| 猿10:ドラ1枚に泣いた |
記 録 表 (x...ブットビ x...ヤキトリ)
半
荘岩茶 社長 あひる 睡眠王 タイガー かめ吉 1 1 35 -21 -15 2 13 xx -43 -11 41 3 6 -30 -17 41 4 1 -16 -11 26 5 -23 11 45 -33 6 -23 1 -9 31 7 11 40 xx -41 -10 8 41 10 xx -49 -2 9 -2 -22 65 x -41 10 -3 -14 -24 41 11 39 -11 -31 3 12 14 -22 -35 43 13 36 6 -32 -10 賞罰 xxxxxx x 合計 65 -8 -28 -69 -27 67
- ドラ大賞:岩茶
- 「リーチ・ツモ・西・一盃口・裏ドラ4」倍満
- ドラ大賞:タイガー
- 「リーチ・表ドラ2・裏ドラ2」親満貫
- ドラ大賞:睡眠王
- 「リーチ・ツモ・表ドラ3・裏ドラ3」倍満
- 一発大賞:かめ吉
- 「リーチ・一発・ツモ・メンホン・中・裏ドラ1」
- 一発大賞:かめ吉
- 「リーチ・一発・ツモ・平和」
- 一発大賞:かめ吉
- 「リーチ・一発・ツモ・チャンタ」
- 一発大賞:岩茶
- 「リーチ・一発・ツモ・タンヤオ・平和」
- 一発大賞:タイガー
- 「リーチ・一発・ツモ・タンヤオ・平和」
- 一発大賞:睡眠王
- 「リーチ・一発・ツモ・タンヤオ・平和・表ドラ1・裏ドラ1」
2008年最後の麻雀。
集まったのは6名。
開始は26日の夜7時半くらい。終了は27日の夜10時くらいだった。
猿雀王争いは昨年以上に接戦だった。
いやぁ〜まさかこんな劇的な結果になるとは。
■ 猿雀王争い そのいち
年間トータル争いをしている睡眠王氏とかめ吉氏。
当初かめ吉氏は来られないようなことを言っていたんだけれども、
日帰りでの参加なら可能ということで来てくれた。
前回までの年間トータルは、睡眠王氏が+241、かめ吉氏が+108だった。
次いでパパ氏が+93だけど今回は参加していない。
でもふたりが思いっきり沈んだりすれば可能性もなくはないんだよね。
その次が社長で+47。これだってもしかしたらもしかするかも。
ってな状況で始まった今回の麻雀。
とりあえずこの時点での各自の点数をみんなに見せておいたけれど、
まぁほぼ睡眠王氏じゃないのぉ?って雰囲気にはなっていた。
■ できあがり大三元
半荘1回目の南1局。親はタイガー氏。
抜け番だったあひるはこのとき部屋に入ってきて、
睡眠王氏の手にと
と
が2枚ずつあるのを見てしまった。
うわーすげぇ手が入ってんなぁと思いつつ、タイガー氏のうしろで観戦。
そのあと社長が入ってきて睡眠王氏のうしろにはりついた。
そして岩茶氏がと
を立て続けに切った。
このときタイガー氏の手に
睡 「ポン」 岩 「しまった…」 睡 「ポン」 全 ―苦笑― 社 「ぬるぬるだな、オッサン」 か 「はい、次いってみよーう!」 全 ―笑― 岩 「まーじかよ〜…リーチかけらんなくなったな」 が1枚浮っき浮きの状態で、
しかもそこからふたつチー仕掛けするもんで、見ていてバクバクだった。
いや切らないよな。いくらなんでも。
そして。岩茶氏ツモアガリ。と同時にがっくりうなだれる睡眠王氏。
岩 「ツモ。ツモどらいち」 睡 「あ、あぁ〜…」 社 「オレか?オレか?悪いの。オレが見てたから?」 あ 「はった?はってた?あ!暗刻ったの?」
なんとを自力で引っぱって、
待ちでテンパっていた。
観戦組は大興奮。岩茶氏の点数申告をかき消すくらいの大騒ぎだった。
社 「しかもこれ選択間違ってなければツモってたんだよな。カン六筒に受けてれば」 あ 「いやぁ私、タイガーくんが仕掛けるもんでね、あれ出す気なのかなって思ってドキドキしてた」 社 「そうそう、それもドキドキしてたんだけど、もう暗刻ったからでもむしろ六九萬の方が…」 タ 「もう、これ(白)で待つ気で…」 あ 「あ、そかそかそか。ならよかったぁ〜」
次局が始まっても興奮が冷めない社長。いやあひるもだけど。
つーか社長はその状況を見ていたんだからなおさらだよな。そしてやっと落ち着いてきた社長がヒトコト。
