猿2:信頼関係が音を立てて崩れた
(そりゃないっすよ睡眠王さん)
2009年 2月 27日 金曜日
緑一荘206 にて
記 録 表 (x...ブットビ x...ヤキトリ)
| 半荘 |
岩茶 |
あひる |
睡眠王 |
タイガー |
パパ |
| 1 |
x -43 |
56 |
-12 |
-1 |
|
| 2 |
-20 |
31 |
-11 |
0 |
|
| 3 |
54 |
-4 |
-17 |
-33 |
|
| 4 |
53 |
-20 |
8 |
xx -41 |
|
| 5 |
35 |
x -27 |
7 |
-15 |
|
| 6 |
3 |
xx -42 |
47 |
-8 |
|
| 7 |
-3 |
9 |
x -42 |
36 |
|
| 8 |
49 |
-14 |
|
6 |
xx -41 |
| 9 |
45 |
x -44 |
-14 |
|
13 |
| 10 |
1 |
39 |
-25 |
-15 |
|
| 11 |
29 |
-8 |
-25 |
4 |
|
| 12 |
41 |
7 |
-38 |
-10 |
|
| 賞罰 |
x |
xxxx |
x |
xx |
xx |
| 合計 |
244 |
-17 |
-122 |
-77 |
-28 |
- 一発大賞:睡眠王
- 「リーチ・一発・ツモ・平和・表ドラ1」
- 一発大賞:岩茶
- 「リーチ・一発・ツモ・裏ドラ1」
- 一発大賞:あひる
- 「リーチ・一発・ツモ」
最初に集まったのはいつものメンツ4名。翌日の夕方からパパ氏が乱入し、半荘2回だけ参加していった。
岩茶氏が絶好調でひとり勝ち。前回とは真逆の結果だった。半荘12回中トップ7回って…どゆこと?
ドラを切らせたら右に出るものはいない
半荘2回目のこと。
岩茶氏がツモってきた牌をチラッと見てそのまま切った。なんと飜牌ドラ。睡眠王氏がすかさずそれをポン。
- あ
- 「うわぁー!ノータイムでいまツモ切りましたね」
- 岩
- 「うん…ごめんね」
- あ
- 「あちゃー…あいたたたたた」
- 岩
- 「早いうちにと思ったんだけど…」
- あ
- 「ウソだね。ツモ切りだもん。ノータイムだもん。なにも考えてないと思うな」
岩茶氏はねぇ、わりとこういうの多いんですよ。切ったあとで「あ、ドラだった」とか言うことも多いし。このときだってドラだと思わずに切ったんじゃないかな。
- 睡
- 「あはははは。これだから岩茶さん好きよ」
- あ
- 「自分に鳴かせてくれたときは、でしょ?」
- 睡
- 「うん」
- あ
- 「他のひとに鳴かせたときはふざけんな、って言うんでしょ?」
- 睡
- 「うん」
- 岩
- 「なんてワガママなやつ…自分勝手だよな」
次巡、ツモってきた牌を見てちょっと困った岩茶氏。
- 岩
- 「あれっ?これは聞いてねぇな」
- あ
- 「聞いてないもなにも、私あのドラポン聞いてないっすよ」
- 全
- ―笑―
数巡後。
- 岩
- 「あいたー失敗したよ。あひるっち」
- あ
- 「知りませんよ!あのドラポンは失敗じゃないんすか!」
- 岩
- 「あれは…(笑)」
- あ
- 「失敗じゃないんすかあれは!」
- 岩
- 「あれは…まぁ…鳴かれたのは失敗だったかなぁ(笑)」
- 睡
- 「ふっ…」
- 岩
- 「鳴かれなきゃ成功だよ」
さらに数巡後、岩茶氏が切った牌を睡眠王氏がポン。その打牌であひるがロン。
- 岩
- 「よし!成功だ。あひるっち」(握手を求める)
- あ
- 「………」
- 岩
- 「無視すんなよぉー」
そのあとも何度か無警戒にドラを切り飛ばした岩茶氏。「ドラを切らせたら右に出るものはいない」とまで言われてしまうのだった。
チョンボ
半荘3回目の東3局。
親のタイガー氏がリーチをかけ、そのまま誰もアガれず流局。あひる以外の3人が手を開いた。
- あ
- 「うわ…ひとりノーテンは痛い…」
- 岩
- 「それどういう待ち?」
- あ
- 「一四索…しかないでしょ?」
- 岩
- 「えっ?どうなってんの?」
岩茶氏が指摘したのはタイガー氏の手。












伏せ牌の部分は別色でアタマとひとメンツになっていた。
- あ
