猿3:ほにゃらかはにゃらか
(勉強になります!)
2009年 3月 6日 金曜日
緑一荘206 にて
記 録 表 (x...ブットビ x...ヤキトリ)
| 半荘 |
岩茶 |
あひる |
睡眠王 |
タイガー |
社長 |
| 1 |
-12 |
-19 |
-1 |
32 |
|
| 2 |
-11 |
1 |
-24 |
34 |
|
| 3 |
35 |
-29 |
7 |
-13 |
|
| 4 |
-6 |
xx -44 |
41 |
9 |
|
| 5 |
53 |
1 |
xx -44 |
-10 |
|
| 6 |
36 |
5 |
-23 |
-18 |
|
| 7 |
5 |
-16 |
-29 |
40 |
|
| 8 |
-4 |
74 |
x -30 |
xx -40 |
|
| 9 |
48 |
10 |
-13 |
xx -45 |
|
| 10 |
-32 |
-19 |
42 |
9 |
|
| 11 |
-40 |
46 |
-16 |
10 |
|
| 12 |
-27 |
-2 |
xx -42 |
|
71 |
| 13 |
2 |
|
35 |
-14 |
-23 |
| 14 |
|
-2 |
-16 |
-24 |
42 |
| 15 |
51 |
|
-17 |
-28 |
-6 |
| 賞罰 |
|
xx |
xxxxx |
xxxx |
|
| 合計 |
98 |
6 |
-130 |
-58 |
84 |
- ドラ大賞:タイガー
- 「白・表ドラ4」満貫
- ドラ大賞:タイガー
- 「タンヤオ・嶺上開花・表ドラ4」親跳満
- ドラ大賞:岩茶
- 「リーチ・ツモ・海底・表ドラ5・裏ドラ3」三倍満
- ドラ大賞:あひる
- 「リーチ・タンヤオ・表ドラ3・裏ドラ1」親跳満
- 一発大賞:タイガー
- 「リーチ・一発・ツモ・三色同順・表ドラ2」
- 一発大賞:岩茶
- 「リーチ・一発・ツモ・中」
- 一発大賞:あひる
- 「リーチ・一発・ツモ・平和・裏ドラ1」
- 一発大賞:岩茶
- 「リーチ・一発・ツモ」
2週連続で集まるなんてひさしぶりな気がする。
今回も最初に集まったのはいつものメンツ4名。翌日の夕方から社長が乱入し、そのまま最後まで参加していった。
トップはまたしても岩茶氏。まだまだ好調が続いているらしい。
カベブラック
半荘1回目の南2局。タイガー氏がリーチ。
数巡後、わりと押し押しの岩茶氏がタイガー氏の切った
に「ポン」と言い、

の3枚の牌を手から倒した。
- 睡
- 「なんで3つ倒そうとしてんの?」
- 岩
- 「え?捨てるから」
- 睡
- 「じゃあ捨てろ」
岩茶氏はまず2枚の
を卓の右端に寄せてから、
を持ち上げて河に置いた。
- タ
- 「ロン。高め」
- 睡
- 「おー!ほほほほほ!」
- タ
- 「リーチ平和三色純チャン」
- あ
- 「うわ純チャン三色だぁ!幻の純チャン三色だ!」
- タ
- 「はい。純チャン三色です(笑)」
- 睡
- 「出ちゃったー」
門前純全帯三色は昨年のお年玉クリア条件のひとつだった。結局出ないまま年が明けてリセットされてしまったが…この条件を提案したのはいまこれをアガったタイガー氏本人だった。
- あ
- 「タイガーくんが提案して、ケリをつけたって感じ?純チャン三色」
- タ
- 「はははは…」
- 岩
- 「つけんでよし!」
ハネ満直撃された岩茶氏。でもこの
は危ないと思って止めていた牌だったらしい。
- 岩
- 「いやあの八筒が出たところでぇ、ちょっと九筒が切りやすくなったなと思って鳴いたんだよ」
- あ
- 「でも鳴かれたことで、出やすくなったと思ったでしょ?」
- タ
- 「はい(笑)なんか…その牌は出てくるのかどうかと思って…」
…確かに。岩茶氏の手から

と倒されたとき、タイガー氏はそれが河に出されるまでまったくのノーリアクションで待っていたんだ。岩茶氏も倒してすぐには動かず、一息おいてからまず右に寄せた。お互いに息をのんだ瞬間…だったのかもしれない。
- 岩
- 「うわーい九筒切れるかもしんない鳴いてみよう、って感じだったんだよ。うわーなんだ見事に当たってたんじゃんオレー…読みが。見事すぎる」
- あ
- 「見事すぎる(笑)」
- 岩
- 「ちきしょー!八筒鳴かせやがったー!」
- タ
- 「はははは」
- 睡
- 「うまいね」
- あ
- 「うまいねぇ〜(笑)」
- 岩
- 「そんなブラックのしかたもあったのかぁこのオヤジ…」
- 全
- ―笑―
- 岩
- 「カベブラックだ…」
- 全
- ―笑―
- 岩
- 「オレの手牌の中にトイツってることまで見越したのか…」
さすがブラックタイガー。いろんなブラック技を持ってんなぁ…
半荘2回目の東3局。睡眠王氏がリーチをかけたが、あひるの白ホンイツカンチャン待ちにつかまって放銃。
そして東ラス。睡眠王氏が1巡目でいきなりドラの
を切った。
- 睡
- 「いらんわ!」
- タ
- 「カン!」
なんとタイガー氏がそれを大明槓。
- 睡
- 「かんん!?」
- 岩
- 「いきなりドラ4かよぉ〜」