睡 「あああぁぁぁ…」 か 「いやおっかねぇなぁ〜!」 社 「なんかおっきい魚を逃したよねぇ完全に。100万円級のマグロを釣って、切れちゃって逃げちゃったみたいな」 岩 「かわしたかわした」 社 「いまのは絶対出ると思ってたよ。六九萬なんて出しどころでしょう」 か 「うわぁ…出しどころですね。余ったら出る」 あ 「出ちゃうよ」 か 「リャンメンではるのは強いですね」 社 「シャボだったんだよねその前ね。シャボからリャンメンに切り替えたんだよ。だけどその前にシャボに受けなければ、カンチャンに受けてればアガってたんだよ」 か 「あぁ…キビシイですね」 一方、すっかり気落ちしてしまった睡眠王氏。
社 「いやぁ〜危なかったぁ。いや危なかったじゃなくて」 全 ―爆笑― このあとかめ吉氏が追っかけリーチ。一発でツモって倍満。
睡 「あ、ドラだ。ドラリーチ!」 岩 「なんだよそれ。チー」 社 「あはははは。楽しい?」 睡 「もう…なんでもいいよ…」 社 「あっははは。もう結構さっきので壊れてるでしょ」 睡 「ちょっとドキドキしちゃった」 社 「無口になってたもんね。すっかり。こっちも無口になってたもん」 か 「あはははははは」 社 「だいたいね、ふたりで無口になってんのっておかしいよね」 睡 「はってますって言ってるようなもんだ」 全 ―笑―
睡眠王氏は親っかぶりしてしまった。しかしなんだかんだでこの半荘はトップをとった睡眠王氏だった。
社 「やっぱ岩茶さんは見事に睡眠王のアシストしてくれた、って思ったでしょ」 睡 「ん?…あぁ、あのときは…そうですね」 社 「あはははは」 睡 「最後になんか…足すくわれました。アシストしたふりをされちゃったなぁって」 社 「なにそれ(笑)」 睡 「ぬか喜びさせやがって!」 社 「なんだよ(笑)」 睡 「結局アガらせてくんないのかよ!」 社 「それは…私が見てたから。悪いけど」 睡 「あはははは」 社 「だって(オレが)来たとたんだろ?なんか」 睡 「はははは。倍満親っかぶりだしね」 社 「そうだよな。役満はアガれないしな」 睡 「やってらんねー。ケッ!」
東場でかなりの荒稼ぎをしてたんだよね。
そんでその東場ではまだ社長が観戦してなかったんだよね。
■ 続きが気になる
半荘2回目。とある局でタイガー氏がドラを切った。すると睡眠王氏は「ガッチャマンの歌」のメロディで歌いだした。
睡 「ドラだ!」 あ 「ドラだ」 か 「ドラだ」 と言いながらかめ吉氏が切った牌がドラだった。
睡 「♪ドラだ、ドラだ、ドラだぁ〜、ドラの数だけ」 全 「………」 睡 「………」 全 ―爆笑― タ 「続きが気になります」 あ 「ねぇ、気になるよねぇ」 か 「ドラの数だけ、なんなんですかねぇ」 睡 「鋭意制作中」 か 「じゃあ誰かが次にドラを切るまでに考えといてください」 この歌、こんな中途半端なところで止められたらすんごい気になるって。
睡 「ドラだ」 か 「♪ドラだ(笑)」 あ 「♪ドラだぁ〜(笑)」 睡 「早いよ…」 全 ―爆笑― か 「切る準備して言いましたからねいま」
せめて…せめてあと5文字…
■ こんなテンパイ形ってあるんだ
半荘2回目。あひるがリーチをかけてツモアガリ。待ちはツモ
![]()
…なんだけど、
こんなリャンメンがふたつあるテンパイ形なんて初めて出会った。
なんだか自信がなくてリーチ前に思いっきり考え込んじゃったもの。
こんな形もあるんだねぇ…ってことでネタにしてみました。
■ あとでな
半荘2回目。抜け番の岩茶氏が睡眠王氏のうしろで観戦していた。
南入したところで、同じく抜け番の社長が様子を見に入ってきた。
このとき睡眠王氏ひとりがまだヤキトリだった。
社 「いま南入したとこなの?おそっ!」 あ 「すいません、遅いよね」 社 「ヤキトリのひとがひとりいるけど」 そう言って社長はまた部屋を出て行った。
社 「やーきっとり!」 か 「あははははははは」 あ 「怒らせないで(笑)」 睡 「………(怒)」 社 「ヤキトリくん、がんばってね」 やり場のないなにかがこみ上げてしまったらしい睡眠王氏。