- 「え!」
- 睡
- 「あ!はってない!」
- タ
- 「あっオレ間違ってそっち切っちゃった!」
タイガー氏は
を切ってリーチをかけたんだ。その
はあひるがチーしていた。
- 睡
- 「あーチョンボだ!」
- タ
- 「てっきり七索を切ったと思ってました…」
- あ
- 「あっこれか。この八索。間違えて切っちゃったのかぁ」
- タ
- 「そうっすね…ホントに…気づいてなかったっす…」
- あ
- 「あーちょっと痛いですよぉー。私は救われちゃったけど(笑)」
- タ
- 「じゃあ…はっせん…」
- あ
- 「いや…親なので」
- 睡
- 「よんせんオール」
- 岩
- 「あっ親だ!4000オールだ。イテェー!ごめんね気づいちゃって」
痛恨の親チョンボ。切り間違えてノーテンリーチって、やりがちなんだよねぇ。でも流局するまで気づかなかったってのはなかなかないよな。
とりあえず言うな
半荘4回目のこと。岩茶氏がリーチをかけ、タイガー氏からロン。
- 岩
- 「リーチチットイ。…あ、ドラドラ。やったぁ!」
- タ
- 「あぁ…」
- 岩
- 「リーチチットイドラドラ。跳ねるんだっけ?これ」
- あ
- 「跳ねません」
- 岩
- 「なんでぇ?」
- 睡
- 「なんでって」
なにをどう数えて「跳ねる」って言ってんだか。しかも「なんでぇ?」って。そりゃこっちのセリフだわよ。
- あ
- 「どうがんばったら跳ねるんですか」
- 岩
- 「えーと…跳ねません(笑)」
- 睡
- 「はははは…何点?」
- 岩
- 「満貫。はっせん。…はっせんさんびゃく」
- 睡
- 「ないよ」
- 岩
- 「ないか。じゃあはっせん」
- あ
- 「とりあえず言うな!」
- 岩
- 「とりあえず言っちゃった(笑)」
- 全
- ―笑―
跳ねる跳ねないはまぁ勘違いしてたってことで流せるけど、あとの「さんびゃく」はシバ棒の確認もしないでとりあえず言ったよな。明らかに。
言い訳にウソ入れちゃいけない
半荘4回目のオーラス。岩茶氏ダントツでタイガー氏がトビの危機。全員に満貫以上の差があり、なんかもう順位とかどうでもいいや的な空気になっていた。
親の岩茶氏が
ポンの仕掛け。チーもひとつ。
南家の睡眠王氏も
ポンで対抗。さらに

チーと
ポン。ドラは
だったし染め手大警戒だ。そして睡眠王氏は手の内から
を切ってきた。
その直後、岩茶氏が
切り。
が場に3枚見えてて薄いっちゃー薄いのかもしんないけど、睡眠王氏には通っていない牌だ。そして染め手を警戒してほぼベタオリだったあひるは睡眠王氏のゲンブツ牌(
だったっけ?)を切った。
- 岩
- 「ロン」
- あ
- 「くぅーっ!」
- 岩
- 「東ドラいち。ざーんく」
見ると…タンキ待ちだった。
- あ
- 「エグイなぁーなぜ一索で待たない」
- 岩
- 「え?」
- あ
- 「睡眠王くんのゲンブツだから?」
- 睡
- 「あはははは」
- 岩
- 「まぁーそれもあるけどぉー、どっちが危ないかっていう話でさぁー、まぁ…」
- あ
- 「危ない?誰に?なにが?」
- 岩
- 「うん?そうだよね。こっち(一索)の方が危ないよね」
- あ
- 「ゲンブツだからでしょ?」
- 岩
- 「そうだね。えっへっへっへっへ」
まんまと罠にはまってクヤシイ…ってのを通り越して、なんかすっとぼけようとしてたっぽいこの言いぐさがまぁー腹の立つ。
- 岩
- 「言い訳しようと思ったけど、うまい言い訳になんなかった」
- あ
- 「言い訳にウソ入れちゃいけないですよ」
- 岩
- 「そうだよね」
アガリやめはないので続行。次局に入る。
- あ
- 「ダメだ…ちょっとプッツンいっちゃった」
- 睡
- 「あれはわかんないよ。止めらんない」
- あ
- 「うん…やられました」
- 岩
- 「やられたってのは…なんか人聞きの悪い」
- あ
- 「やられたんじゃん!」
- 岩
- 「ふっ…」
- あ
- 「睡眠王くんのゲンブツを狙ったんでしょ?」
- 岩
- 「うふんうふん、そうです」
- あ
- 「やられたんじゃん。なにが人聞きの悪いだよ」
- 全
- ―笑―
「睡眠王のゲンブツで待って正解。まんまと出しやがったへっへっへ」って思ってんでしょーが!
