猿13:四十一歳の春だから♪
(TVアニメソング祭…だったな)

2002年 10月 4日 金曜日

緑一荘206 にて


記 録 表         (x...ブットビ x...ヤキトリ)

岩茶 (ア) あひる はぐれ猿 りんご
1  -16  1  43      -28
2      0  -25  -15  40
3  46     x -15  -26  -5
4 x -45    7  -20  58  
5 xx -40  -12      3  49
6    49  -15 xx -42  8  
7   xx -46 x -11  45  12  
8    -11  38  6  -33  
9  -38  67  3 x -32    
10  -5  -15  -28    48  
11    5  34  -10 x -29  
12  63   x -27  -3 x -33  
13  38   x -34  7  -11  
14  2    41  -27  -16  
15  -23    41  0  -18  
賞罰 xxx xx xxx xxxx xx  
合計 -18 38 92 -116 -52 56
ドラ大賞:りんご
「リーチ・白・表ドラ3・裏ドラ1」親跳満
ドラ大賞:はぐれ猿
「リーチ・ツモ・東・表ドラ3・裏ドラ2」親倍満
ドラ大賞:(ア)
「リーチ・タンヤオ・一盃口・表ドラ2・裏ドラ2」跳満
ドラ大賞:岩茶
「リーチ・ツモ・表ドラ1・裏ドラ3」跳満
ドラ大賞:はぐれ猿
「リーチ・ツモ・白・表ドラ1・裏ドラ3」跳満
一発大賞:あひる
「リーチ・一発・ツモ・平和・タンヤオ」
一発大賞:はぐれ猿
「リーチ・一発・ツモ・平和・タンヤオ・三色」
一発大賞:(ア)
「リーチ・一発・ツモ・平和・表ドラ2」
一発大賞:(ア)
「リーチ・一発・ツモ」
一発大賞:岩茶
「オープンリーチ・一発・ツモ・一気通貫」

最近の社長の口癖は「知らない」である。
普通だったら「おぼえていない」「忘れた」と言いそうなことも、すべて「知らない」と切り返す。
まーそれはいいとして、先日、これは絶対に変だろうという使い方をしてくれた。
おでんを食べていた時の会話である。
社長  「ちくわぶを知らない人って、けっこう多いんだな。」
あひる  「へー、そうなんだ。誰が知らないって?」
社長  「いや、知らない。」
たぶん、会社で「ちくわぶを知らない人が多い」という話題でも出たのだろう。
その場で「ボク知らない」「ワタシ知らない」とか言う話じゃなく。
でも、これはちょっとあんまりだと思うのだ。
…会話が続かんぢゃないか…
なんて話はどーでもいいんだけど、前回の結果に書いた「特定の敵を作ったら穴2つ」だが、
これはちょっと当てはまらなかったように思う。
相手も引きずり込んでこその「穴2つ」だ。
前回は引きずり込むどころか、相手は無傷なうえにかなりの浮き。
自分用に「墓穴を掘っていた」だけな気がする。
さて、仕事が忙しくてなかなか夏休みがとれなかった社長であったが、
9月の終わりにやっと9日間ほど休暇をもらった。
ところが夏休み中とは言っても、2日ほど家で仕事をしたいと言うのである。
そこでまず前半は2人で旅行することに決め、
後半の週末はあひるだけ岩茶さんの家で麻雀をしてもよい、ということになった。
岩茶さんに確認をとり、セッティングをお願いしておき、旅行へでかけた。
旅行先では土砂崩れが起きたり、車がパンクしたりと、
いろいろなことがあったのだが、ここでは省略。
麻雀の当日。岩茶さんからメンツの報告があった。
岩茶さんとあひるの他に、(ア)さん、さん、はぐれ猿さん、りんごさんが来ると言う。
睡眠王の弟子さんにも声をかけていたらしいのだが、
「最短で深夜1:00、最悪で朝7:00まで仕事」と言われたそうだ。
しかしあのりんごさんがまた参加してくれるとは。ちょっとびっくり。
となると、Kさんにも連絡をとるべきか?と思って電話をかける。
出てくれないので、メッセンジャーで呼びかけ。こちらも反応なし。
仕方なく、連絡事項だけ送信しておいたが、Kさんからの連絡はなかった。
緑一荘206に到着するまでの間にもいろいろゴタゴタとあったのだが、
まー別に面白くもないんで省略。さて全員そろったとしてしまおう。
まずいきなり睡眠王の弟子さんから電話。朝まで仕事が終わりそうにないとのことだった。
岩茶さんの携帯電話にかかってきたのだが、かなり残念そうに
来週はやらないんですか?」と聞いてきたらしい。
さすがに来週のことまではわからん」と答えておいたそうだ。
今回、TVアニメ主題歌のCDを持参して行った。
1963年から2002年までの作品、TVの再放送などから録音して集めた大作だ。
我ながらバッカじゃないの?と思いたくなるコレクションである。
麻雀をしている間、これをBGMとして流しまくったのだが、
みんな、知っている歌が流れると思わず口ずさんだりして、思いのほか好評だった。
この6名、最年少から最年長までは17年ほど差があるわけで、それぞれ守備範囲が微妙に違う。
そんな中、(ア)さんの守備範囲の広さにびっくり。
「魔法使いサリー」「花の子ルンルン」のオープニングあたりは朝飯前って感じで、
エンディングまでもそらで歌う。しかもカンペキ
んー、負けた!と思った。(なにが?)