岩 「不機嫌にしただけで向こうに行っちゃったよ」 あ 「なんてひとだ」 睡 「………」(打牌を叩きつける) 岩 「お、いなくなったとたんに…」 睡 「ん?さっきもやったよ」 岩 「なにえばってんだよ(笑)」
すぐそばにいる岩茶氏の脇腹のあたりを突き始めた。つつき返す岩茶氏。さらにつつき返す睡眠王氏。
岩 「なんでそういう暴力を…」
つつき合うふたりのなんだかよくわかんない世界がそこにあった。その直後、捨て牌にドラがかぶってしまった睡眠王氏。
あ 「もう…ふたりのときにやって」 岩 「じゃあ、あとでな」(睡眠王氏の肩に手を置く) か 「あははははははははは」 睡 「ちょっといまねぇ、牌投げそうになったよ」 タ 「ははは…」 あ 「ゾゾッとくるよね」 か 「いまのはちょっときましたね」 岩 「だっていまあひるさんが言い出したんじゃん」 あ 「私が言い出したんですよ。つか否定をしなさいよ否定を!」 か 「あの言い方はちょっと…(笑)」 睡 「どいつもこいつもぶっ殺してやるー!」 前回のチューの話といい、ちょっとこのふたりはどうなのよ。
睡 「あぁ〜…ピシッ」(岩茶氏をつつく) 岩 「ピシッ」(つつき返す) 全 ―笑― 岩 「あとでな」(睡眠王氏の肩に手を置く) 全 ―爆笑― 睡 「うるさい!」(またつつく) 岩 「あとでなっつってんだよ。いまじゃないんだよ。また怒られちゃうじゃーん」
いや、あんまり追求はしたくないな…
■ 猿雀王争い そのに
半荘1回目は睡眠王氏がトップをとった。
半荘2回目はかめ吉氏がトップ。そして睡眠王氏はトビラス。
しかしここでかめ吉氏がタイムリミット。
電車の時間を考えるとそろそろ抜けないといけない時間だ。というわけでもう1半荘参加していくことになった。
社 「オレ送っていくからさ、もう1回やったら?」 か 「えっ?」 社 「やんなよもう1回。今夜中に帰ればいいんでしょ?」 か 「いいんですか?じゃあ…お言葉に甘えて!」
そして半荘3回目もかめ吉氏がトップ。実際のところ、今回の開始時点でのふたりの差は133だった。
岩 「えぇ〜勝ち逃げかよ」 か 「あはははは」 あ 「今日は勝つために来たんだもんね」 岩 「そっかぁ、じゃあしょうがない」 社 「トップ何回とったの?」 か 「2回です」 あ 「3着トップトップか…じゃああとは睡眠王くんがどれだけ沈むかによってってとこですね」 か 「はい、そうですね」 睡 「ちょっと沈んでる」 あ 「でも無理だよ〜150くらい差があるんだよ?」 か 「あははは。150ですもんねぇ〜」 そしてかめ吉氏は帰っていった。
岩 「いやわかんないよ〜?」 睡 「プラ…60くらい?今日」 か 「そうですね」 あ 「あ、マイナ90とかいったらあるのか…」 睡 「あるでしょ。あり得る。ぜんぜんある」 あ 「まぁ…でも期待しないで。無理無理」 か 「はははは」 岩 「いやぁ今年の大晦日あたりまで打ってたらわかんないよ?」 睡 「はぁ〜…飲もう!!」
このおおざっぱに見積もった「150」「90」という数字。
これがのちのちなにかと影響してくるのかどうか…
それはこのときも、そして終わったいまもわからない。
■ どこがチャンスだ
半荘4回目のこと。この局、ラスの岩茶氏が自風の
睡 「オーラス?27900」 あ 「19800です」 岩 「9900」 タ 「42400です」 を暗カンしてリーチ。
数巡後、岩茶氏ツモアガリ。裏ドラがで一盃口もあって倍満だった。
岩茶氏以外が点棒を出して数え、申告しようとしていた、そのとき。
岩 「ばいまーん!ばいまーん!やったぁーい」 全 「………」 岩 「リーチかけてよかったぁ」 睡 「3着に落ちたか…23900」 ここんちの雀卓には起家表示ランプがついている。
岩 「ちょっと待って。いまそこ(タイガー氏)親だったんだよね」 睡 「うん」 岩 「でなんでいまオーラスの感じになってんの?」 タ 「あっ…」 睡 「そっか。まだ…」 あ 「あれ?誰?オーラスって言ったの」 睡 「あっ、ここが東になってたから…」 あ 「あ、確かに…そこ東になってるね」