半荘5回目東2局。タイガー氏の早いリーチに対し、岩茶氏は

をチーしてわりと強気に出ていた。
- 睡
- 「………」(打白)
- 岩
- 「ポン」
- 睡
- 「………」(打中)
- 岩
- 「ポン」
- あ
- 「わぁーお!」
睡眠王氏が連続で
と
を岩茶氏にポンさせ、場は一瞬凍りついた…が、
はすでに切れていたため大三元の心配はなかった。
しかしポンした岩茶氏はなんだか困惑気味。手牌4枚を見つめて考え込んでいる。そういえば…
ポンのときに一瞬ためらったような気がしたんだよね。
- 岩
- 「えー………ポンしちゃったよオレ」
- あ
- 「はってんのにね」
- 睡
- 「はってんの?」
- あ
- 「白ポンでテンパイなのに中アタマじゃなくてもうひと役つけちゃったんじゃないの?」
- 睡
- 「あははは。アタマがなくなっちゃった?」
- あ
- 「タンキ待ち?とりあえず。つながんのかな?ノベタンになるのかな?」
ぜんぜん確証はないけど、見え見えの染め手なのに
をポンして困ってるっていったらそのくらいしか考えられなかった。リーチに危険牌を切らないといけなくなって困ってるともとれるけど、さっきから無スジで押してるし、それはいまさらって気もする。
そして岩茶氏は
を切ってきた。これもリーチにはまったく通っていない牌だ。
- 岩
- 「はぁー…なーんで食っちゃったんだろオレ…」
次巡、岩茶氏はツモってきた牌を見て大きくのけぞった。
- 岩
- 「あああぁぁ!!!くっそー」
- 睡
- 「アガってたらしい(笑)」
- 岩
- 「そうですかぁー」(打三萬)
- あ
- 「まぁ…食ったからだからね。それ持ってきたのは」
- 岩
- 「そうだよね」
岩茶氏が切った
はツモ切り。これは
待ちからの鳴きだったんじゃないだろか。カンチャン待ちだったら
ポンでタンキ待ちにしたっておかしくないし。ここはリャンメン待ちだったと読んでみる。だとすると手に残ってるのは
。もしかすると


ノベタンってのもあるかもしんないけど…とにかく
タンキ待ち。そうに違いない。
そして次巡。
- 岩
- 「くっ!!…えぇーいちきしょー」(打四萬)
- あ
- 「そっちでもアガってたって?」
くやしそうに
をツモ切る岩茶氏を見て、睡眠王氏がつぶやいた。
- 睡
- 「萬子かぁ〜」
- あ
- 「えっ萬子でしょ?」
- 岩
- 「萬子かぁって言われるとは思わなかった(笑)」
- 睡
- 「でもはったら…いっちゃうよ?」
そして次巡。
- 睡
- 「あぁ…はっちゃった。勝負」
- あ
- 「え!勝負って。わかってんでしょ?向こうの…」
- 睡
- 「うん」
- あ
- 「わかってんだよね?それを勝負するって言う?言う?」
- 睡
- 「…やめた(笑)」
- あ
- 「あ…ごめんなさい。余計なこと言いました」
- 岩
- 「ホントだよ!」
- あ
- 「すいません!だってまさか…わかってんじゃん」
- 睡
- 「まぁ…十中八九これかなって…」
- あ
- 「十中十九だよ!」
- 岩
- 「まったくなんでそんな余計なことを言うかな」
- あ
- 「ごめんなさい!だって…まさかって…」
さすがに「五萬」と口に出して言うのはちょっと…。でも睡眠王氏だってさっきの岩茶氏のリアクションを見てたでないの。その
を切って勝負ってのは…あまりにあまりでないか?