- タ
- 「ついやっちゃっ…たっす(笑)」
- 睡
- 「か、かーんー?かーんー?」
- あ
- 「くぅー…私ってば親なのにー」
- タ
- 「いやぁ…キツイ…」
- 全
- ―笑―
- あ
- 「こっちのセリフじゃ!」
- タ
- 「すいません!」
- 全
- ―笑―
大明槓したはいいけど役が見えないらしいタイガー氏。でもなんたってドラ4だ。それなのに睡眠王氏ってば、タイガー氏の風である
を平然と切りとばす。しかしタイガー氏は鳴かず。
- 睡
- 「ちょっと…タイガーくんに夢持たせてあげようかな」
- あ
- 「もう夢持ってるよこれ!ドラ4なんだから!」
- 睡
- 「あははははは」
さらに睡眠王氏は
を切った。
- タ
- 「ポン」
- あ
- 「あ!そうですかぁー…ダメだなんか結託してるー」
タイガー氏の下家にいた睡眠王氏。間髪入れずに今度は
切り。カンドラだ。
- 岩
- 「ポン!」
- 睡
- 「あ!あははははははこっちは予想外だった」
- あ
- 「あ―――そうかいそうかい!」
- 岩
- 「すげぇ…なんだかひとりでドラななも(笑)」
- 睡
- 「あははははは」
- 岩
- 「わずか3巡で9飜も鳴かせてるよ(笑)」
いやーキビシイ。あひるは親だっつーのに。もうなんもできねぇ。
- あ
- 「いやいやいやいや…ドラ4とドラ3にはさまれた私…そして私は親…」
- 睡
- 「さっきオレのアガリをジャマされたから。カンチャンにリャンメンが負けるなんて。そんなのは仕返しするよ」
- 岩
- 「あ、仕返しで鳴かせたってことか?」
- あ
- 「仕返しデカイだろ!私アガったのザンクだよ?」
- 睡
- 「リー棒持ってったじゃん」
- あ
- 「ふっざっけったことを…そうかよくわかった。おぼえてろ」
- 睡
- 「あっはっはっはっは。だって大明槓なんて予想できないよ」
- あ
- 「中ポンは予想できるだろーよ!」
- 岩
- 「あの白は?」
- あ
- 「白も。役つけさせたんだもんね。白ドラ4と中ドラ3だよ?」
- 睡
- 「つけさせたくなっちゃったんだもん」
- あ
- 「なんだかなぁ…まぁでも、おぼえとけ」
- 睡
- 「うふふふふ。ケンカ売った?オレ」
- あ
- 「売られたろー。思っくそ売られたろーよ」
そりゃさっきはあひるがアガったさ。リーチかけてた睡眠王氏がアタリ牌つかんでくれたさ。でも自分でリーチかけて勝手に飛び込んできたんじゃん。アガれなかったときはいちいち「ジャマされた」って思うわけ?リャンメンだろーが5面張だろーが知らないっての。
そして数巡後、タイガー氏が岩茶氏からロンアガリ。白ドラ4の満貫。
- 睡
- 「まぁ…順当なところから出たな」
- あ
- 「ふっ…」
- 岩
- 「くっそー…ぶん殴りてぇ」
- 睡
- 「鳴かせてやったじゃん!オレは。夢を見させたよ」
- あ
- 「鳴かせようと思って鳴かせたのかい?」
- 睡
- 「おう」
- あ
- 「ウソだね」
- 睡
- 「ホントホント」
- あ
- 「結果的に鳴かれちゃっただけじゃん」
- 睡
- 「ホーントだってば」
- あ
- 「だってそっちは予想外だって言ったじゃんよ!」
- 全
- ―爆笑―
- 岩
- 「言った言った。言ったよな(笑)」
- 睡
- 「よっくおぼえてるなぁこんちくしょう(笑)」
- 岩
- 「こんちくしょうじゃねーよ(笑)」
- あ
- 「大嘘つきだな。まったく。まぁーおぼえてろよ」
- 睡
- 「あはははは。てへっ」
たぶんね、「仕返し」とか言ってんのも後づけなんだよ。結果的に鳴かれちゃったからそう言ってるだけで。使えないから切っただけなんでしょーよ。でも…おぼえてろよ。
色ブラック
半荘3回目東3局。タイガー氏が


と切って4巡目リーチ。
リーチ後の捨て牌は

。そして「アンパイがない」と嘆いていた睡眠王氏が
を切った。
- タ
- 「ロン」
- 睡
- 「あぁ…やっぱり」
待ちは
タンキだった。





ってな感じであとは別色でふたメンツ。
- あ
- 「えぐ!」
- 睡
- 「エグイな」
- タ
- 「リーチ中です」
- 岩
- 「エグイねぇ〜」
- 睡
- 「なんかそんな気がしたんだ」
ここで睡眠王氏はトイレに行った。
- タ
- 「リャンメンにもなんにもできずですね…」
- 岩
- 「できるじゃんかよ四筒残せば」
- タ
- 「こいつ(中)をちょっと…」
- あ
- 「中をつけたかったのね。そうだよね。平和つかないもんね中アタマにしても」
- 岩
- 「いやリャンメンにしたいか中をとるかどっちかかとしたら…どっちだよ」
の暗刻はくずしたくないとして、タンキ選択は
でも
でもツモってはいたけれど、結果的に筒子が安い河になって
を誘い出したってな感じ?スジとしては生きてるところっつーか裏スジなんだけど…やっぱりブラックだよなこれ。
- あ
- 「いやーでもこれ五筒は出そうな捨て牌だよねぇ(笑)」
- 岩
- 「だってとっかかりがなんにもないんだもん」
- あ
- 「ビックリしたよ。睡眠王くんがやっぱりって言ったから。よくこれでやっぱりって思うと思って」