そのランプが睡眠王氏の席のところで点灯していた。
だからその上家であるタイガー氏がラス親だと思っちゃったんだ。
でも普通の起家マークも同時に使っていて、それは岩茶氏の席にあった。
こっちの起家マークの方が正しい起家席だ。
ふたつのスイッチを同時に押さないとランプ表示は変わらないはず。
なのでもしかしたら最初に押し忘れて始めてしまったのかもしれない。
実際、その前の半荘では睡眠王氏の席が起家席だったんだ。オーラスではなかったと知ってあひるはかなりのショック。
あ 「ええええぇぇぇー!」 睡 「ごめんね」 あ 「だったら言ってよぉーうわーちょっと痛いなぁいまのー」 岩 「はーははははー」
いまの局は軽い手が入っていて、でもなんとか順位は上げたくて、
あと1飜つけなきゃーってな感じで苦しんでたんだ。
しかもあひるはまだヤキトリだった。
そしてあらためて点数申告をして、オーラス開始。ショックでぐったりでかなりやっきりしてしまったあひる。
あ 「えへへへへぇ〜ん…(泣)」 睡 「ごめんね。オレ勘違いしちゃったよ」 あ 「いや、うん私も…信じたよ(笑)そうだと思っちゃったよ」 岩 「よくよく見たらなんでみんなオーラスのつもりになってんだろうって…」 あ 「言えよ!!じゃあ」 睡 「言えよ!!」 岩 「いやオレ最後アガってから気づいたんだよ。あれ?オーラスじゃねぇじゃんそういえばって思ってさ」 あ 「え?それまではオーラスだと思ってたんすか?」 岩 「思ってた」 あ 「じゃあ…なんでみんなオーラスのつもりになってんの?っていうのはおかしいじゃないっすか。自分もじゃないすか」 睡 「おかしいじゃん」 岩 「だからおかしくない。オレもだよ!オレもさ!」 あ 「ちょっと…ぐったりしました…」 しかしその直後。牌を切ろうとした岩茶氏の手が止まった。
岩 「これがホントのオーラスだ」 あ 「気を…とりなおせぇ〜。チャンスがあるってことだよ。もう1回」 睡 「あははは…ごめんね」 南家の岩茶氏。どうやらツモらずに第一打を切ってしまったらしい。
岩 「どこがチャンスだ!」 睡 「早く切って」 岩 「えぇ〜?切ったら足んなくなるんですけどぉ〜」 あ 「あホントだ」 睡 「あぁ…少牌?」
誰もフーロしていないのに、西家のあひるが下ヅモになっていた。ゴネまくる岩茶氏。
岩 「どこがチャンスなんだよ〜!」 あ 「あれぇ、私も気がつかなかったなぁ…」 睡 「はい、早くツモって」 岩 「2枚ツモっていい?」 睡 「ダメ!」 岩 「ええええぇぇぇ〜」
もう1回チャンスがあるというのは岩茶氏にとっても同じだったのに、
それがバッサリなくなってショックな気持ちはわかる…けれども。この言いぐさはちょっとどうかと思うなぁ…
岩 「うわぁ…ちょっと慌てて切っちゃったのか…ツモらずに。ちきしょー睡眠王ぶっ殺す」 睡 「なぜ?」 岩 「えぇ〜?みんなしてなんかやいのやいの文句言ってたからさ、それはおかしいだろうって、いろいろオレも話さないと悪者にされちゃうなと思ってたから」
そしてこの局、あひるがタイガー氏から満貫アガってラス確定。
誰も順位は変わらず、平ったい結果になってしまった。
いやぁヒドイよなこのアガリは。
そのあとも睡眠王氏はオーラスを間違えたことを何回も謝っていた。
いや、あひるもちゃんと確認してなかったんだから。
■ 吸引されてる
半荘5回目。睡眠王氏が親マンをツモって連荘。絶好調。アガれなかった大三元とか倍満親っかぶりとかあったもんね。
睡 「見てるひとがいないと…まぁまぁですなぁ」 あ 「ははは」 岩 「見てるひとがいると?」 睡 「ちょっとね…社長が見てる場合は特にヒドイヒドイ」 あ 「社長…吸い取るのかな(笑)」 睡 「なんかね、吸引されてるような気がする」
でもその吸引されたものはどこへいっちゃうんだろうか。
■ オレに来る
半荘6回目のこと。
岩茶氏がツモろうとしたときに、手前の山から牌を1枚こぼした。抜け番のあひるは岩茶氏のトイメンの睡眠王氏のうしろにいた。
岩 「あぁ!」 睡 「あ…」 あ 「私まで見た」
なんの牌だかは忘れちゃったけど…確か萬子だったと思う。か?