その直後にタイガー氏がツモアガリ。睡眠王氏はすぐに岩茶氏の手をのぞきこんだ。
- 睡
- 「なんだ…アンパイだったじゃん」
- 岩
- 「あれ?」
- あ
- 「えっ?」
- 睡
- 「え?」
- あ
- 「なんだと思ったの?」
- 睡
- 「………」
- あ
- 「五萬じゃないの?」
- 岩
- 「まさしくそれだよ」
- 睡
- 「いや…それを切るつもりはなかった」
- あ
- 「あ、そうなの?ごめん!なんかどっちにも余計なこと言ったんだ私」
- 睡
- 「まぁ…リーチかけなかったからリー棒とられずに済んだ」
- 岩
- 「で、なんだと思ってたんだよ」
- 睡
- 「いや…萬子は全部危ないと思った。三萬と四萬以外なら」
そうだったのか。それはホントに余計なこと言ったな…申し訳ない。だいたい
だっていうのも読みでしかないんだもんね。違う可能性だってあるんだもの。
そして次局に入る。
- 岩
- 「別に鳴かなくてよかったっつーか、つい言っちゃったんだよ」
- あ
- 「うん」
- 岩
- 「あれだって一通目だったんだよ。リャンメン待ちの。ぜんぜん鳴く必要なかったんですよ。なんであんなモロバレのタンキにしなきゃいけないんだよ」
- 睡
- 「あはははは」
- 岩
- 「だから五萬が残ってるってのはわかってたでしょ?」
- 睡
- 「いや、ぜんぜんわかってない。なんか萬子があるかなーって思って」
- 岩
- 「だって三萬であれだけ…ポン!」
- 睡
- 「ぜんぜん見てなかった」
- あ
- 「それは…ごめんね。余計なこと言ったね」
- 岩
- 「自分でやってるとさぁ、どう読むだろうなっていうのを考えつつ…チー!これこの待ち以外に読みようがないよなって思ってたんだよ」
- あ
- 「はぁ…」
- 岩
- 「なんで中鳴いちゃったんだろうなぁ…白ホンイツ一通ドラいちだったのに…あツモった。白のみ」
さらに次局まで引きずる岩茶氏。
- 岩
- 「なんかちょっとやっぱり…あの瞬間ってのは思考がおかしくなってんのかねぇ」
- 睡
- 「確定させたかったんでしょ?一通目じゃなくて」
- 岩
- 「だってテンパってんだで?ん〜…リーチ!」
数巡後、あひるからロンアガリ。引きずってぼやきまくっててアガるっつーんだから、いやんなっちゃうよねぇ。
寝て起きて半荘6回目のこと。南1局。
岩茶氏がこっそりと流し満貫をやっていた。そのうち切れるだろうと思ってたけどなかなか切れない。終盤、岩茶氏のツモ番はあと2回。次で切れてくれ!
しかし出てきたのは
だった。
- あ
- 「うわー!食え!」
思わず叫んだ…が、岩茶氏の下家の睡眠王氏の河には
があった。さすがに鳴けないか。
- あ
- 「あ…食えないか…うわぁー」
- 睡
- 「なんで食うの?」
- 岩
- 「なんで食うかはわかんないのか」
- 睡
- 「海底逃れたいの?」
- 岩
- 「誰かカンしろ。これで終了がいいやオレは」
- あ
- 「いやいやまわすよ。あっ…じゃあもう手持ちはないってことか」
- 睡
- 「あぁーそういうことね。イヤだなぁ…」
- タ
- 「あ…はははは」
そして岩茶氏の最後のツモ。どうか中張牌であってくれ…
- 岩
- 「たのむ!!!」
岩茶氏ツモ切り。
だった。
- 岩
- 「よし!!さぁ流れろ!」
睡眠王氏はノータイムで山に手を伸ばす。鳴く気はゼロだな。テンパイ入ってるっぽいし。そしてノータイムでツモ切り。鳴かす気もゼロらしい。
席は親から睡眠王氏、あひる、タイガー氏、岩茶氏の順。次が海底であひるのツモ番。岩茶氏にツモをまわすには、いま睡眠王氏が切った
をタイガー氏にポンしてもらうしかない。
- あ
- 「鳴け!鳴け!鳴け!」
- タ
- 「ん、ん〜と…」
- あ
- 「なっ鳴けます?」
- 岩
- 「マジぃ!?」
- タ
- 「満貫だと…にせんよんせん…?えっと、えっと…」
- あ
- 「鳴けるかい?鳴けるかい?」
- タ
- 「ポン」
- あ
- 「よっし!」
- 睡
- 「よっし!」
- 岩
- 「うわぁー!!!ちきしょー!!!そういうこと言うかぁーマジかぁー!」
これで岩茶氏に海底がまわる。あとは中張牌であることを願うのみだ。
そしてタイガー氏は
を切った。
- 睡
- 「ロン。あはははは」
- タ
- 「ああぁぁ…」