半荘3回目のはぐれ猿さん。
残り100点から粘りに粘って、1万点以上盛り返すという場面があった。
結局ラスになってしまったが、見事な追い上げであった。
この流れがつながったか、次の半荘4回目では大きなトップ。
「対々和三暗刻ドラ3」をツモった時には、(9)をポンしていたことと、
たまたまその時のBGMが「銀河鉄道999」だったことから、
999(スリーナイン)効果だ!」と盛り上がった。
この時、後ろで見ていた抜け番のりんごさんが、「セオリーどおりの打ち方ですね」と言った。
これを聞いてはぐれ猿さんは、「ちょっとボク、鼻高々なんだけど」と照れていたのだが…。
半荘が終わった時に、「やっぱりよくわからない打ち方でした」と言われ、ガックリしていた。
この半荘4回目、なんと全自動麻雀卓にトラブル発生!
牌のセッティングが途中で止まってしまうっぽいのだ。
天板を開けてのぞき込んでみるが、原因はよくわからない。
どうやら磁石のついたリングに動力が伝わっておらず、回るべきものが回っていないらしい。
そのリングを手でムリヤリ回せば、止まらずに動作することがわかった。
しかたなく、一局ごとに天板を開け、手で回して続行することにした。
ここからは半荘1回にとてつもなく時間がかかることになってしまった。
(それでも手積みよりは楽だと思うけどね)
この「半」自動卓で、2〜3回は打ったかな。
今回はチョンボが多かった。
さんとはぐれ猿さんのフリテン、(ア)さんのノーテンリーチ。
そしてりんごさんの役ナシチョンボ。
このりんごさんのチョンボは、あひるが抜け番の時のことだったんだけど、
ちょうどりんごさんがバンバン連荘していて、自力で5本場にした時だった。
岩茶さんが切った牌に「ロン。タンヤオのみです」と言ったりんごさん。
思わずあひるが「あれ?リャンシバじゃないの?」と言ったことでチョンボとなった。
他は誰も気づいていないようだった…。(ホントかよ
しかしこれ、観戦者が口を出すなんてのはやっちゃいけないよな。かなり反省。
あひるが指摘した時りんごさんは
「あ、5本場からはリャンシバになるんですか
と言っていたため、もしかするとルールを把握していなかったのかもしれない。
でも、5本場リャンシバって一般的だと思っていたんだけどなぁ。
直前にりんごさんが「役満ご祝儀いくらですか?」と聞いていたので、
八連荘を狙っていたのかもしれない…。
そう考えると、かなりかなりかなり反省。すみませんでした。
※後でりんごさんは「普通、5本場からはリャンシバですよね」と言っていたらしいので、
ちょっとだけ罪悪感が薄らいだ…。
さて、じゃあリャンシバだよってことで続行になったわけなのだが…。
リャンシバの場合、「リーチ・ツモ」はいいけど「リーチ・一発」はダメ。
これは納得。でもりんごさん曰く、
「じゃあ流局時のテンパイも、二飜確定じゃないとダメですよね?」
あひるの認識では、リャンシバ時の流局テンパイ形は一飜あれば認められると思っていた。
しかしりんごさんは「一発がダメならそれもダメなはずです」と言う。
猿雀王位戦ルールでは、形式テンパイをアリとしている。
一飜シバリ時に形式テンパイが認められるならば、
二飜シバリ時には一飜確定していればいいのでは?
少なくとも、今までずっとそのつもりだったし、疑ったこともなかった。
しかしりんごさんは納得しない。「珍しいルールですね」と言われてしまった。
形式テンパイを認めるというのは、ハイテイや嶺上開花、槍槓でならアガれるからだという理由がある。
リャンシバの場合、一飜あれば同じ状態になるのではないか?