そして岩茶氏は自ら千点を場に出してきた。それから2巡後。
岩 「失礼…罰符払います」 あ 「おぉっ、珍しく…」 岩 「珍しくないよ!」 あ 「珍しいですよ。なかったことにしようとか平気で言うじゃないですか」 睡 「はっはは。言う言う」 そのこぼした牌まではあと5巡ほど。
岩 「リーチ」 あ 「ははは、テンパイ早いんだろうなとは思ってた」 睡 「だから素直に出したか」 岩 「そんなわけはない」 タ 「ははは…」 社 「わかりやすいひとだ」 岩茶氏のリーチにその牌は通っていなかった。
社 「このままいったらあの牌をツモってしまう」 睡 「ははははは」 岩 「そもそもオレは見てないんだよね」 睡 「だから?」 社 「だーかーら?」 あ 「私まで見たっちゅーのに」 睡 「ポンしてみよう」(くだりポン) あ 「あ、ずれた」 社 「ずれたねぇ」 睡 「誰だ?」 あ 「え?オレ(睡眠王氏)に来るんでないの?」 睡 「あぁう!」 全 ―爆笑― 睡 「バッカでぇ〜あれぇ?なにやってんだオレ。バカか?もう…ふっちゃうよ?」
しかしその直後、岩茶氏が同じ牌をツモ切り。結局その牌は誰にもツモってもらえなかった。
睡 「あ…通った」 全 ―爆笑― 睡 「よぉし!アンパイいっこゲット!」 あ 「でもまた食いが入るかもよ?ロンが入るかもよ?」 社 「もう…目がチカチカしちゃってるからリーチ」 岩 「ロン」 あ 「あっ…ほら(笑)」 睡 「あっはは。ロンが入った」
■ 連続親マンフリコミ
半荘6回目。東場はわりと小場でとったりとられたりな感じだった。
ひとり満貫クラスをツモった岩茶氏がトップ目で南場へ。
南1局でも岩茶氏は社長から満貫をアガってトップを広げる。
南2局。好調の岩茶氏がリーチ。
しかし追っかけリーチの睡眠王氏に親マンをフリこんでしまった。
ここでトップ逆転。しかし南2局1本場でまた岩茶氏が満貫ツモってトップ再逆転。
岩 「くそぅ…2着目に直撃してしまった…」
そして南3局。睡眠王氏がリーチ。親のタイガー氏が追っかけ。数巡後。岩茶氏がタイガー氏のアタリ牌をつかむ。
岩 「えぇ〜イヤだぁ〜イヤだぁ〜アンパイ切りリーチ」 睡 「イヤだぁ〜って言ってリーチかよ…カンベンしてください」 社 「頼むから殴り合って」 またトップから落ちてしまった岩茶氏。
タ 「ロン。よし!」 睡 「よし!?」 タ 「リーチ白ドラドラドラ。裏が…」 岩 「やめてくれぇ〜」 タ 「あぁ…ダメでした」(裏なかった) 岩 「満貫」 睡 「親マン」 岩 「また12000…あぁ〜ためると持ってかれるぅ〜」
そして南3局1本場。岩茶氏が暗カン。タイガー氏がリーチ。
岩茶氏も追っかけリーチ。数巡後。岩茶氏がまたタイガー氏のアタリ牌をつかむ。
睡 「くっそーこのオヤジどもは…」 タ 「勝負ですね」 岩 「んふんんふん。勝負ですよ」 このときあひるは抜け番で、別部屋でテレビを見ていたんだけれども、
タ 「ロン。リーチドラドラ…(裏)ドラドラ」 社 「ははははははは」 岩 「ばかやろう!」 睡 「リーチドラ4丁」 岩 「あぁ〜…いやオレも…うわぁ…うわぁ…オレもイッキにドラ4になったと思ったのにぃ〜」 睡 「おも2うら2か」 タ 「はい」 岩 「えぇ〜なんぼ〜?いちまんにせんとか言う?」 社 「よかったじゃん12000で。もひとつのったら親ッパネやよ?あでも1本場だよ」 岩 「1本場までとるのか!」 タ 「はははは…」 社 「とるとる。ケツの毛まで」 岩 「ちょっとトイレ…」 睡 「オレも」 岩 「許さん!」 社 「岩茶さんなんぼになった?」(点箱をのぞく) 睡 「かなり少なくなったんじゃない?」 社 「1万点割ってそうだな」 睡 「おーっほっほっほっほっほ」
麻雀部屋の方が騒がしくなったのでそっちの方を見ると、
ちょうど岩茶氏がトイレに入るところで、目があった。
岩茶氏が悲しそうな苦笑いを浮かべていたのが印象的だった…
■ 猿雀王争い そのさぁ〜ん
半荘7回目はブットビラスの睡眠王氏。
