にいた?きゃースゴイ…ホントだ」
- 睡
- 「おほほほほほ」
- 岩
- 「どんだけ二五筒持ってんだよ」
- タ
- 「残り5枚って思ってたのが…全部ここにあったんすよ(笑)」
待ち牌が5枚も残っててしかも誰の手にも入ってなかったってぇのに、全部王牌にいたなんて…そーとーツイてなかったよね。
半荘6回目をやっているとき、岩茶氏がいきなり歌いだした。
- 岩
- 「♪しのびあ〜う〜こいを〜」
- あ
- 「なぜ裕次郎…?」
- 岩
- 「ポン!♪ふふふふふ〜ふふ〜ん」
- あ
- 「なんでいきなりムード歌謡になっちゃったの?」
- 岩
- 「♪ふふふふふ〜ふふ〜ん♪ふふふ〜んふ…歌詞がわかんないんだよね(笑)」
- 全
- ―笑―
すると睡眠王氏がなにやら小声でつぶやいた。
- 睡
- 「歌詞が…★■$#△」
- あ
- 「え?なんつった?」
- 睡
- 「ん?渾身のダジャレを言ったつもりが…」
- あ
- 「なんて言ったの?」
- 睡
- 「ドラクエで言うと会心の一撃」
- あ
- 「聞こえなかったよ。会心の一撃は聞こえるように言って」
- 睡
- 「聞こえない会心の一撃(笑)」
- あ
- 「なんちゅう自己満足だよ(笑)」
その間もずっと歌い続けていた岩茶氏のムード歌謡は、いよいよクライマックスへ。
- 岩
- 「♪よぉ〜ぎりよぉ〜こんやも〜あ〜りがぁ〜と〜お〜」
- 睡
- 「♪よろれいひ〜」
- あ
- 「よろれいひー?」
- 睡
- 「あははは、なんだっけ。正しくは」
- あ
- 「なにが?」
- 睡
- 「よ、よ〜」
- 岩
- 「よ?」
- 睡
- 「よ〜ろれいひ〜………なんだっけ?」
- あ
- 「いや、わからん。なんか途中からついていけなくなった」
- 睡
- 「あっははははは。ついてこいよ〜」
- 岩
- 「無理言うな!」
聞こえないし意味わかんないし、ついていけるかッ!つーの。
- あ
- 「だったらちゃんと聞こえるように言ってよ」
- 睡
- 「よ〜ろれいひ〜って、なんだっけ?」
- 岩
- 「ヨーデルだろ?あ、そういう話じゃないの?ヨーデルは知ってるわけ?」
- 睡
- 「ヨーデルってなに?なに言ってんの?」
- 全
- ―笑―
- あ
- 「………全員ついていけないと思う」
- 睡
- 「あはははははは。ナナメ上をいってる?」
- あ
- 「…よくわかんないよ。どこにいってんだかもわかんない…」
結局のところ、なにがしたかったのよ。
出さない
半荘7回目のこと。ある局で配牌をとっているとき、睡眠王氏がひとの牌をわりとハデにこぼし、そのうちの2枚が見えてしまった。
- 睡
- 「おっとっとっとい!」(あわてて戻す)
- あ
- 「スゴイことになったな…」
- 睡
- 「ごめんなさい!」
- あ
- 「ごめんなさいぃ?」
- 岩
- 「ごめんなさいはいいから罰符出せ」
- 睡
- 「ごめんなさい!」
- 岩
- 「ごめんなさいはどうでもいいや、オレ的には」
- 睡
- 「ごめんなさい!」
- 岩
- 「千点棒の方がいいな」
- 睡
- 「ごめんなさい!」
軽い牌こぼしだったら「ごめんなさい」で許されちゃうことも多いんだけれども、ちょっといまのはどうだろうってレベル。ひとの牌が2枚も見えちゃったし。でも睡眠王氏はただ「ごめんなさい!」と言うだけで罰符を出そうとはしない。
- あ
- 「すげーなどこまで言い逃れするつもりかなぁ…」
- 睡
- 「あっはっはっは」
- あ
- 「2枚見せたもんなぁ」
- 睡
- 「ごめんなさい!」
- あ
- 「ふっ」
- 睡
- 「ごめんなさいっつってんだろが!!」
- 全
- ―笑―
- あ
- 「逆ギレですよー」
- 睡
- 「あはははは。いまネタになるかなーって思って言ってみた」
- あ
- 「ふざけんな(笑)」
- 睡
- 「あははは。ダメ?」
- あ
- 「そんでごまかす気か。結局ごまかす気か」
- 睡
- 「あははははは。ごめんなさい!ごめんなさいっつってんだろが!!」
- あ
- 「無限ループになってるし」
それでも罰符を出さない睡眠王氏。もう局が始まってて、何事もなかったかのように進んでいく。