- タ
- 「いえたぶん…読まれたと思いました」
- あ
- 「読めないよぉ!読めないって。読めます?これ」
- 岩
- 「読めないよな(笑)」
- あ
- 「やっぱりどころか、五筒ウソだろ?って思うよねぇ」
- 岩
- 「ちょっと睡眠王に根拠聞いてみようか」
- あ
- 「いやすげーなーブラックだなぁ」
- タ
- 「ちょっと出たら悪いな…って思いました(笑)」
そこに睡眠王氏が戻ってきた。
- あ
- 「なんでやっぱりなの?五筒」
- 睡
- 「え?なんか…うん…」
- 岩
- 「根拠なし?とりあえず言ってみただけ?」
- 睡
- 「………」
- 岩
- 「やっぱな(笑)」
- あ
- 「なんかうっすら疑いがあった五筒ならさぁ、私疑い持ってなかったから、どのへんから疑ったのか知りたいじゃん。なーんて思ったの」
- 睡
- 「…どーでもいい(怒)」
たぶん
がアタリだっていうよりも、「オレがふるような気がした」っていう意味の「やっぱり」だったんだろうなぁ…
でも考えてみりゃ、あったっておかしくないよね。この
。巡目早くてなんかいやらしい捨て牌になっちゃってるってだけで。
三倍満
半荘5回目のこと。東1局で岩茶氏が親マンにフリコミ。さらに東2局では親ッパネをツモられ、なんやかんやで岩茶氏の持ち点は6500点になっていた。
そして東3局。睡眠王氏がリーチをかけ、1巡したところで岩茶氏が王牌のあたりを豪快に崩した。
- 岩
- 「お、おわっ」
- 睡
- 「ああっ、ちょっとー」
- 岩
- 「すいませーん…すいませんすいません。ごめん」
幸いにも王牌の上段だけがスライドするようなこぼれ方だったので修復は可能。岩茶氏がなんとかかんとか元どおりに牌をのっけて、自ら罰符1000点を場に出した。
- 岩
- 「あぁ…残り5500」
- 全
- ―笑―
- 岩
- 「悲しい…」
そして次巡。
- 岩
- 「しょーがねぇ。これオープンさせて」
そう言って岩茶氏は手牌から4枚の牌を倒した。なんとドラの
。そいつを暗カンするってかい!あれだけハデに山こぼしといてドラカンするってかい!
終盤、岩茶氏は残りのツモが1回というところでリーチをかけた。あひるがこれを一発消しチー。しかしこれにより岩茶氏に海底をまわすことになってしまった。
そして…海底。
- 岩
- 「はぁーいてい、うっ、ツモ!」
- あ
- 「あぁーまわしたんだな私」
- 睡
- 「あああぁぁぁ…」
- 岩
- 「リーチ海底ツモ。ドラよんドラご…」(裏ドラに手をのばす)
- 全
- 「………」
- 岩
- 「ドラろくドラななドラはち」
元ドラ
暗カンで4枚にカンドラ1枚、そしてなんと暗刻の
が裏ドラだった。
- 岩
- 「11本。さんばいまぁーん!」
- あ
- 「うわああぁぁー…ごめんねぇ」
- 岩
- 「や―――!生き返ったぁ!生き返ったぁ!オレは生き返ったよ!!」
- 睡
- 「…残り300」
- 岩
- 「残りカスカスだったんだもーん」
まだアガっていなかった睡眠王氏はこの親っかぶりでイッキにトビの危機。
- 岩
- 「でもトップはいまあひるさんでしょ?」
- あ
- 「タイガーくんでない?」
- 岩
- 「あ、そっちなの?」
- 睡
- 「どーでもいいです!やってられん!」
このあと岩茶氏はタイガー氏から直撃してさっくり逆転。最後は親マンをツモって睡眠王氏ブットビ。
残り5500点からの大逆転ってのはスゴイかもしんないけど…あの三倍満はなぁ…考えてみりゃカンドラ表示牌も含めてあのへんごっそりこぼしてたんだよ。それでカンしてリーチするっつーもんな。でも…結果的にアガらせたのはあひるの余計なチーなんだよな…
誤申告で飛ばした
半荘8回目。あひるが突然のバカヅキモードに突入し、東1局でアガりまくっていた。1本場で岩茶氏から親ッパネ、2本場で2200オールツモ、3本場でタイガー氏から親マン。
4本場で岩茶氏がアガって親を流し、東2局で今度は岩茶氏が連荘。
そして東2局2本場。あひるがふたつポンしてタイガー氏からロン。
- あ
- 「トイトイドラドラ」
- 睡
- 「飛んだ?」
- あ
- 「満貫。2本場で8600です」
- タ
- 「あぁ…200足りなかったです」
- 睡
- 「うそぉー…親来なかった。ふざけんな!」
- 岩
- 「東2局で終わりか(笑)」
タイガー氏ブットビで半荘終了。あひるは+74という大きなトップをとったのだった。
時間的にもそろそろ寝ましょうってことになり、前半戦はここまでにして各自寝床を準備したり歯を磨いたりしはじめた。しかしここであひるはとんでもないことに気づいてしまった。






ポン
ポン
ロン ドラ=
最後にタイガー氏からアガった手…これテンパネしないじゃん!東場だし北家だし、トイトイドラドラ7700の2本場で8300じゃん!タイガー氏は持ち点8400点だったんだから…飛んでなかったんじゃん!!
うわーこんなの申し訳なさすぎる…どうしよう…言うべきか…でも言ったところで数字はもう変わんないんだよな…だけど黙ってるなんてのはあまりにあまりだ…つーか謝りたい!