- あ
- 「あ!!いやそれはキタナイだろおまえー」
- 岩
- 「それキタネェだろ」
- 睡
- 「だって出ちゃったもん」
なにかがぐわっしゃあーん!と音を立てて崩れ落ちた…そんな瞬間だった。
- あ
- 「いやぁそれはかわいそうだよ」
- 睡
- 「タンヤオ。ごめんね。2000点」
- タ
- 「いえぜんぜんぜんぜん」
- 岩
- 「それはあひるさんもかわいそうだよ。いまのは。鳴け鳴けとか」
- タ
- 「いやぁ…僕はってたんすよねぇ〜」
- あ
- 「はってたのかぁ〜ますますかわいそうだ…いや私もイシャテンではあるんだけど…もうツモ放棄って思って」
気になる海底牌は…
だった。ああっバッチリ中張牌だったのに…
- タ
- 「つい鳴いちゃいました(笑)」
- あ
- 「いや私が言ったんだもん。鳴けって。ごめんねぇ」
- タ
- 「いえいえいえ」
- 睡
- 「まさか出るとは(笑)」
- タ
- 「僕の捨てた八筒って、待ちの八筒だったんすよ」
- 岩
- 「ふらないでいい牌でふっちゃったんだ」
- タ
- 「ははは…それでも…おもしろかったっす」
- 岩
- 「おもしろかねぇや!初めてだったのにぃー」
- 睡
- 「そそのかしたねぇ。断固阻止!って、すごい執念を感じたよ」
- 岩
- 「ああいうこと言っちゃいけないよやっぱり。気づいてても言っちゃいけないよ」
- あ
- 「だって気づいてなさげなんだもん」
- 睡
- 「うん、オレ気づいてなかった。タイガーくん気づいてた?」
- タ
- 「ぜんぜん」
- 全
- ―笑―
- 睡
- 「あの九筒で気づいた。あひるさんが大騒ぎして」
- 岩
- 「くやしー!あー最後の牌まで切れたのになぁー」
そして次局へ。
- 岩
- 「最後の1巡でこんなドラマがあるとはなぁ…」
- 睡
- 「鳴ける牌ってのが…」
- タ
- 「僕チットイだったんで、結構鳴ける要素はあったんすよ…」
- あ
- 「じゃあテンパイくずしたんじゃん!無理ポンだったんだ。それは申し訳ないことをした…」
- タ
- 「いえいえ。もっと前に気づいてたら…鳴いてたかもしれないっす」
- 睡
- 「だよねー」
- 岩
- 「だよねーじゃねーよ」
この半荘、まんまとトップをとった睡眠王氏。今回トップをとったのはここだけだった。でもこの流し満貫阻止があったおかげかもしれないんだからね。あんた親だったんだから。親っかぶりしてたんだから。つーか3人で結託して睡眠王氏のアガリに協力したみたいになってんじゃん。ちきしょー納得いかねー!
麻雀が終わってから。
- 岩
- 「あのときはなぁ…流し満貫さえアガってりゃートップだったのにな」
- 睡
- 「はっははは…ナイス!タイガーくん」
- あ
- 「でもアガってんだもんね…あれでキレイに流れてたらいい終わり方だったんだけどなぁー」
- タ
- 「僕もあんときは…まぁちょっとアンパイとかちゃんと見て切ればよかったんすよ」
ああああなんてオトナなんだタイガー氏ってば。
- あ
- 「でもなんか…信頼関係が崩れたよね」
- 全
- ―爆笑―
- 睡
- 「だって出ちゃったんだもん」
- あ
- 「この3人の信頼関係があのロンのひとことで、ぐわしゃーん!って」
- 全
- ―爆笑―
- 睡
- 「でも万が一ってことがあるから。あれでもし見逃してさ…」
- あ
- 「そうだよね。それで成立してよっしゃー!ってなったら目も当てられないもんねぇ…でもなぁ…」
3人で作りあげた最高の舞台が、その中の1人によって本番前にぶち壊されたって感じだもの…いやいま思えば、舞台を作りあげたのはふたりだったんだな…
とんがりコーンのひと
半荘7回目をやっているとき、パパ氏から電話が入った。時刻は午後3時半すぎ。これから乱入するとのことだった。
- あ
- 「パパさん来るって」
- 岩
- 「おう」
- あ
- 「ホントに乱入だなー予告なかったもんね」
- タ
- 「あの…とんがりコーンをよく食べられる方…ですか?」
- あ
- 「とんがりコーン?よく食べてたっけ?」
- 岩
- 「あんまり記憶にないな」
- あ
- 「パパさんって、前に手をケガして…」
- タ
- 「あーはいはい。じゃあ…そうです」
- あ
- 「とんがりコーンのひと?」
- タ