- あ
- 「んで、出さないの?」
- 睡
- 「あっはっはっはっは」
- あ
- 「出さないのか」
- 睡
- 「あっはっはっはっはっは」
- 岩
- 「笑ってごまかしてるよ」
- 睡
- 「あっはっはっはっはっはっは、あっはっはっはっはっはっはっはっは」
- タ
- 「はははは…」
- 睡
- 「う、えっほえっほ。あっはっはっはっはっは」
- 岩
- 「咳き込んでごまかしてる」
- あ
- 「ひどすぎるね」
- 睡
- 「はぁ、はぁ…」
- あ
- 「でも出さない」
- 睡
- 「あははははははは。はぁ〜おかしい」
とうとう最後まで出しませんでした。
不幸パワー
土曜の昼すぎくらいに社長から電話があり、これから来るとのこと。(ア)氏にも声かけてみると言っていた。
半荘8回目が終わり、そろそろ来るころだろうと待っていると、まずは(ア)氏が到着。社長は買い物をしてから来るらしい。というわけで(ア)氏が入って半荘9回目スタート。抜け番はあひる。
- 岩
- 「あひるさん、ちょっとうしろで見ててくれるとありがたいな」
- あ
- 「なんでありがたいんすか?もうすぐ社長来るよ」
- 岩
- 「社長が来るから、なんや?」
- あ
- 「社長に見てもらえ」
- 岩
- 「いや〜ん。それはいや〜ん」
社長がうしろで見ていると手が枯れてしまう…ここ最近そんな風にいじられている社長。
- 睡
- 「え?効かないんでしょ?社長の…不幸パワーは」
- ア
- 「ふ、不幸パワーって」
- あ
- 「不幸パワー!?」
- 睡
- 「スゴイこと言いました?オレ」
- ア
- 「ひどいわぁ…」
不幸パワー…なんちゅう言われようだ。
睡眠王氏が言うには、岩茶氏だけは社長がうしろで見ていても手が落ちないんだそーだ。
- ア
- 「睡眠王の中ではあれだね、もう疫病神くらいのレベル?」
- 睡
- 「あははは、レベルレベル。ビックリするレベル」
- ア
- 「ひっでぇ〜…社長センセイ聞いたら泣いちゃうよ」
- 睡
- 「送ってもらえないかもしんない…今日」
- 岩
- 「だけどみんなはさぁ、冗談のつもりで言ってんだけど、睡眠王だけ本気なんだよね」
そうなんだ。社長がうしろについたときの睡眠王氏の嫌がりっぷりは、本気としか思えないんだよな。
- 睡
- 「え?冗談ですよ」
- ア
- 「いやいや。半分ぐらいは本気で言ってる」
- 睡
- 「あっははははははは」
- 岩
- 「妙に本気だよね」
- あ
- 「うん…いやなんとなくゲンが悪いなみたいなのはあったりしてもさ、あそこまで本気で嫌がってるってのは…」
- 睡
- 「………」(牌を床に落とした)
- 岩
- 「なーに落としてんだよ」
- あ
- 「ほら動揺してる」
- ア
- 「真実をつかれてちょっと動揺が(笑)」
- 睡
- 「動揺なんかしてませんよ!」
そして社長が到着。
- 睡
- 「神様が来た!」
- あ
- 「神様?なに神様?」
- 睡
- 「ん〜?なに神様だろねぇ。ビンとかヤクとか…そういうのがつく…」
社長が部屋に入ってきて、岩茶氏のうしろから卓をのぞき込む。
- 社
- 「東4局?」
- 岩
- 「オウチ!んー神様来たとたんにかぶったぁ」
しかしそのまま通り過ぎ、岩茶氏と睡眠王氏のふたりの手が見える位置で立ち止まった。
- 睡
- 「ちょっとぉー!あはははは、ボンビー来た!」
- ア
- 「ぼ、ボンビーって(笑)」
- あ
- 「ボンビーって言っちゃった?」
- ア
- 「もう言いたい放題だな」
- 社
- 「左から牌を読み上げていい?」
- 睡
- 「あははははは、切った?切った?」
- タ
- 「はい」
- 睡
- 「もう切ったのかもわかんなくなっちゃったよ(笑)」
- 岩
- 「それは社長くんのせいじゃないよ」
ついにボンビー呼ばわりだもの。
睡眠王氏がここまで社長に見られることを嫌がるようになったのって、ここ最近のことだと思うんだよね。そういえば昨年末に睡眠王氏ができあがり大三元をアガれなくて、そのとき社長が「オレが見てたから?」って言った話があったなぁ…もしかしてあれがキッカケだったりする?