…とか考えているうちにタイガー氏も岩茶氏も寝床に入ってしまった。睡眠王氏がまだ起きて麻雀部屋にいたのでこっそり報告。「言われてみればそうだった」と言っていた。
寝て起きて、タイガー氏と顔を合わせた瞬間にまず謝罪。
- あ
- 「タイガーくんゴメン!!」
- タ
- 「はい。え?」
- 睡
- 「最後ね、実は飛んでなかったらしい」
- あ
- 「私、テンパネしてないのにテンパネで申告しちゃったんだ」
- タ
- 「あれ?チッチの何本場っていうんじゃ…」
- あ
- 「ううん、チッチの2本場だったら8300だったんだよ」
- タ
- 「あ、100点残ったってことですか」
- あ
- 「うん、そう…」
- タ
- 「いや大丈夫ぜんぜん…僕もいつも点数見てもらってるんで」
- あ
- 「うー…ホンットに申し訳ないです」
- タ
- 「いえぜんぜん。結果は変わんなかったか…というか傷は浅かったかもしれないっす」
- 睡
- 「そのあとまた満貫フリ込んだりして?もっと深かったかもしれない(笑)」
うわーんなんてオトナなんだタイガー氏…つーかそれがわかってるからなおさら申し訳ないんだ。
その後しばらくして岩茶氏が部屋に入ってきた。
- 岩
- 「なんか飛んでなかったかもしれないとか。テンパネがどうとか」
- タ
- 「あぁ…なんか100点残ったって…」
- 岩
- 「へっ、その100点が結構効いたかもなぁ。南場に入っていきなりブレイクしたかもしんないぞ」
- タ
- 「逆に…もっとへこんだかもしれないっす」
- 岩
- 「ひょっとして最後の100点から大復活劇を見せたかもしれないのに」
- タ
- 「いや…でもあの流れでは…そのなけなしの100点からさらにこう…(笑)」
- 岩
- 「なぁ、あひるさん」
- あ
- 「かもしれないですね…」
- タ
- 「いや、たぶん…あの流れでは…(笑)」
- あ
- 「いやもうホント、申し訳ない…」
- タ
- 「いや…あのもっと…へこんでた公算が強いような気が…」
どっちも可能性はあるんだし、「かもしれない」って言い出したらきりがないんだけど…実際には飛んでないのに誤申告で飛ばしたってのは事実だ。ホントにホントにゴメン!タイガー氏。
オレでさえ見逃した
半荘9回目南1局。タイガー氏が残り4700点でトビの危機だった。
持ち点45900点の岩茶氏がダントツで、筒子の染め手っぽい仕掛けからさらに自風の
をポンして逃げ体勢。睡眠王氏もチーポンしてクイタンの構えを見せていた。
しかし誰もアガれず、流局。
- 岩
- 「この七筒ついうっかり見逃しちゃったよ」
- 睡
- 「あはははは」
- 岩
- 「北をここにそろえてる間に次にいっちゃったんだよね。あぁ切れてる!みたいな(笑)」
- あ
- 「すごいとこ切ったなって思った」
- タ
- 「はははは」
- 岩
- 「こっそり切りやがったよ」
岩茶氏は
のポンテンだったらしい。河から拾って右端にそろえている間に下家のタイガー氏がツモって
を切り、岩茶氏が前を向いたときにはすでにトイメンの睡眠王氏が打牌しようとしていた。確かにあの
は強いな、って思ったんだ。
親のタイガー氏がノーテンで親流れ。残り3200点になって南2局へ。
- 岩
- 「ホントだったらさっきの局でタイガーくんぶっ飛ばして終わりだったはずなのに」
- タ
- 「はははは…」
- 睡
- 「ぶっ飛ばしたいの?」
- 岩
- 「いやなんでオレこんなにいま苦しんでるんだろうと思ってさ。ホントだったらなぁ…なんて(笑)」
そしてあひるがリーチ。
- あ
- 「出さないでぇー」
- タ
- 「はははは…」
- あ
- 「出さないでぇー出さないでぇー」
- 睡
- 「だったらリーチすんなよ。ヤレヤレだぜ」
そして数巡後…タイガー氏から出てしまいました。
- あ
- 「ロン」
- 睡
- 「出ちゃった」
- 岩
- 「ド引っかけじゃねーか!」(四索切ってて七索待ちだった)
- あ
- 「リーチドラ3丁です…すいません満貫です…すいません」
- タ
- 「いえいえ」
- 睡
- 「あーあ、飛んじゃった」
誤申告でタイガー氏を飛ばしといてまた飛ばしたあひる。いや今度は間違いなく満貫だけど。でもヒドイ話だ…
- あ
- 「いやー………申し訳ない!」
- タ
- 「いやいやいや。ぜんっぜん」
- 睡
- 「ヒドイ女だ」
- あ
- 「ヒドイ女だね…」
- 岩
- 「オレだって見逃したのに」
うわーそうだったのか…岩茶氏ダマテン入ってたのか…ダントツだしアガるとこ選べるし、さすがに連続トビは気の毒だと思って見逃したのか…それはますます申し訳ない…
- 睡
- 「ふっ…あれは天然でしょ?」
え?天然?…ってもしかしてその前の
のことか!?
- あ
- 「あ!さっきの七筒のことを言ってます!?もしかして」
- 岩
- 「はっはっはっはっは」
- あ
- 「ねぇ、まさか。まさかと思うけどあれを言ってます?」
- 全
- ―爆笑―
- あ
- 「オレだって見逃したのにって、あれを言ってます?ねぇ、どうなのよ」
- 睡
- 「あれは天然でしょ」
- あ
- 「ちょっといま私…さらに申し訳ないって思ったけど。あれは見逃したっていうか…見損ねたんでしょ?」
- 全
- ―笑―
- 睡
- 「あれを見逃したって言う?」
- 岩
- 「見逃したじゃんかよ(笑)」
- 睡
- 「ホントの意味で見逃したの?」
- 岩
- 「ホントの意味で見逃したんだよ」
- あ
- 「意図的に見逃したんですか?」
- 岩
- 「………」
- 睡
- 「偶然?」
- 岩
- 「偶然だけど。ついうっかりだけど。見逃したんじゃんかよ。オレでさえ」
「オレでさえ見逃したのに」ってのは「ヒドイ女だ」につながるわけでしょ?うっかり見逃して「こっそり切りやがった」とか「ぶっ飛ばして終わりだったはずなのに」とか言ってたひとにそんなこと言われたかぁないわ!