これを主張するとりんごさんは、
リャンシバだとそれもダメなんですよ
と言った。リャンシバだと「役牌+槍槓」だけのような形ではアガれないと言うのだ。
えええ〜???自信なくなってきた。
つーか、仲間うちでしか囲んでないあひると、フリー行きまくっているりんごさんじゃ、
どう考えてもりんごさんの方が説得力あるよな。
りんごさんが「そちらのルールでやりましょう」と言ったので、議論はここで止まった。
しばらくして、どーーーしても納得できないあひるはこう言ってみた。
「リャンシバで、リーチツモに賭けてリーチした場合、流局したらノーテンチョンボになるの?」
りんごさんは「あっ、それはおかしいですね。うーん、どうなるんだろ」と言って、
しばらく悩んだ後、「今度、調べてみますね」と言っていた。
※後日、社長経由で「そちらのルールが正しかった」と伝言があった。
調べてくれたのかな?ありがとう。
半荘5回目が終わったところで、りんごさんは帰ることになった。
岩茶さんが車で送っていく予定だったんだけど、どーやらモーレツな眠気が来たらしい。
りんごさんはひとりで帰っていったけれど、迷わなかったかな?
岩茶さんは本気で眠かったらしい。
「アガるためにまずは申請書かかなきゃとか思ってた」
と言っていた。
この時の岩茶さんの顔は、メガネをとられたのび太のようであった。
半荘8回目が終わったところで、あひるさんが限界。仮眠をとることにした。
2時間ほどして、誰かに起こされた。
起きてみると、なんと全自動麻雀卓が動いている!
岩茶さんとはぐれ猿さんがあれこれと試行錯誤して、なんとか動くようにしたらしい。
粘着テープなどを使っての応急処置程度だとは言っていたけれど、お見事である。
はぐれ猿さんは仕組みをかなり理解したようで、「作れるかもしれん」と言っていた。
(いくらなんでもそれは言い過ぎ。)
めでたく「全」自動卓にもどり、麻雀再開。
ちょうど「元祖天才バカボン」のエンディングが流れていた時のことだった。
岩茶さんがこれにあわせて歌っていたのだが、
よんじゅ〜ういっさいのは…ふごっ!?
突然岩茶さんが意味不明な声を発し、そして固まった
牌をツモって来たままの格好で、ワナワナ震えている
「どうした?」と聞くと、「いや、なんでもない」と言い牌を切ったが、明らかに動揺している。
「フリテンで役満でもハッたのかなぁ」なんて思っていた矢先…。
オレって………バカボンのパパより年上だったんだ…。
一同大爆笑である。
しかし岩茶さん本人はかなりショックを受けている様子。
いつのまにかバカボンのパパの年齢を上回っていた。
何気なく口ずさんでいた歌で、それに気づく…。確かにショックかもしれん。
土曜の夜、半荘11回目が終了したところで(ア)さん帰宅。
いつもならここでお開きになるところなのだけれど、卓トラブルなんかもあったし、
まー要するにもっとやりたかっただけで(あひるが)、続行することにした。
岩茶さんが(ア)さんを送りに行っている間、はぐれ猿さんとさんが囲碁をやることになった。
はぐれ猿さんたちは囲碁サークル「へっぽ碁(へなちょ碁だっけ?)」を結成しており、
そこにさんを誘い込もうとしていたのかもしれない。
初心者のさんに丁寧に教えながら打っていた。あひるはこれを観戦。
あひるも囲碁には興味あるし、ちょっとやってみたりもしたけど、
わかんないことだらけでまだまだ入っていけないんだよなぁ。
岩茶さんが戻り、囲碁の終了を待って麻雀再開。
半荘4回ほどやってから、とりあえずみんなで仮眠。そのままお開きということになった。
起きて片づけを済ませ、みんなで食事に行って、解散。
さんとあひる岩茶さんに家まで送ってもらった。
さて、ここでまたトラブル発生!
岩茶さんの日記を読んで知っている人もいるかもしれないけれど…。
でも岩茶さんとあひるの記憶には少し違いがあるのだ。)
あひるの家の前についた。駐車場を見ると車がない。社長は出かけているらしい。
んで、岩茶さんに「おつかれさま。ありがとね」と言い、荷物をとろうと後部座席を見た。
この日は荷物がかなり多く、助手席からとるのはちょっと無理かと思われた。
小さく「荷物…」と言いながらドアを開け、車を降りた。すると後ろから車が来ているではないか。
あひるの家の前は、細い路地になっていて、岩茶さんはど真ん中に停めていた。
このままだとかなりジャマになってしまう。
そこで「後ろから車来てるよ。とりあえずドア閉めるね」と言ってドアを閉めた。
岩茶さんは無言でうなずいた。(とあひるは記憶している。)
この時あひるは、「とりあえずウチの駐車場に入ってくれるかな?」と思った。
しかし岩茶さんは入らなかった。
ちょっと端に寄ってやり過ごすかな?と思った。
しかし岩茶さんは端に寄らなかった。
じゃあ、先にある空き地の前で停まるかな?と思った。
しかし岩茶さんは停まらなかった。
そう!停まらなかったのである!