- 「いえあの…確か…食されてたかと…(笑)」
- 全
- ―笑―
このときちょうど南入したところだった。でも南2局でタイガー氏がハネ満をツモり、親っかぶりした睡眠王氏がブットビで終了。結果的にタイミングバッチリ。
そしてとんがりコーンのひと登場。
- パ
- 「ちょうど終わったの?」
- 岩
- 「2、3分前ぐらいに終わりました」
- パ
- 「電話かけといて正解だったな(笑)」
- あ
- 「ですね。入っちゃうとこでしたね」
- パ
- 「入っちゃうとやだなと思って電話したんだ」
ってなわけで、半荘8回目からパパ氏が参加することになった。
ブラックの本家から
半荘8回目の東2局1本場。タイガー氏が4巡目くらいの早いリーチをかけた。
岩茶氏が一発消しチー。タイガー氏が
をツモ切る。あひるは浮きゲンブツで1巡しのいだものの、次巡で逃げ道がなくなった。自己都合で
を切る。
- パ
- 「ん〜そうすっと…これは大丈夫かな?」
パパ氏が切ったのは中スジの
。
- タ
- 「あぁ…ロンです。すいません」
- あ
- 「おぉっと!キター!」
- パ
- 「なんか…あひるさんのアシストにやられてしまった気がします」
カン
待ちでリーチ一盃口ドラドラ。満貫のアガリ。
- パ
- 「三萬切って九萬切ったから…いやぁしょうがねぇ六萬切るかっつってスジできちゃったもんだから(笑)」
- あ
- 「これがタイガーマジック!」
- 睡
- 「ブラックの本家からアガっちゃったよ!」
- あ
- 「ホントだ!」
- パ
- 「やられました」
- タ
- 「はははは…すいません」
かつては引っかけリーチの多さから「黒い」と言われまくっていたパパ氏。そして近年その黒さを見せつけ「ブラックタイガー」の異名を持つほどとなったタイガー氏。このブラック対決…今回はタイガー氏に軍配が上がった。
つーか
はリーチ後だし
はあひるが切ってるんだから、狙ってるわけじゃないんだよね。タイガー氏ってこういうあと引っかけになるパターンが多いんだよな、不思議と。
ジャブ
半荘9回目。起家が嫌いなパパ氏が起家になってしまい、ちょっとぼやく。
- パ
- 「いきなり親でジャブかませられないのがイヤなんだよ」
- 睡
- 「そうなんですよ」
- パ
- 「ジャブできないんもんだからさぁ〜」
パパ氏はもともとナシナシでやってたひとだから、クイタンなんてのはほとんどやらない。飜牌仕掛けて安手早アガリってのもあんまり見ない。メンゼンで役作っていくタイプなんだよね…って、なんかいま聞き捨てならないセリフが出たような。
- あ
- 「私…その睡眠王くんの同意は違う気がする」
- パ
- 「そうだよな」
- 睡
- 「えぇー!うそー!」
- パ
- 「おまえジャブしかしねぇじゃねーかよ!」
- 睡
- 「あははははは」
- あ
- 「パパさんはジャブをあえてやらないひとなんだよ。わかる?その違い」
- 岩
- 「睡眠王…そうそうそれはよくわかるぜその心は、みたいな」
- パ
- 「わかるわけねーじゃんな。いつもジャブでかわしてるくせにな」
- あ
- 「そうだよね。やっぱいまの会話はおかしいよ」
- 睡
- 「あははは。すいませんね」
睡眠王氏も起家を嫌うひとなんだ。ヒドイときは起家にされただけで不機嫌になるくらい。でも睡眠王氏は親だろうが子だろうが、いつだってジャブかましていくでないの。そのジャブで親流されてやっきりするのはこっちなんだよ!
どっちもつかまってた
半荘9回目南3局2本場。あひるは残り8300点。睡眠王氏は残り8000点だった。
あひるの手はどーにもこーにもな感じで、国士無双と索子のチンイツの両天秤的な構えでいたら、索子がどんどん重なっていったのでコクシを放棄。
そして睡眠王氏からリーチがかかった。
- あ
- 「うわーいくよ?いっちゃうよ私」
- 睡
- 「マジで?」
リーチから3巡後。あひるの手はこうなった。












ツモ
もし
が重なったら緑一色…なんて思ってたけど
が暗刻った時点で見るのをやめていた。こうなったら狙うは四暗刻。もしくはメンチン。チンイツトイトイでもいい。
しかし
も
も生牌。睡眠王氏は南家だけど
はドラ。どっちも切れねぇー!って、いや切るよ。この手をいかないでどーする。ここはガッツで
切り!