半荘10回目東3局。親のタイガー氏がわりと序盤で岩茶氏からドラの
をポン。続けてもひとつ索子(なんだか忘れました)をポン。
- 岩
- 「あれぇ?3、5と切ったけど…染まってんのか?」
タイガー氏の河には
と切れていて、索子の染め手って感じではない。むしろ筒子がたっかたかな感じ。
- 岩
- 「まぁドラ3のみじゃアガれねーからなぁ」
- 睡
- 「役牌」
- 岩
- 「役牌?オレに役牌しぼれってか」
- 睡
- 「うん?だってしぼらないでしょ?」
- 岩
- 「んーだって4枚もあんだで?役牌」
- あ
- 「うわ、告白しちゃったよ」
- 睡
- 「あはははは、じゃあ切ればいいじゃん」
それから数巡後。
- 睡
- 「まだ2枚しか出てないなぁ…」
- あ
- 「なにが?」
- 睡
- 「岩茶さん…字牌(笑)あと2枚…出さないの?」
- 岩
- 「出したじゃんかこんなにー」
- 睡
- 「2種類しか出してない」
- あ
- 「え、そこもか!そこも飜牌待ってんのか」
- 睡
- 「………」
- 岩
- 「そんな気がしてきた」
- あ
- 「うん…いまのセリフはそんな気がするなぁ」
- 睡
- 「だまらっしゃい!早く切る!」
- 岩
- 「わっはっはっは…ダメだ。切れなくなった」
その後タイガー氏がもひとつポンしたがそのまま流局。タイガー氏のひとりテンパイ。
と
のシャボ待ちだった。
- 岩
- 「睡眠王、東ねらってたんだろ?」
- 睡
- 「いや?」
- あ
- 「東はタイガーくんとこに2枚あるじゃん」
- 岩
- 「あ、そうだそうだ(笑)」
- 睡
- 「オレは切ってくれるのを待ってた。切ってアンパイになるのを待ってた」
- あ
- 「なるほど」
- 岩
- 「オメーが切ってアンパイにしろ」
- 睡
- 「やだ。そういうときは岩茶さんの役目でしょ?」
- 全
- ―笑―
- あ
- 「なに?役割があるわけ?」
- 睡
- 「岩茶さんがぁ、危険な字牌を切ってぇ…」
- あ
- 「それは…コンビ?コンビの掟?」
- 岩
- 「コンビ言うな!」
コンビの掟そのいち。「危険な字牌を切るのは岩茶の役目」
いろいろとコンビでの決めごとってのがあるのね…
半荘11回目東3局。タイガー氏が筒子、睡眠王氏が萬子、岩茶氏が索子の染め手をやっていた。
わりと激しい鳴き合い鳴かせ合いがあって、最後は岩茶氏がタイガー氏に筒子でフリコミ。役牌ホンイツでザンク。
- 睡
- 「はってた?」
- 岩
- 「ん?はってない」
- 睡
- 「なーにやってんだよ!はってないで切るなよそんなの!」
- 岩
- 「え?なんで怒ってんの?」
ちょっと本気っぽい怒り口調の睡眠王氏に、岩茶氏もちょっと怪訝そうな顔で返す。
- 岩
- 「はってないで切るなよって、じゃあ何切りゃいいんだよ」
- 睡
- 「………」
- 岩
- 「なんにも言ってくれない」
- あ
- 「スルーってやつじゃない?」
- 岩
- 「いや、答えに窮したんだよ」
すると睡眠王氏はボソッとつぶやいた。
- 睡
- 「索子か…筒子以外を切れ」
- あ
- 「ははっ、オレのために?」
- 睡
- 「オレのために。というかオレにフリ込め」
- 全
- ―笑―
- あ
- 「なーんだか。俺様だなぁ〜」
- 岩
- 「いまに始まったこっちゃないよ」
- あ
- 「索子か筒子以外を切れ。というかオレにフリ込め」
- 全
- ―爆笑―
- あ
- 「すっげー…ちょっと名言だね」
- 岩
- 「バカだな」
- 睡
- 「バカって言うな。カバ!」
コンビの掟そのに。「というかオレにフリ込め」
キビシイ掟だなぁ…
社長乱入
半荘10回目をやっているとき、社長から乱入予告の電話が入った。時刻は夕方5時ごろ。それから1時間ほどで社長が到着。半荘12回目から参加することになった。
その半荘12回目。入っていきなり絶好調の社長。起家でまずは岩茶氏から5800ロン。睡眠王氏から親マン。あひるから親マン。岩茶氏から2000は2900。そして満ツモ。
5本場リャンシバになって岩茶氏が2000は3500を睡眠王氏からアガり、やっと親流し。
東2局であひるが岩茶氏から1500をアガり、そのあとハネツモ6100オールで睡眠王氏がブットビ。社長は+71のトップ。
実はこのとき、あひるはとんでもないミスをしていた。ハネツモで睡眠王氏から入るはずの6100点を数え忘れてしまったんだ。飛んじゃったから点棒払えないんだよね。つまり…その点棒をまるまる社長にプレゼントしたことになる。そのことに気づいたのは、このネタを書こうとしてまとめてるときだった。だって半荘終了時の社長の点棒、どう数えても7万点には届かないんだもの。くぅー痛恨…
で、半荘12回目が終了したところで夕食を買いに行くことになった。
- 社
- 「もうイイ気持ちになったから帰ろかな」
ななななんですとぉー!
- 社
- 「あっははははははは」
- あ
- 「聞いた?いまの聞いた?どう思う?これ」
- タ
- 「ははははは…」
- あ
- 「プラ71とかとって。もうイイ気持ちになったから帰ろかなーだって。ビックリする」
- 全
- ―爆笑―
- あ
- 「睡眠王くんを不機嫌にするだけして、帰っちゃうわけ?」
- 社
- 「あははは。あとはよろしく」
とかなんとか言いながらも、社長は最後まで参加していった。
なにしてんの?