社長がこんなことを言いだした。
- 社
- 「睡眠王の打ち方は、すこし雀鬼様的なんだよ」
ちょっと前に家でもそんなことを言ってたんだ。睡眠王氏の打ち方のある部分については雀鬼様の考え方に近いんだ、と。でもあくまでも「ある部分」であって、睡眠王氏の打ち方そのものが雀鬼様的だと言っているんではない。断じて。
- 睡
- 「雀鬼様的とは?」
- 社
- 「雀鬼流なの。睡眠王、実は」
- 睡
- 「マジっすか!」
- あ
- 「そんなこと言うとつけあがるよ」
- 睡
- 「はははははは」
ちょっと間をおき、睡眠王氏はこう言った。
- 睡
- 「確かにね、長考しない…」
- あ
- 「確かにって言ったよ!」
- ア
- 「確かに!?」
「確かに」って!そのあとなんか言いかけてたけど、みんなもう食い気味で猛ツッコミだ。
- 岩
- 「ぶん殴れ!誰か」
- あ
- 「雀鬼会のひと誰か連れてきてよ」
- 社
- 「どこがとかなにも理由を言ってないのに自分でなんか納得してるのがシャクにさわるよな」
- 岩
- 「頼むから誰かぶん殴ってぇー」
- 睡
- 「あはははははははははは」
否定とか謙遜とかしないどころか、「あぁ言われてみればそうだね」的な反応ができるその神経がすげぇよ。
- 睡
- 「オレのどこが雀鬼流っぽいんすか?」
- 社
- 「いやいや………長考しないとこ」
- 全
- ―笑―
- 睡
- 「オレ、ドラは結構大事にしません?」
- あ
- 「よく言うよ。今日何回聞いたっけかなぁ〜あ!ドラだった!って」
- 睡
- 「あははは、あったあった」
- 岩
- 「長考しないのは考えてないだけなんじゃないの?」
- 睡
- 「いや考えてるよ」
- 社
- 「考えて早いんだよ」
- 岩
- 「ホントかぁ?」
- 睡
- 「ホントホント」
- ア
- 「なんか…俺様の思考は早いんだぜって自慢してるよ」
- 睡
- 「みんなが切る時間が考える時間だ」
- 岩
- 「ふっ…」
- ア
- 「なんか上からしゃべられてる」
- 睡
- 「あははははは、あれ?」
- 岩
- 「なんであんなに偉そうなの?ねぇ」
- ア
- 「俺様こうなんだぜぇ〜みたいな。なんか超上からを感じてかなりイラッときたね」
- 睡
- 「マジっすか!」
- 岩
- 「オレもイラッときた」
- 睡
- 「あれぇー?これはオレが悪いすか?」
ほぉらつけあがっちゃったでないの。
実は社長から本当の理由を聞いて知っているけれど、あえて言わない。イラッときたから。
半荘10回目南1局。親の社長がリーチをかけた。
数巡後、北家の(ア)氏が切った
を見て一瞬動きが止まった社長。しかしそのまま山に手を伸ばす。
- ア
- 「あれ?一瞬止まった気がした」
その後、あひるがツッパって追っかけリーチをかけ、社長がアタリ牌をつかんでフリコミ。
- 社
- 「くぅー!」
- 岩
- 「え?社長くんなんだったの?」
- 社
- 「ロッキューピンイーワン」
- ア
- 「六九筒一萬!?一萬切ったよオレ」
- 岩
- 「あホントだ」
- あ
- 「へ?」
みんなビックリして(ア)氏の河を見る。確かに
が切られていた。リーチ前じゃね?なんて話も出たけど、巡目を数えてみたらリーチのあとだ。
- 睡
- 「あははははははは、あっぶない」
- 社
- 「そだね、なんでだろ。あっはははははははははは」
- ア
- 「どゆこと?絶対にリーチのあとだよこれ」
- 社
- 「あははははははは…あれ?おっかしいなぁ〜」
社長の手はこんな感じだった。












伏せ牌の部分はシュンツがいっこあって、一盃口のスライド型。これノベシャボって呼んだらいいのか?七対子のイーシャンテンの形でもある。ちょっと変わった形だよね。
- あ