- あ
- 「ゴー!」(打發)
- 睡
- 「ロン。リーチホンイツ發ドラドラ」
と
のシャボ待ちだった。
- あ
- 「あぁ…どっちもだ」
- 睡
- 「いちまんにせんろっぴゃく」
- あ
- 「飛びました」
どっち切ってもハネ満か…でもいっちゃうよ、これは。
20点台のトップ
半荘11回目のオーラス。
トップはタイガー氏で29800点。僅差で2着の岩茶氏が29000点。3着あひるで27600点。睡眠王氏はダンラスの13600点だけど親だった。
- 岩
- 「うわーこれは…お年玉チャンスでもあるが…」
- 睡
- 「が?」
- 岩
- 「アガったらいっちゃいそうだなぁ…なんて(笑)」
- 睡
- 「そりゃー余裕で超えるでしょ」
- 岩
- 「お年玉チャンスでもあり、お年玉ピンチでもある」
今年のお年玉クリア条件のひとつ、「20点台のトップ」の大チャンスだ。しかしタイガー氏と岩茶氏はアガると3万点を超えてしまう。
- 岩
- 「タイガーくんがどっかに1000点ぐらいフリ込んでくれるのが一番いいんだよな」
- タ
- 「はははは…」
- 岩
- 「それ以外にお年玉チャンスはあり得ないような気がしてきた」
まずは睡眠王氏が中のみ2400点を岩茶氏からアガって連荘。
- 岩
- 「ニーヨン払ったんだよな…」
- 睡
- 「センニセンじゃダメよ」
- 岩
- 「うわダメだぁー」
- 睡
- 「超えちゃう?」
- 岩
- 「いやいや超えちゃうっていうか…トップをとりたいんだよトップをまず」
- 睡
- 「お年玉とか関係ねぇ?」
- 岩
- 「いやダメだなぁ…いやぁ…ま…うわぁ裏ドラ期待だ!リーチ!一発でふれ!」
岩茶氏リーチ。そして数巡後…
- 岩
- 「ツモ!リーヅモでテンパネしたぞぉー」
岩茶氏は王牌に手を伸ばす。
- 岩
- 「これだ。これ次第だ」
気合いを込めて裏ドラをめくる…が、のらなかった。
- 岩
- 「はぁ…えーと。テンパネしたから…ナナトーサンか。…の1本場。800、1400」
- 全
- 「………」
- 岩
- 「これじゃダメでしょ?ダメだよね」
- 睡
- 「いや…」
- 岩
- 「29600」
- タ
- 「あ…」
- あ
- 「んっ!だっていま…」
- タ
- 「29000です」
- 岩
- 「あれ?じゃあいいのか。そっか」
- あ
- 「テンパネの計算が入ってなかった?」
- 岩
- 「入ってなかった(笑)」
- 睡
- 「あああー!納得いかねー!」
- 岩
- 「やった、やった、で、で、お年玉ゲット!」
だってヤオ九牌の暗刻があってカンチャン待ちだったんだよ?裏ドラとか一発とか関係ないじゃん。ツモればトップじゃん。結果的にトップってだけならまだしも、結果的に+29でお年玉までかっさらってくって、あーなんなんだろこのやり場のないムカつきは。
- 睡
- 「出ちゃった…」
- あ
- 「出ちゃいましたね…なんかクヤシイね」
- 岩
- 「よし、ゲットーお年玉ぁー…どこにあんの?」
- あ
- 「あ、いま渡しますか?」
- 睡
- 「あぁもう、続行続行。なかったことにしようぜ」
そして次の半荘に突入。しかし始まってすぐに…
- 岩
- 「なんか…猛烈に睡魔が…」
- あ
- 「お年玉もらったんなら目ェさめろ!」
というわけで、お年玉「20点台のトップ」は岩茶氏がゲットしました。納得いかねー!
苦労してテンパった
半荘12回目の南1局2本場。親は睡眠王氏。
まず岩茶氏がリーチをかけ、続いて睡眠王氏もリーチ。リーチ後に睡眠王氏が2回カンをし、そして流局。
睡眠王氏は四暗刻テンパイだった。
- タ
- 「デカイ!」
- あ
- 「おぉーそりゃドキドキだぁね」
- 睡
- 「裏見てぇー…ツモったらいらないんだけど」
とりあえず、表ドラはひとつものっていない。裏ドラ3枚をめくってみると…槓子ひとつと暗刻ひとつがビシッとのっていた。
- タ
- 「スゴイことになってる…」
- 睡
- 「ドラなな。出ても数えだ」
- あ
- 「リーチタンヤオトイトイ三暗いちにーさんしーごーろくなな。ホントだ」
ツモっても出アガリでも役満…いやぁおっかない。危ない危ない。
そして次の局へ。
- 睡
- 「あぁー役満チャンスが…アガりたかったなぁ…さっきもその前も結構苦労してテンパったのに…」
- あ
- 「みんな苦労してテンパってんだよ」
- 全
- ―笑―
睡眠王氏…普段はあまり苦労せずにテンパってるのか?
大人げない
麻雀が終了し、睡眠王氏が集計を始めた。今回はどう見たって岩茶氏の大勝だ。
- 睡
- 「むちゃくちゃ勝ってるなぁ…」
- 岩
- 「前回は負けたんだもん。ひとり負けだったし」
- 睡
- 「ひとり負けっつってもこんなに負けてなかったじゃん」
- 岩
- 「えー?最初ラスラスから始まったんだでぇ?ブットビから始まったんだでぇ?」
- あ
- 「えー言うな」
- 岩
- 「あー今日もダメだこりゃって思いつつ、やってたんだよ」
部屋の片付けが済んだところで、全員で集計結果を確認する。
- 岩
- 「今日ドベは睡眠王なの?」
- あ
- 「そうっすね」
- 睡
- 「さて、帰るか!」
- あ
- 「えっ感想戦ナシかい(笑)」
- 睡
- 「オレに感想なんて今日はない。なんにもない。オレなんかしたっけ?って感じだ」
今回岩茶氏以外は全員マイナスだけど、睡眠王氏は三桁でっかく沈んでしまい、不機嫌モード全開になっていた。
- 岩
- 「そんなにでもマイナス高くないじゃん」
- あ
- 「でも三桁だよ?」
- 岩
- 「三桁だけどぉー、さっき睡眠王に言わせると…」
- 睡
- 「あーはいはいはいはい!そうですね!(怒)」
なんだ?なんかヤバげな空気…?