半荘14回目東2局。親のタイガー氏が索子のホンイツ手をやっていて、カンしたらモロのりで、さらに仕掛けて裸タンキになっていた。インパチ丸見えだし、おまけにそのタンキをちょいちょい入れ替えるもんだから、他の3人はかなり翻弄されていた。
3人は全力でフリコミ回避。タイガー氏もツモれず、ひとりテンパイで流局。
そして次局へ。
- 社
- 「あんなもんふっちゃったらアホやで。目も当てられないよ」
- タ
- 「いきなりドラになっちゃって…アガれないと思いました(笑)」
- 社
- 「だってヨダレたらしてライオンがさ、向こうから走ってきてるところにさ、車から降りるようなもんだよ」
- 全
- ―笑―
- あ
- 「さぁ食え!ってなもんだね」
- 睡
- 「待ってました、って?」
- 社
- 「ヨダレたらしてんだから。のんびり向こうで寝てるわけじゃないんだよ」
- 全
- ―笑―
社長のうまいんだかうまくないんだかよくわかんない例えにのっかって、みんなしてふくらませながら笑ったりなんかして、もうふくらまないよーってところで…訪れる静寂。
- 社
- 「なにしてんの?(笑)」
社長のヒトコトにハッとするタイガー氏。タイガー氏は親なんだ。親が切ってくれなきゃ始まらない。
- タ
- 「あっあっそうだ。すいません!」
- 睡
- 「あっはっはっは」
- あ
- 「切るひと切るひと(笑)」
- タ
- 「すいません(笑)」
- 社
- 「ビックリしたなぁもう…ダブリーかと思っちゃったよ」
タイガー氏が笑顔からビックリ顔に変わったあの一瞬が、たまらなくツボだった。
半荘15回目。これが最後の半荘。抜け番のあひるは社長のうしろで観戦。
- あ
- 「絶好調だという社長の麻雀を見て勉強させてもらおうかと思って」
- 社
- 「勉強になんないよ絶好調のときなんて。絶好調じゃないときの方が勉強になるんだよ。………なぁーんてね(笑)」
- あ
- 「勉強になります!」
東1局。社長の手は筒子と字牌が多く、ホンイツ方向って感じで第一打は
。しかし次巡でまた
をツモってきて、これをツモ切り。
次巡、社長の上家の睡眠王氏がドラの
を切る。
- 睡
- 「あっドラだ!」
- あ
- 「ドラは五索…」
そして社長のツモは…またまた
。
- 社
- 「なんだよこれ…あーあ」
- あ
- 「一索暗刻落とし…勉強になります!」
- 全
- ―爆笑―
- あ
- 「暗刻落とし勉強になります!」
- 社
- 「睡眠王だったら、ぶっ殺す!って言うよね」
その2巡後、睡眠王氏がリーチ。手を見てみると…
と
のシャボ待ちだった。ふたつ前でドラ
切ってるし…いやらしいなぁこれは。
そして社長が一発でつかまされたのは
。あイタタタタ…ぜんっぜんいらない牌だしスジだし、これは出ちゃうかなぁ…。社長はちょっと考えて、そのままツモ切った。
- 睡
- 「ロン」
- あ
- 「あああぁぁ…私見てちゃダメだね」
- 睡
- 「あはははははリーチ一発。あ!裏みっつのった」
- あ
- 「うわぁー」
- 社
- 「だけどさ、これダメじゃん。両方」
- あ
- 「うん…そうだよねぇ」
社長の手には
も1枚あって、いくならどっちかだろう、ってな状態だったんだ。
- あ
- 「いや私、うわ引っかけだーと思って、こりゃ出るなって…」
- 睡
- 「あはははははは」
- あ
- 「でも社長のことだからビシッと止めたりすんのかなーなんて」
- 社
- 「止まんないよ!だってあれ止めてても南は切ってたよ。どっちかは切ってたよ。ピンポイントで打ってたよ。まさにねらい打ちだよ!」
- 睡
- 「あはははははは」
- 社
- 「いやーまいりました。睡眠王先生にはまいりました…っていうかさぁ、通してねぇ?」
- あ
- 「誰が?私が?」
- 睡
- 「あはははははは」
- 社
- 「だっておかしくない?いまの。あんなに見事なのって」
- あ
- 「なんでぇ?」
- 社
- 「どっちもアタリなんだよ?こっちが浮いてんの。通してるとしか思えないんだけど」
- あ
- 「そう…ねぇ(笑)」
- 社
- 「なーんか不自然な会話だったんだよな。ドラとか暗刻落としとか…」
- あ
- 「えー!」
- 社
- 「いやだなぁ…もう絶対見るな!うしろ来るな!」
- 全
- ―爆笑―
こうしてあひるは社長のうしろから追い出されてしまいましたとさ。かなしー…
半荘15回目東2局。社長に観戦を拒否されてしまったあひるは、どこで見てたらいいもんだべか…とさまよっていた。
- 岩
- 「うわぁ…ほにゃらかはにゃらか」
- あ
- 「はい?」
- 岩
- 「ほにゃらかはにゃらか」
- あ
- 「私…が見にいってもいいんですか?」
- 岩
- 「いや見るな(笑)」
- 全
- ―笑―
- 睡
- 「どんだけ疫病神扱いだ」
- 岩
- 「いや、見てもいいよ。つーかちょっと見てほしい」
- 睡
- 「あ、岩茶さんのは見ちゃダメ」
あひるが見てるとアガれないとか疫病神だとかっていうのは前から言われてた。でも岩茶氏に対しては逆波長になるらしくて、むしろあひるが見ているときにデカイ手をアガったり連荘したりってのがあったんだ。つーか「波長」って、なんの波を出してるっつーのよ。
気になってチラッと見た岩茶氏の手には筒子がごっちょり。左端に萬子が2枚あるだけであとは全部筒子だった。
- あ
- 「ん…見ない方がいいらしい(笑)」
あひるは部屋の奥のマッサージチェアに座り、しばらくの間は誰の手も見ずにひとりでネタ帳をながめていた。
すると岩茶氏から「リーチ」の声が。
- あ
- 「リーチかけたらもう変わりようがないよね」
- 岩
- 「うん、見て見て」
- あ
- 「じゃあ見ます。勉強させていただきます」
- 岩
- 「勉強して」
岩茶氏のうしろに立ち、手を見ると…筒子のメンチン…












ってこれ…ちゅ…ちゅ…九蓮宝燈!高め
!なんちゅう手をはってるんだこのオッサン!