仮眠をはさんで半荘8回目もブットビラス。だいたい150くらいの差、90くらい沈むと危ない、
岩 「睡眠王…危なくなってきたんじゃない?猿雀王」
今回ここまでの成績はちゃんと計算してないけどヘコんでる感じ。
そんなくらいの感覚でしかないもんで、実際どうなのかよくわからない。
でもこの2連続トビラスだけでも-90あるわけで…
睡眠王氏はすっかり静かになってしまった。
半荘9回目の南1局。睡眠王氏がリーチをかけ、ツモ。
ドラのが暗刻で、なんと裏ドラも
だった。
イッキに上機嫌の睡眠王氏。
睡 「あ!リーヅモいちにぃさんしぃごぉろく。倍満です」 あ 「きゃー!」 岩 「ただのリーのみじゃねぇかよオッサンよぉ!なんで倍満なんだよー!」 睡 「なんかねぇ、のる気がしたんだよ(笑)」 そのままトップキープで半荘終了。でかいトップをとった睡眠王氏。
タ 「残り2100です」 あ 「やってられません!残り6400です!」 睡 「はははは」 あ 「ダブル飛ばしの可能性も出てきましたけど」 岩 「親だし」 睡 「ダブル飛ばしは難しいなぁ…する気か!(笑)」 あ 「もう1回連荘しとく?」 睡 「そうそう。まず2000オールくらいで」 あ 「見下してるよね。完全に見下してる」 睡 「この席スゴイねぇ」 岩 「席か!」 睡 「そこの席は最悪だったもん」
超ゴキゲンモードで次の半荘に突入。この半荘10回目、睡眠王氏は3万超えの2着目でオーラスを迎えた。
睡 「また6万くらいに増えないかな」 あ 「でかいトップをとらせてしまいました」 社 「ホント?いかんいかん」 睡 「ドラろく出しちゃいました」 あ 「リーのみなのにね」 睡 「気持ちよくなっちゃった(笑)」
しかしダンラスだった社長にぴゅんぴゅんろくをぶち当て、
その後あひるのザンクはヨンパーにフリこみ、ラスに落ちてしまった。
■ 開けっぱなし
半荘10回目で抜け番の岩茶氏が飲み物を買いに外へ出て、
しばらくして戻ってきて、観戦しながらこう言った。昼間だったとはいえ、マンションの一室がドア開けっぱなしで、
岩 「気づかなかったんだけどさ、ここ出てくとき、ドア開けっぱなしで出てっちゃったかもしんない」 あ 「えぇー?岩茶さんよくやるんですよ。ここ来てひとりで入ってくるとき、だいたい開けっぱなしになってるんですよね。うちのドア勝手に閉まんないから」 岩 「閉まんないんだね」 あ 「って前にも言いました」 岩 「うん…そうだったっけ」 睡 「帰れ!…帰るときも開けっぱなしで帰る?」 社 「いいよ別に。ちゃんと閉めておくから。内側からカギかけて」 あ 「入れないように?」 睡 「あははは。さっきも閉めときゃよかったかな」 岩 「だって帰ってきたときにさ、ドア開いてるから。誰だ開けっぱなしのヤツはって…」 あ 「あっじゃあまさにじゃん!自分以外に誰がいると思うんですか!」
中からジャラジャラ牌の音がしてたらみっともいいもんじゃないでしょーに。次からはどうか気をつけていただきたい。
岩 「半分くらい開いてるんだもん」 あ 「信じられない」 岩 「………」 あ 「しんっじられない!」 岩 「へっへ…ごめんなさい」 睡 「ふっ…」 岩 「なんとなく普通に閉まるような感じで…そうだよな、ドアを閉めるっていう動作がオレの中に入ってないかもしんない」 社 「外で暮らせ」 岩 「なんでそこまで言われなきゃなんないんだよ」
■ オレのおかげ
半荘10回目。
開けっぱなしを怒られた岩茶氏は、タイガー氏のうしろで観戦していた。社長が見てるとアガれないとかあひるが見てるとアガれないとか、
岩 「よし、オレがうしろで見てるからにはアガるぞ!」 タ 「はい」 岩 「オレは社長家とは違う」 社 「………はい」 岩 「へっへっへ」 睡 「電車あるから帰っていいよ」
それをふたりとも自覚してるっつーか、そんな感じだったんだ。
やだねーこの貧乏神夫婦は。
そしてタイガー氏がリーチ。追っかけた社長がアタリ牌をつかんだ。しかしそのあとも…