- あ
- 「なんか…あったの?」
- 岩
- 「今回はずいぶん勝ったって言ってるけどさ、でも前回負けたからねっつったら前回そんな負けてないでしょっつってさ。135ぐらいそんな大したことないって…」
- あ
- 「あ…さっきの?違う違う。今回の勝ちに比べたらって話でしょ?」
- 睡
- 「そうそう」
- あ
- 「岩茶さんはなんかその…なんだろな…だからいま言い返したの?」
- 岩
- 「そうそうそう。睡眠王そんな大したことないですよ。ひゃくにじゅうなんぼじゃないですか」
…なんだかなぁ…
- あ
- 「ちょっと…大人げないですよ」
- 岩
- 「大人げない」
- あ
- 「うん…いや三桁のマイナスは大きいですよ?」
- 岩
- 「でしょ?ホラ見ろ」
- あ
- 「岩茶さんがいま大したことないって言ったんじゃない」
- 岩
- 「それは睡眠王が言ったからだよ」
- あ
- 「だからそこが大人げないっつってんの」
言ったからとか言い返すとか…つーか睡眠王氏もさぁ、その負けるとあからさまに不機嫌になるクセ、いいかげんどーにかしなさいよ。
ポン小
あとは小ネタ。
小学校の校歌ってまだ歌える?なんて話をしていた。
- あ
- 「睡眠王くんは、なに小だったの?」
- 睡
- 「ん?………ポン!」
- あ
- 「ポン小かぁ〜そうかぁ」
- 全
- ―爆笑―
そして数巡後。
- 岩
- 「おっと…これは?あ、ポンかす」
- あ
- 「ポン小のひとが鳴いてます」
- 全
- ―笑―
バナナ
岩茶氏がバナナを食べながら麻雀していた。
- 岩
- 「ポン」
- パ
- 「發食い」
- 岩
- 「バナナですぅー食ってんのは」
- 睡
- 「はいはい。リーチバナナ(笑)」
- パ
- 「バナナに役がつくといいねぇ」
- あ
- 「バナナなん飜?」
- 睡
- 「バナナ飜」
- あ
- 「わけわかんない…」
- パ
- 「バ七飜だって(笑)」
- あ
- 「あ、バ七飜かぁーバナナたっけぇーなー」
- 全
- ―笑―
- パ
- 「食ってるだけでいいんだよ?そんないい役ないよな」
セクハラしたいとき
半荘1回目2回目と連続ラスの岩茶氏。「あーセクハラしてぇ」とかほざいていたけど、まぁこのときは軽く流していた。
しかしその後は3回連続トップ。そして浮きの2着。絶好調な感じで半荘7回目に入る。
- 岩
- 「このぐらいのペースでアガれてれば、まぁセクハラとかしたくないね」
- 睡
- 「セクハラ?どういうこと?アガるペースの問題なの?セクハラって」
- 岩
- 「セクハラしてぇー!とかって思うときあるじゃん」
- 睡
- 「ない(笑)」
- あ
- 「ないよねぇ!まずそこがおかしいよね」
- 全
- ―爆笑―
- あ
- 「どういうときとかいう議論っつーか、それ以前の話だよね」
- 睡
- 「あっははははは。ビックリしたよ」
- あ
- 「私も。セクハラしたいって思うときあるじゃん、って。ねーよ!!」
- 全
- ―爆笑―
危険ですこのひと。みんな逃げてぇー!
岩茶&睡眠王 本日の通し
半荘6回目。東1局の配牌をとってまだ理牌しているあたりの会話。
- 岩
- 「いま東場?」
- 睡
- 「ふっ…いきなり南場になったりはしねぇよ」(東を切る)
- 岩
- 「ポン」
- あ
- 「なにいまの。通し?なにぃ?いまの通しは。ねぇー」
- 睡
- 「通してない通してない(笑)」
半荘が始まったばっかで「いま東場?」って聞くこと自体が不自然じゃん!
睡眠王とその仲間たちのくだらんダジャレコーナー
- あ
- 「っかぁー…」
- 睡
- 「ペンターズ」
- あ
- 「睡眠王くんがシレッと通したんだよねこれ」
- 睡
- 「シレットフュージョン」
- 睡
- 「あ、カン」
- パ
- 「それはアカン」
- パ
- 「余ってしまうかもしれないよ?」
- あ
- 「ん〜余んのやだね…」
- 睡
- 「アマンダ!」
- あ
- 「誰?」