いやいかんいかん。平然としてなくちゃ。つーかこれこのまま見てない方がいいんでないか?いやでも見たい。こんな場面はそうそう見らんない。みんな出すなよー当たったら大ケガするぞー!
まぁ岩茶氏の河は筒子たっかたかだし…って思ってたらタイガー氏が一発で
を切ってきた。うわー来てる?危ないって危ないって!岩茶氏はその
を見て5秒ほど固まり、そしてゆっくりと牌山に手を伸ばす。
- 社
- 「なんだぁ?そのゆっくりは」
- 岩
- 「あぁ―――くそ」(一発ツモなし)
そして数巡後、岩茶氏はツモってきた牌を見て突然ガクッと下を向いた。牌を持った手がブルブルと震えている。
- あ
- 「ちょっ、たっ、なに?なに?なに?なにをツモった?なにをツモったの!?」
岩茶氏は下を向いたまま、その牌をこちらに見せた。…
だった。
- あ
- 「あ…二筒ね。あごめん言っちゃった。あでもどうせ見せるのか」
- 岩
- 「あ―――…」(二筒を卓に置く)
- あ
- 「あ、アガんの?」
- 岩
- 「うん、アガる。ツモ」
岩茶氏が手を開く。
- 岩
- 「アガったかぁ―――安めだぁ…」
- あ
- 「あぁードキドキしたぁー」
- タ
- 「おおおおおおお…ちゅう―――」
- 社
- 「九蓮宝燈じゃねぇか!」
- 岩
- 「二五筒三筒待ちだ」
- 社
- 「五筒か高め。やべぇー(笑)」
- あ
- 「いやぁ変な汗かいた。ビックリしたよこんなんなってわなわなしてっから。五筒持ってきたかと思いましたよ」
- タ
- 「五筒は僕が3枚持ってました」
- あ
- 「あぁ…じゃあないわ。ビッシリ押さえられてたんだ」
もう1枚は社長が
入りでチーしていた。
- 岩
- 「あぁーちょっと震えた(笑)」
- あ
- 「震えますね。死んじゃうかと思ったね」
- 岩
- 「ちょっと死ぬかと思った」
- 社
- 「そりゃ変な汗かくよ(笑)」
- 岩
- 「実はこれアガってたんだよね。九筒拾ってきたときに。ちょっといってみようと思ってこれ…」
- 社
- 「いや筒子だろうなとは思ってたけどさぁ、思ってたけど…ねぇ、まさかチューレンだとは思わんわな」
- 睡
- 「あぁ親っかぶりイテェー…でも安めで済んだ」
- 岩
- 「リーヅモチンイツ…だけ?………倍満」
点棒のやりとりが終わってもまだ場は興奮状態。ってそりゃそーだよな。
- 岩
- 「あぁ―――あぁ―――ドキドキしたぁー(笑)」
- 社
- 「いやでもさぁ、持ってきた瞬間に、なんかこう…いや低めったって顔したからさ、役満じゃないなって気はしたんだよね。だから低め引いたなって思ったんだよ」
- 岩
- 「よく見てらっしゃる」
- 社
- 「でもまさかチューレンだとは思わんかったわ」
なるほど…。あひるの位置からは表情までは見えなかったからなぁ…
- 社
- 「でも岩茶さん、よかったねアガれなくて」
- 睡
- 「あはははは。死んじゃうよ」
- 社
- 「うん、アガってたら死ぬぜ。窓!とか言って(笑)」
- 岩
- 「わはは」
- 社
- 「おっさん…いい手をツモってるぜ。低めだけど」
- 全
- ―笑―
映画「麻雀放浪記」の有名なシーン。あの九蓮宝燈も筒子だったんだね。
それから2局ばかり進んだあとのこと。
- あ
- 「岩茶さん、さっきのチューレンは…やっぱあれはリーチですか?」
- 岩
- 「リーチでしょ」
- あ
- 「リーチなんだ」
- 社
- 「え?リーチするかなぁ。オレならリーチしないな」
- あ
- 「私もしないと思うんだ、あれ」
- 岩
- 「そうなの?」
- 社
- 「だってさぁ、筒子見え見えなわけじゃない。でもまだはってないかもしれないとも思うじゃない、こっちがはったらさ。だけどリーチしちゃった以上はもう絶対筒子出ねぇよ」
一発で
が出たけどね。
- 岩
- 「ごめんね…なんか…いろいろと動転してたんだよ」
- 全
- ―笑―
- 岩
- 「はったぁ!と思った瞬間にもうわけわかんなかったんだよね」
- 全
- ―笑―
- 岩
- 「あんまりこう…理論的なこと、言わないで」
- 全
- ―笑―
そりゃそーだよね。「私もリーチしない」とか言ってるけど、実際あひるがこんな手はったら冷静でいられる自信がないもの。
- 社
- 「でも考えてみりゃ、言ってたよね岩茶さん。チューレンです、って」
- 岩
- 「うん?ほにゃらかはにゃらかとは言った」
- 社
- 「ほにゃらかはにゃらかって、あれチューレンって意味だよ」
- あ
- 「あ、そうなんだ。何語で?(笑)」
- 全
- ―笑―
- 社
- 「違うよ。オレが最初に言ったんだよ。ほにゃらかはにゃらかって」
確かにそんなことがあったっけね。社長がイーシャンテンで、でもアガられて、次のツモを見たら純正九蓮宝燈テンパイだったって大騒ぎして…。そのとき社長は「ほにゃらかはにゃらかを狙ってやる」って言っていたんだ(当時のメモでは「ホニャララカニャラカ」になってた)。
- 岩
- 「なーんだか…似たような手だなぁまた」
- 社
- 「なに?ほにゃらかはにゃらか?」
- 全
- ―笑―
- 社
- 「いいな毎回毎回」
- 岩
- 「毎回来たらビックリしちゃうな。心臓もたねーよ」
- 社
- 「いやいやそのうち普通になってくるんだよ」
- 睡