- 「あーそういえば一萬切ったときに一瞬間があったよね」
- ア
- 「うん、一瞬止まった気がしたんだよな」
- 社
- 「なんでだろ。あはははははははは」
- 睡
- 「やっちゃった(笑)」
- 岩
- 「なんでアガらなかったかなぁ〜」
- 社
- 「あれぇ〜?まったく見てなかった」
- 岩
- 「いやぁチョンボじゃなかっただけよかったよ」
そして社長は…壊れた。
- 社
- 「あれぇ?なんでぇ?なんかポケットゾーンに入っちゃったね。なんだろ、よくわかんない」
- 全
- ―笑―
- 社
- 「なんだろいまの。なんでだろ。なんでだろなんで見逃したんだろ。見逃したことすらぜんぜん覚えてないんだけど。まったく記憶にないんですけど」
- 全
- ―笑―
- 社
- 「あぁもうダメだ。あれぇ?ほぼチョンボに等しいよねいまのね。チョンボつけといていいよ」
- ア
- 「いやいやいや(笑)」
- 睡
- 「そのあとロンしたらチョンボだけどね」
- 社
- 「えー?なんでぇ?なんかアガってからひっくり返さなかった?」
- ア
- 「いや、それはないって(笑)」
- 社
- 「えええぇぇぇちょっとなんかほとんどやる気がなくなっちゃったんだけど」
- 全
- ―笑―
- 社
- 「集中力がぷっつんぷっつん切れましたけどいまので。そーゆーことですか。自分で壊しちゃいました」
- 全
- ―笑―
- 社
- 「なんでぇ?あんな…えええぇぇぇ〜ショック!」
次局が始まり、中盤くらいまで進んだところで…
- 社
- 「いや、ツモろうとしたんだよいまのは」
- あ
- 「最初にそう言ったらよかったのに…もう遅いと思うよ(笑)」
- 全
- ―笑―
- 社
- 「そうだよね…」
- あ
- 「なんか…すごく残念なひとになっちゃった(笑)」
そしてオーラス。ダントツの(ア)氏が55800点。2着あひる23900点。3着社長11600点。ラス岩茶氏8700点という状況。
- 社
- 「えぇ〜うそぉ。3着やだな。それラスの方がいいなぁ」
- あ
- 「なんで?」
- 社
- 「抜けちゃうから」
- ア
- 「もう1回やりたい?」
- 社
- 「うん。えぇ〜ちょっと飛ばしてよ誰か。ってか岩茶さんなんでラスなの?おかしくない?」
- 睡
- 「インパチフリ込んでるから」
- 社
- 「えぇ〜それなしだよ岩茶さーん。3着になってよがんばって。お願いだから。今日だけ許してあげるから」
半壊半本気でラスに落ちることを望む社長。この半荘はさっさ終わらせて次の半荘をやりたいって気持ちと、あんな見逃しをやっておいてラスじゃないのが自分的に許せないって気持ちが入り混じっているらしい。
そして岩茶氏がリーチ。
- 岩
- 「最後だ。最後のリーチ」
- 社
- 「よしよしよし…よしよしよしよし…カン!」
- 睡
- 「一発消しだ(笑)」
- 社
- 「違うよ。岩茶さんに点数あげたんだよ」
ドラを増やして岩茶氏のアガリ点を高くしようということらしい。しかし…
- 睡
- 「あれ?」
- 社
- 「あれオレなんか…ヘンじゃない?」
- 睡
- 「ツモって…ない?」
- あ
- 「あっリンシャン持ってきてないんだ」
- 社
- 「あ、そうだ」
社長は嶺上牌に手を伸ばしツモろうとしたが、すでに下家がツモって打牌しようとしていたところ。
- 睡
- 「あ、もう…」
- 全
- ―爆笑―
- 岩
- 「いま、ふっと持ってこようとしたけど(笑)」
- 睡
- 「もうダメ(笑)」
- 社
- 「おかしいと思ったんだ。どう見てもなんか…なんでアタマがないんだと思ったんだよ」
- 睡
- 「あはははははははは」
アガる気はなくてホントにドラ増やすだけのカンだったんなら、そんなに致命的でもないかなって気もするけどね。でもこのリンシャンツモり忘れは素だったな…