さすがにヤバイと思ったあひるは、大声で岩茶さんの名を呼んだ。
しかし、30メートルほど先まで行ってしまった岩茶さんには聞こえもしなかっただろう。
そこであひる大きく手を振りながらジャンプした。
これももし見えたとしても、「さよーーならーーー!」としか映らなかっただろう。
岩茶さんの車は、先の角を曲がって見えなくなってしまった。
あわてて追いかけた。
聞こえもしないのに「いーわーちゃーさーーーん!」と叫びながら。
途中、犬の散歩をしていたおじちゃんが、何事だろうという顔をして見ていたが、
こっちは必死である。かまっちゃいられない。
先回りして大通りの見えるところまで行き、最後の賭けに出た
岩茶さんの車が路地から大通りに出てきたところで、なんとか気づいてもらう。これしかない。
そして。
来た。岩茶さんの車だ。思いっ切り手を振る
いーわーちゃーさーーーん!
………。
ダメだ。まっすぐ前を向いて行ってしまった。
さてどーしよう。
とりあえず家の前まで戻ろうと、歩き始める。
また犬の散歩のおじちゃんに会うと恥ずかしいので、ちょっと遠回りして帰った。
家の前まで戻ってきて、しばらくは途方に暮れていた。
荷物はすべて車の中である。
家の鍵がないので、家に入れない
携帯電話がないので、誰かに連絡をとることもできない
お金がないので、公衆電話も使えない
しばらく考えていた。
後部座席の荷物に気づいてくれるのでは?
この線はすぐに消えた。なんせ岩茶さんだ。気づくわけないだろう。
自分の携帯電話を鳴らせば気づいてくれるのでは?
いやこれも同じだろう。後部座席で音が鳴っていても気づくとは思えない。
だいいち、電話をかける手段がないのだ。
ここはひとつ、岩茶さんが気づいてくれることを祈りながら、社長の帰りを待つしかない…。
そんなことを考えながら、30分くらいはたっただろうか。
ふと、「どこかで電話を借りる」ことを思いついた。(遅い!!)
とりあえず、近所のガソリンスタンドで電話を借りよう。そして…。
ここで問題にブチ当たった。
岩茶さんの携帯電話の番号なんて暗記していない…。
携帯電話を使うようになってから、電話番号を暗記しなくなってしまったのだ。
これは携帯電話の罠だ、と思った。
さっきも書いたように、自分の携帯電話を鳴らしてもムダだろうし、
できれば確実に連絡をとりたい。何度も電話を借りに来るのはちょっとイヤだ。
岩茶さんの自宅の電話番号なら暗記してるんだけど、いつ聞いてもらえるかわからん。
ええと、あと暗記している番号は…。
社長の番号ならわかる!
社長に電話して、岩茶さんの携帯電話にかけてもらおう。これなら確実だ。
ガソリンスタンドに走った。
「すみません、裏に住んでる者ですが、ちょっと事情がありまして、電話を貸していただけないでしょうか」
後で料金を払いに来ますから、と言ったところ、スタンドの店員さんは快く
「そんなの、いいですよ〜」と電話を貸してくれた。さっさとこうしときゃよかった。
さっそく社長の携帯電話の番号をプッシュ。コールが鳴り、出た。
事情をおおざっぱに説明したところ、「はぁ?どういうこと?」と不機嫌な声。
3日間も遊ばせてもらってる後ろめたさもあったが、気にしてる場合じゃない。
なんとか理解してもらえたようで、岩茶さんへの連絡を引き受けてくれた。
スタンドの店員さんにお礼を言って、家の前まで戻る。
しばらく待つと、岩茶さんではなく社長が戻ってきた。
なんとあひる荷物を持っているではないか。
岩茶さんに連絡をとった社長は、会える場所を指定し、荷物を受け取ってきてくれたのだ。
いやぁ感謝感謝。
ホント、どーなることかと思ったが、なんとか一件落着。よかったよかった。
そんなこんなで、少なくともあひるにとっては非常に濃ゆい週末であった。
普段の5倍は疲れたな。