- 「ほにゃらかはにゃらか以外は手じゃない、と」
- 社
- 「そうそうそう。ほにゃらかはにゃらかで普通」
- 睡
- 「もうほにゃらかはにゃらかでしかアガらないぞ」
- 社
- 「そう。ほにゃらかはにゃらかシバリ」
- あ
- 「つーか、チューレンって言えばいいじゃん!(笑)」
- 全
- ―笑―
もともとは対局中で「九蓮宝燈」とハッキリ言えないから出てきた言葉なわけでしょ?省略形にもなっていない、わざわざ言いづらくした言葉をここで使う意味がわかんないって。でも「ほにゃらかはにゃらか」イコール「九蓮宝燈」だってみんながわかっちゃったら、もう対局中には使えないよね…
帰りの車中でもまたこの九蓮宝燈の話が出てきた。
- 社
- 「でもアガリ目なかったんだよね」
- あ
- 「あーうん。高めのアガリはなかった。タイガーくんが暗刻ってて社長が1枚鳴いてたからね」
- 社
- 「うん」
- あ
- 「だからあれをチューレンでアガることはなかった。ふらない限りね」
- 社
- 「いやー暗刻だからふらないでしょ。だって筒子の一色手見え見えなんだし」
- あ
- 「だって一筒切るものー」
- 全
- ―笑―
- タ
- 「あんとき南を持っててですね…ドラの南と一筒とどっちを切るかと悩んで…」
- 社
- 「なるほど」
- あ
- 「どっちも浮き浮きだったんだ」
- タ
- 「あの時点ではちょっと両方ヤバイと思って…よりヤバかったっす(笑)」
- 全
- ―笑―
まぁ筒子は危険だとわかりきっていても、自分が勝負手だったらいくってことはあるもんな。だいたい役満テンパってるなんて、しかも九蓮宝燈だなんて思わないもんなぁ…
いやぁ〜ナマ九蓮宝燈テンパイなんてなかなか見られないよね。今回いちばんの大ネタでした。
さかあがり
あとは小ネタ。
猿雀会では半荘2回おきに場換えをすることになっている。場換えのためのサイコロをふるのは、前の半荘で最後にアガったひとだ。
- 社
- 「で、さかあがり…じゃねぇやラスアガリは?」
ちょっとした言い間違い…だけどかなりツボ。
ノーメイク
仕掛けて索子の染め手をやっていた岩茶氏。もうバレバレで周りはみんな警戒していた。…はずだった。
しかし睡眠王氏が索子のドラ切り。鳴かれるどころか当たったっておかしくない牌だ。
- あ
- 「ええぇ!?」
- 睡
- 「あ!ドラだ!」
- 岩
- 「ちょっと…そのドラは(笑)」
- あ
- 「それはガード下げすぎだよ〜」
- 睡
- 「ごめん、ぜんぜん…ノーメイクだった」
- あ
- 「ノーメイク。なんだよノーメイクって。スッピンってこと?」
- 睡
- 「あっはははははは」
これも「ノーマーク」って言おうとして間違えただけだと思うんだけど、なんか本人ねらって言ったっぽいんだよな…もしかしてダジャレのつもりだった?
睡眠王とその仲間たちのくだらんダジャレコーナー
- 睡
- 「通し!………東芝」
- 睡
- 「そっか索子野郎か」
- 岩
- 「索子切ってるよ」
- 睡
- 「あれ?想像できない」
- あ
- 「はい?そうずおーできない?」
- 睡
- 「バレたか…オレの究極のダジャレを」
- 睡
- 「切る!………殺す!」
- タ
- 「ははは…」
- 睡
- 「反応があったのはタイガーくんだけか…他のふたりはスーパースルーだ」
- あ
- 「なにが?キルに?殺すに?スーパースルーですよ」
- 睡
- 「スルーかよ!」
- あ
- 「なに?我ながらヒットって思った?」
- 睡
- 「ううん」
- 全
- ―笑―
- あ
- 「じゃあスルーされていいじゃん。いっそ感謝してほしいぐらい」
- 睡
- 「なにをぅ!何を言う〜早見優〜」
- あ
- 「うわぁ紀元前だよ…」
- 睡
- 「一発でふるよ…あ、ふらんかった。フランケンシュタイン!」
- 睡
- 「ん〜どれか余る…あまあまあまら…甘ラッキョ!」
- あ
- 「吟じます!」
- 睡
- 「禁じます!」
- あ
- 「じゃあ吟じません!」
- 睡
- 「なにをぅ!禁じられてハイとうなずくのか!」
- 睡
- 「いまさら…いまサラマンダー!」
- 睡
- 「うわぁ…(アンパイが)ない!チンゲール!」
- 睡
- 「えいっ………エイヒレ」
- タ
- 「チーです」
- 睡
- 「早えぇな見切りが」
- タ
- 「見切り発車っす」
- 岩
- 「わっかんねぇ…ピンザーのひとにあげる」(打筒子)
- タ
- 「ポン」
- あ
- 「じゃあソーザーのひとに五索」(打五索)
- 岩
- 「………」
- あ
- 「あっちはワンザー?」
- 岩
- 「ワンザーのひとにもあげる」(打萬子)
- 睡
- 「ポン」
- あ
- 「ワンザホー!」
- 全
- 「………」
- あ
- 「ごめん!ちょっとうまいと思ったの!」
- 睡
- 「はーはーはーはー」
- あ
- 「ピンザーワンザーソーザーと…これやだな」
- 睡
- 「逃げ道なし?」
- あ
- 「私…ジザーになりたい」
- 睡
- 「あははは。なんか滑り込みそう」
- あ
- 「だけど…地蔵になるかもしれない。うまい!うまかねーよ!」
- 睡
- 「あ、カンしない」
- あ
- 「我カンせず、みたいな?」
- 社
- 「お時間拝借?」
- 睡
- 「おじさん拝借」