岩 「よし!じゃあいまのはオレのおかげっていうことで」 睡 「恩着せがましいなぁこのオッサン」 岩 「ここが社長家とは違うところだ」 あ 「社長家は恩着せがましくないもんね」 岩 「社長家はうちのせいだうちのせいだ言ってるじゃない。社長家はアガれない方にいくからだよ」 社 「つかさ、ここで観戦してない?」(窓の外を指す) 全 ―笑― あ 「これでもあの…落ちるよ。エアコン用のベランダだから」 社 「うるさいしさ、ドア閉めないからさ、ここで観戦してていいよ」 岩 「…静かにしてますから。すいません」 次回の岩茶氏の観戦席は決まったな。
タ 「リーチツモタンヤオドラいち。裏…2」 岩 「よし。やったーさすが。オレがうしろで見てるだけある」
■ 3チャンス
半荘10回目のとある局にて。睡眠王氏がリーチ。ちょっと悩んで無スジを力強く通した社長。
社 「参りましたね…ぜんぜんアンパイ残してなかったよ」 あ 「同じく。わっかんないなーあれ」 社 「ひとつだけは…さ、メンツ崩せばいけるんだけど…これやっちゃうとどうにもなんなくなっちゃう」 うっすいカベ。かなりツボだった。
あ 「なんかビシッと通してくれたので」(合わせ打ち) 社 「とりあえず七筒1枚のカベ!」 あ 「い、1枚カベ?さんチャンスぅ!?」 全 ―爆笑― あ 「聞いたことないよ!すごいな!アンタすごいな!」 全 ―爆笑―
■ 猿雀王争い そのよん
半荘11回目。オーラスで睡眠王氏はほぼ原点持ちの3着だった。
ダンラスのあひるがリーチをかけ、睡眠王氏が追っかけ。
アタリ牌をつかんで倍満放銃。睡眠王氏はラスに落ちてしまった。またしゃべらなくなってしまった睡眠王氏。
岩 「睡眠王…これ猿雀王無理になってきたんじゃない?」 あ 「ヤバげな状況になってきたよね」 岩 「ヤバげだよ。あでもでかいトップ1回とってんだな」 あ 「あれだけ回数の少ないひとがとるっていうのも、それはそれでおもしろいんだけどね(笑)」 睡 「………」 次の半荘12回目ではオーラスで睡眠王氏が連荘し逆転トップ。
社 「睡眠王が…なに?ちょっと悲しくなってきちゃったの?」 睡 「………」 社 「いまラス誰だったの?」 岩 「睡眠王」 睡 「………」 社 「だいじょぶだよ。睡眠王。雑草だから。オレ絶対睡眠王がトップとると思うな」 睡 「………」 あ 「あんまりいじらないで。そっとしといてやって(笑)」 岩 「へっへっへっへっへ」 睡 「………」 機嫌も直った半荘13回目。
睡 「これで猿雀王に近づいたかな。ちょっとだけ」
南入したところで睡眠王氏からラス半宣言が出た。
いよいよこれが運命の半荘となる。
そしてオーラス。流れ1本で親はタイガー氏。
社長37000、あひる31200、タイガー氏15200、睡眠王氏14600。
睡眠王氏はラスを引かなければ的な状況だったんだと思う。しかしトップの社長がダッシュで逃げ体勢。
睡 「あひるさん、悪いけど思いっきりジャマするから」 あ 「あはははは」 睡眠王氏はドラポンを含む仕掛け。そしてタイガー氏がリーチ。
社 「南ポン!」 睡 「ダブ南か…1飜でいいのに」 タイガー氏が切っていた
社 「くぅー!それはダークホースだよ」 睡 「オレは突っ走るよ」 のスジで
を切った社長。
これが大当たりでリーチ一通の7700は8000。この一打で社長は2着に落ちてしまった。
睡 「ブラック!ブラック!」 社 「いやぁ…参りました」 あ 「ダークホース?あーんどブラック?」 社 「ダーク&ブラック!」 タ 「はははは…」 睡 「あ、なんかかっちょいいな(笑)」
しかし親はタイガー氏なのでまだ終わらない。
なんでもいいからアガってトップ守りたいあひる…だが手にならない。
社 「なんだかなぁ…配牌悪し。ツモ悪し」 全 ―笑― 社 「でもあれだよな。半吉の1年はこんなもんだったってとこだよな」 あ 「なんでもうまとめに入っちゃってんの?」 全 ―笑― あ 「まだぜんぜんチャンスあるんですけど。総括?」 社 「総括モードに入りました」