この局は親の(ア)氏がツモって2000オール。社長は万点棒を出した。
- 社
- 「800バック」
- ア
- 「はっぴゃく?」
- 社
- 「あ、8000バック。そんな自虐的にならなくてもいいって?(笑)」
- あ
- 「そこまでしてラスに落ちたいか!」
- 全
- ―爆笑―
最後は社長がリーチをかけ(そこはノーマークだったわよ!)、トップの(ア)氏から出アガリして誰も順位変わらず。半荘が終了した。
- 社
- 「いやショックだなさっきの。なんでオレ見逃したんだろ」
- あ
- 「あの一萬の前になんか索子切られて、そのときも一瞬間があったような…」
- 社
- 「あんな変な待ちってあんまりめったにないからさ、なんか他にもあんのかなとか思ってさ、いろいろ考えちゃってたんだよね」
そして麻雀終了後。
- あ
- 「社長はなに?一番印象に残った場面は」
- 社
- 「一番印象に残った場面?一萬見逃した!」
- 全
- ―笑―
- あ
- 「そっか、そうだよね」
- 社
- 「あれがすべてです!」
見逃しありのツモり忘れありので、なんだろう…今日は社長、厄日だったか?
半荘11回目オーラス。トップは(ア)氏で37800点。2着は睡眠王氏で33100点だった。親は睡眠王氏。
抜け番の社長は睡眠王氏のうしろで観戦していた。
- 社
- 「睡眠王トップ?」
- 睡
- 「いいえ」
- 社
- 「誰がトップなの?」
- ア
- 「こっち」
- 社
- 「何点差ぐらいなの?」
- 睡
- 「んー4000点差ぐらい」
- 社
- 「あ、なんだ。逆転じゅうぶん可能じゃん」
- ア
- 「余裕で可能だよ」
- 社
- 「アガりゃいいんじゃん、とりあえず」
- 睡
- 「じゃあどいてくださいよ」
なんと睡眠王氏、とんでもないことをハッキリとキッパリと言い切った!
- 全
- ―爆笑―
- あ
- 「ちょっと本気だったよいまのー」
- 社
- 「ぜっっっっっっったいどかねぇ!!」
- ア
- 「なんつーの?オブラートでくるむとかそういう配慮はまったくないよね(笑)」
- あ
- 「どまんなか直球投げたよね」
- ア
- 「とりあえずもう言っちゃうみたいな」
- 睡
- 「あはははははははははは」
- 社
- 「まぁなに言われてもどかないんだけどね」
- ア
- 「なんでこう…あそこまでハッキリと言い切れちゃうのかが(笑)」
冗談には聞こえなかったもの。絶対に本気だと思う。
十三不搭
半荘12回目南3局。配牌をとり、親の岩茶氏が牌を切り出して局がスタートし、北家の(ア)氏のツモ番。
- ア
- 「なぁ睡眠王、これ十三不搭じゃねぇの?」
抜け番の睡眠王氏が(ア)氏の配牌をのぞき込み、「まだツモってない」と言った。(ア)氏は牌山に手を伸ばし、1枚ツモってくる。
- ア
- 「ほら十三不搭」
- 睡
- 「お、お…おぉそうですね」
- 岩
- 「あっはっはぁ〜んちきしょーひとが親のときにぃ〜」
(ア)氏が手牌を倒す。












ツモ
- あ
- 「十三不搭だ…見事に十三不搭だ」
- ア
- 「だよね」
- 岩
- 「なぁんでひとが親のときにそういうのやるわけぇ〜?」
- ア
- 「別にやりたくてやったわけじゃないよ(笑)」
十三不搭は猿雀会では満貫役。当初は役満にしていたんだけど、いろいろあって満貫に変更した。でもこれってアガリ役でいいんだっけか。めったに出ないから扱いに自信がない…
- あ
- 「十三不搭はアガリ役…なんだよね?」
- 岩
- 「うん、アガリ役」
- ア
- 「あ、そうなの?」
- あ
- 「ってことは親流れんだよね?」
- 社
- 「ふふっ…」
- 睡
- 「あっはっはっはっは」
- 岩
- 「さっくり流されるにもほどがあるだろそれー!」
- ア