とにかく連荘したいタイガー氏と、ラス脱出が難しくなった睡眠王氏。
そしてひとり総括モードに入った社長…と思ってたんだけど。
タイガー氏と睡眠王氏が急に仕掛けを入れてなき合戦になり、
睡眠王氏のふたつめのポンで出てきたドラのに…
再逆転で社長トップ。
社 「ロン」 あ 「お!おぉ!?」 タ 「あ」 睡 「あぁぁ…」 社 「チートイドラドラ。ロクヨンの2本だから7000」 これで最後の半荘が終了。
睡 「ラス…か」 あ 「んードラかぁ」 社 「黙ってました。ぺろっと出てくるの待ってました」 睡 「はっちゃったんだもん。ホンロートイトイ」 あ 「ホントだ。そりゃ切っちゃうよ」
今年最後の一打は睡眠王氏が社長に打ったドラのだった。
■ そして終幕
睡眠王氏が集計作業にとりかかる。
しばらくすると、社長の笑い声が聞こえてきた。なんと逆転でかめ吉氏がトータルトップ。その差はたったの3。
あ 「なに?結果出た?」 社 「なんかね、133の差だったのが、136でひっくり返ったって」 あ 「え!ってことは?」 社 「かめ吉くん逆転トップ」 あ 「うわー!いまの半荘か!」 社 「最後の一萬だよ(笑)」
睡眠王氏を見ると、なんかもう抜け殻のようになってた。そしてもうひとつ、社長の「送っていくからもう1回やんなよ」というセリフ。
社 「何点差なの?トータルで」 睡 「…3点差」 あ 「去年より僅差なのかー!」 社 「3点差ってことは3千点?」 あ 「リー棒3本だ」 社 「やっぱり最後のロクヨンなんだよ」 あ 「あのドラ切りかぁ」 社 「ドラ1枚に泣いた」 あ 「あっははははは」 睡 「…たましいが…ぬけた…」 あ 「まさかこんなエンディングを迎えるとは」 社 「うん」 あ 「これでかめ吉くんがね、たった半荘3回でも来てやって帰った意味があったね」 社 「そうそうそうそう。ホントだよ」
これも大きな意味があったということになるかな。
あの大三元がアガれていればまた違ったろうに…
最後のチートイドラドラをアガったのも社長だし、
今回社長はかなりのキーパーソンだったって気がしないでもない。
…って大三元アガれなかったのは社長のせいなのかよ!
爆睡していて結末をまったく見ていなかった岩茶氏がヒトコト。睡眠王氏にとっては痛恨の一撃だったに違いない。
岩 「今年の最後の一打はなんだったの?」 睡 「………」
最後は睡眠王氏からのまとめ。うまいことまとまったところで、今年の麻雀はこれにて終了。
睡 「今年の麻雀は…今年のジャイアンツと同じ」 社 「なんだよそれ」 睡 「最後に…日本一を逃しちゃった」 全 ―爆笑― 社 「西武ファン」(自分を指さす) 睡 「ああぁぁ…やられた!」 全 ―爆笑― 社 「でも勝ったのは…」 睡 「阪神ファン」 全 ―爆笑―
■ 睡眠王とその仲間たちのくだらんダジャレコーナー
か 「おぉう!」 睡 「山脈」
あ 「くく…」 睡 「36…あ81だ」 あ 「九九36って言ったの?いま」 か 「ずいぶん少なくなりましたね」 あ 「四の段か?」 睡 「しくしく…」
岩 「ポン」 睡 「えぇっ?」 岩 「ん?なにか?」 睡 「いや…好きにすろ。好きにスロバキア」
睡 「アンパイが増えん!フエン酸だ」
社 「困っ…たね」 睡 「ぶー」(コマンタレブー)
あ 「なんか違うんだよねぇ〜」 睡 「御徒町」 あ 「御徒町?どこから引っぱってきた?」 睡 「なんかちがうんだよねぇ」 あ 「うわ遠いだろそれー(笑)」 睡 「ははは、遠方から来ました」
あ 「いってるねぇ社長」 社 「スジだもん。スージーさん」 あ 「誰だよ!(笑)」 睡眠王氏がしょーもないダジャレを言ったあとの会話。
岩 「イテェ…右腕がコッキンコッキンいってんだよね」 睡 「胡錦涛」
あ 「かなりの低レベルだよね。今日の気温くらいの…」 睡 「はっはは…うっせぇ!」 か 「寒い日には睡眠王さんのダジャレですねぇ〜」 あ 「いっそう冷え込むよねぇ…芯から冷える」 睡 「こいつら…」