- 「しょーがないじゃん(笑)」
配牌から1枚切っただけで満貫親っかぶりで親番も流されるって、悲しいよね…
- あ
- 「私…中イチナキしなかったのが…あっでも関係ないんだっけ?」
- 睡
- 「いや関係あると思う」
- 社
- 「あ、そゆこと?十三不搭成立しなくなるんだっけ?」
- ア
- 「十三不搭そのものは成立するんじゃないの?」
- あ
- 「前にフーロが入っててもいいんだっけ?」
- 岩
- 「え、うそ。ダメだろ」
- ア
- 「ダメなの?」
- 岩
- 「フーロが入ってたら基本ダメじゃねぇの?」
いやぁホントに扱いに自信がない…でもちょっと調べたら純粋な第一ツモでないとダメらしい。うん、まぁそうだよね。
- 睡
- 「ダメだったら…十三不搭は役満でいいと思う。地和だもん」
- あ
- 「役満?」
- 睡
- 「うん、アガリ役でしょ?そしたら地和じゃん」
- あ
- 「でも…ホントにアガリ役なのかな…」
- 岩
- 「アガリ役だよ」
- あ
- 「ですよね…なんで地和じゃないんだろ」
- 睡
- 「だから役満だったんじゃない?」
- 岩
- 「意味がわからない」
十三不搭って、第一ツモでアタマができるのがホントの形らしいんだよね。でも親の場合は配牌と一緒に第一ツモも持ってきてわかんなくなっちゃうから、第一ツモの時点で十三不搭の形になっていればいいよってなって、出やすくなってるぶん満貫役にしてるって感じでないかと。
- 睡
- 「じゃあ…完全十三不搭だったら役満」
待て待て待て。そんな安易に決められることじゃないって。
まず大前提として、十三不搭と天和地和が複合するなんてことはないと思う。つかそれだったら十三不搭は必ずダブル役満以上になっちゃうでないの。
というわけでちょっと調べてみたけど、十三不搭を採用しているところが少なく、扱いはやはり「決め」によるって感じなんだよね。でもいくつか記事を見つけたので、自分なりに納得がいくようにまとめてみた。
天和地和は、純粋な第一ツモの時点でアガリ形になっていれば成立する。アガリ形というのが4面子1雀頭、七対子、国士無双のいずれかの形(第一ツモ条件でなくてもアガれる形)だとすれば、十三不搭はこれに当てはまらないと考えられる。よって複合はしない。
んで、この「アガリ形」に当てはまらない十三不搭を「アガリ役」にするかどうかは、やっぱり「決め」だと思う。流し満貫と四槓子もアガリ形ではなくかつアガリ役として認めていないので、同様に十三不搭もアガリ役としないってのがしっくりくるかなぁ…
なんかあんまりまとまってないけど…ご意見がある方はぜひお聞かせください。
睡眠王とその仲間たちのくだらんダジャレコーナー
- 睡
- 「なんじゃとぉー?なんじゃとういち」(座頭市)
- あ
- 「こういうとこ、つかますかなぁ〜」
- 睡
- 「ニジマス」
- 岩
- 「ヒメマス。カラフトマス」
- 睡
- 「いい手なのかどうなのか…ハンダごて」(判断の手?)
- 岩
- 「染まってるわけじゃない…の?」
- 睡
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- 睡
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- 岩
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- 睡
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- 社
- 「おしまいです。次ふります。次フリーマーケット」
- 睡
- 「ふらなかった…フラナガン」
- 岩
- 「いやヒドイ」
- 睡
- 「ヒロイン?」
- あ
- 「ヒドイね。今日はダジャレにキレがない」